●第105回 農林水産省賞典 京都記念(G2)● 2月12日京都11R 芝2200m、国際、別定 2月8日週中考察更新 変更点 WIN5発売、賞金減額(6400→6000)、別定規定変更
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 賞金が減額されたことで先月のAJCCと同じ構成となった。 中2週で、距離も賞金も別定規定も全く同じG2をわざわざ行う必要があるのか?という疑問がある。 これに関しては、もう少し考えてみたい。 まずは、昨年と同じことから触れてみたい。 前年から何らかの変更が行われた年は、同じ冠がついたレースで連対歴を持つ馬に出番が来る過去がある。
しかし、今年は直前1年間に同じ「農林水産省賞典」の副題戦で連対した馬はいない。 拡大解釈しても、前年2着同枠のロードオブザリング、昨年の福島記念2着同枠のゲシュタルトの2頭。 該当馬ゼロの08年は年明けに賞金を加算した両アドマイヤで決まっているが、今年はそのような馬もいない。 ところで、先のAJCCは1番人気となったルーラーシップが制した。 この馬は前年の金鯱賞勝ちで1K増の57K。 基礎重量が1K軽くなったことで、これまでになかった増量57K馬を大いにアピールしたことになる。 ならば、こちらではどうか? 昨年の天皇賞馬ヒルノダムールが、AJCCにはいなかった増量58K馬として出走する。 ルーラーシップが1K増馬を、ヒルノダムールが2K増をそれぞれ表明する象徴として使い分けることも考えられるだろう。 (ここまで2月8日更新) そのため、単純だがそのヒルノダムールを◎としたい。 グレード別定戦に変更されてから4年間出番ゼロの2K増馬に役割を与えるのではないだろうか。 相手筆頭は前走G1連対馬となるダークシャドウ。 その後は3歳馬不在のAR共和国杯勝ちのトレイルブレイザー、青葉賞勝ちのウインバリアシオンの両G2勝ち馬を。 【 買い目 】 馬連流し 計3点 【 結果 】 1着 ▲ 03 トレイルブレイザー(5人気) 2着 ○ 01 ダークシャドウ(1人気) 3着 ◎ 03 ヒルノダムール(3人気) (参考:馬連1580円、馬単4810円、3連複1730円、3連単18600円) 【 再考 】 ヒルノダムールで大丈夫か?と気にしていたが、58Kにこだわりすぎて失敗。 保険で縦目を引いておくべきでした。 というのも、このレースはダークシャドウのような前走G1連対馬、しかも2着馬の出番。 そのときの相手はG2上連対歴保有馬。
裏を返せば、ダークシャドウから3点引けば取れたレース。 そして、AJCCとの違いを見せたことが1つ。 AJCC連対馬のルーラースップ、ナカヤマナイトにはWIN5発売戦での賞金加算歴がなかった。 その一方、京都記念はG2上連対歴を直近1年内に持つ5頭全てがWIN5発売戦連対歴あり。 58K出走馬と合わせて、違いはここということを如実に表した結果かと。 |