●第43回 読売マイラーズカップ(G2)● 4月22日京都11R 芝1600m、国際、別定、指定 4月21日更新 変更点 2回阪神8日→3回京都2日(1週繰下)、WIN5発売、賞金減額(5800→5500)、別定規定変更
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 今年からアンタレスSとポジションを入れ替え、1週繰下げられた。 そのアンタレスSは前年1着馬ゴルトブリッツが快勝したが、そこから考えたい。 前年から日程と開催地が変更されたのみならず、前年1着馬のシルポートが出走する今回。 このようなレース、今年はこれまでに中日新聞杯、中山牝馬S、アンタレスSの3つ。 中日新聞杯は前年1着馬が惨敗したが、他のレースは連覇。 何が違うのかというと、施行条件の変更有無と考えられる。 中日新聞杯は3歳上→4歳上となったが、他の2レースはそのまま。 そうなると、基礎重量を1K切り下げた変更のあるここでは、シルポートの出番なしとも受け取れる。 さらに、今年の出馬表を見ると気になることが。 1年以内のG1勝ち馬は2K増、G2馬(1年以上前のG1馬)は1K増の別定規定だが、2K増馬3頭に対して1K増はゼロ。 2K増ゼロはよく目にするが、2K増あれど1K増なしというレースはめったに目にしない。 このレースがグレード別定戦となってからは初めてのことだが、同様のケースは数少なく、03年以降では6例のみ。
上表を見れば明らかだが、2K増の馬が入った枠が連対。 そうなると今回は7枠か8枠ということになる。 この両枠なら、再現不能となった春季番組安田記念勝ちのあるリアルインパクトよりも8枠2頭を上と見たい。 そのため、今回の◎は前走G1勝ちのエイシンアポロン。 相手だが、今年からリニューアルされたと扱えば、これまで全く出番のなかった条件上がりを狙う手はある。 そこで、唯一オープンにすら出走歴のないドリームバスケットを相手筆頭。 後は、◎と同枠のグランプリボス、2K増が同枠に入ったダノンヨーヨー。 この4頭でまとめたい。 【 買い目 】 馬連ボックス 計6点 【 結果 】 1着 -- 17 シルポート(3人気) 2着 -- 03 ダノンシャーク(6人気) 3着 -- 06 コスモセンサー(7人気) ----- 13着 ▲ 18 グランプリボス(11人気、1着同枠) 14着 ◎ 16 エイシンアポロン(4人気、1着同枠) 15着 ○ 10 ドリームバスケット(12人気) (騎手変更:10 ドリームバスケット 56武豊→56藤岡佑) 【 再考 】 「2K増あり、1K増なし」 ここから、2K増馬の枠に出番が来ることは正解。 問題はそのあと。 考察でも触れたが、「開催地変更戦」「前年1着馬出走」。 この2点から、前年1着馬シルポートの同枠馬の出番とみて予想したが、シルポート自身に出番が来た。 出番の来た中山牝馬S、アンタレスS。来なかった中日新聞杯。 この違いは、中日新聞杯が「3歳上特指秋季番組→4歳上春季番組」という条件変更を受けているから。 ここまでの解釈で済むことでした。 深入りして別定規定変更で同枠馬までになるのでは?と考えたことが失敗です。 とはいえ、2着馬が無印ではどうしようもないのですが……。 |