●第50回 スポーツニッポン賞 京都金杯(G3)● 1月5日京都11R 芝1600m、国際、ハンデ 1月4日更新 変更点 WIN5発売、賞金減額(4300→4000)、JRA2連福対象
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 中山金杯の項でも触れましたが、当サイトをご覧の皆様方、あけましておめでとうございます。 本年もブログ、Twitterとあわせてご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。 さて、今年は売上低迷もありG1以外の賞金が大幅に削られた。 このレースも削られたが、マイル以下の古馬G3は一律3800万に対して、このレースは4000万といまだに優位性を保っている。 施行日が基本的に毎年1月5日で固定されることと合わせて、一種独特な形態として受け取る必要があるだろう。 今年の京都金杯は11歳馬(!)マヤノライジンの出走で、昨年同様に空白世代が生まれるレースとなった。 あえて高齢馬を出して、こういう形の出馬構成を作ったことは、当然何らかの意味があってのことだろう。 出走馬の年齢構成に空白世代が生まれた年は、07年、昨年とあるが、ともにマイル戦実績馬に出番が来た。
連対馬4頭はいずれもマイル戦が直前加算。 該当馬は、アスカクリチャン、ブリッツェン、ショウリュウムーン、シルポート、アスカトップレディと5頭。 OPでの加算歴を求めてくるのならば、アスカ2頭を消して残り3頭となる。 本来なら、重賞2着プラスアルファでマイル実績がほしいが、残念ながら該当馬がいないため、その3頭から考えたい。 そのうち、ブリッツェンの阪神ダービー卿CT勝ち、シルポートの阪神マイラーズC勝ちは再現不能な重賞実績。 一方、ショウリュウムーンは賞金面以外では実質条件継続となる京都牝馬S、ポートアイランドS勝ち。 しかし、京都牝馬Sはここと合わせて年に2度しかない京都の非角指定日(地方騎手騎乗不可)に設定された重賞。 それを勝っているうえに、3歳時にマイル重賞(チューリップ賞)を勝ったという点では一致する。 そのため、上位3頭ボックスを本線とするが、この馬に◎を入れたい。 相手はG2勝ちを評価してシルポートを上。 押さえに前年3着、古馬G1歴のあるライブコンサート、3歳G1出走歴のあるマイネルラクリマ、サダムパテックを。 【 買い目 】 馬連 ◎流し、8-15 計6点 【 結果 】 1着 × 04 マイネルラクリマ(3人気) 2着 -- 07 ダノンシャーク(2人気) 3着 -- 16 アスカトップレディ(10人気) ----- 4着 ◎ 09 ショウリュウムーン(4人気) 9着 ▲ 08 ブリッツェン(9人気、2着同枠) 16着 ○ 15 シルポート(5人気) (発走時刻変更 15:45→15:46) 【 再考 】 1600万勝ちのダノンシャークが2着に突っ込んだところを見る限り、見立てが違っていた。 マイル戦歴にこだわったことも失敗のもと。 本編であげた、07年2着エイシンドーバー、11年1着シルポートは「前走1着馬」。 この時点で残るはアスカクリチャン、ダノンシャークの2頭だった。 同枠馬が何もしていないオースミスパークとダービー卿CT勝ちのブリッツェンなら後者という選択肢もあっただろう。 さらに勝ち鞍はあるが、G3で2着がオープンでの最高歴。 そんな馬は、白百合S1着、ラジニケ賞2着のマイネルラクリマのみ。 いずれにしても、マイル歴にこだわったことが失敗だったが、マイルG1連対枠入り馬や、前走マイルOP勝ち馬が不在。 こういう顔ぶれから何かを変えてくると受け取ることができなかった以上、完敗の結果はやむを得ない。 |