●第26回 中日スポーツ賞ファルコンステークス(G3)●
    3月17日中京11R 芝1400m、3歳、国際、別定、指定

    3月16日更新
    変更点 阪神7日1200→中京5日1400(時期不変)、賞金減額(3900→3700)
10 ニンジャ 56 藤岡康 05 トウケイヘイロー 56 後藤
02 ハクサンムーン 56 松山 07 ネオヴァンクル 56 川須
× 04 キングオブロー 56 大野 × 17 サドンストーム 56 勝浦

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
16回 02年 2名8芝12、3歳、混、別、特、2場     サニングデール
17回 03年 2名8芝12、3歳、混、別、特、2場 馬単・3連複発売 取消 ギャラントアロー
18回 04年 2名8芝12、3歳、混、別、特、2場     キョウワハピネス
19回 05年 2名8芝12、3歳、混、別、特、2場 3連単発売   カズサライン
20回 06年 1名3芝12、3歳、混、別、指 6月→3月、別定規定、特指→指定   タガノバスティーユ
21回 07年 1名3芝12、3歳、混、別、指 G3→J3   アドマイヤホクト
22回 08年 1名5芝12、3歳、混、別、指 3日→5日 5R⇔7R ダノンゴーゴー
23回 09年 2名3芝12、3歳、国、別、指 5日→3日、混合→国際
Jpn3→G3、外国馬別定規定追加
  ジョーカプチーノ
24回 10年 2名5芝12、3歳、国、別、指 3日→5日、賞金減額(4000→3900)   エーシンホワイティ
25回 11年 1阪7芝12、3歳、国、別、指、2場 中京5日→阪神7日 当日番組変更あり ヘニーハウンド
26回 12年 1名5芝14、3歳、国、別、指 阪神7日1200→中京5日1400(時期不変)
賞金減額(3900→3700)
   

【 考察 】
 今年から中京の1400に変更された。
 1ハロン伸びたことで、NHKマイルCやギリギリで間に合う桜花賞に対して、何らかの影響を今後は与えていくのだろう。

 しかし、レース自体を見ると、3月に行われるようになった06年以降は条件を据え置かれて行われた年が1度もない。

 さらに、[指定]競走となっているが、NHKマイルCへの優先権が付与されるのは2着以内の[地]のみ。
 そう考えると、JRA在籍馬にとってはある意味どうでもいいレースともいえる。

 3歳限定[指定]重賞で、連対しても後続のG1に[地]しか優先権が与えられないのは、ここだけ。
 その背景から考えると、2歳戦のデイリー杯、京王杯、東スポ杯、ファンタジーSと同じような立ち位置と受け取れる。

 デイリー杯を勝ったクラレント、ファンタジーS2着のアンチュラス、東スポ杯を勝ったディープブリランテ。
 当日の施行順変更があった京王杯2歳S以外は、同距離戦で賞金を加算したばかりの馬に出番がきた。

 今回の出走馬で前走1400m戦勝ちは大外枠のレーザーインパクト。
 しかし、この馬の勝ったレースは6頭立の未勝利戦と3着同着で3連単馬券が2つの的中を出した500万下。

 リニューアル戦に持ち込むキャリアには見えない。
 
 さらに見ると、クラレント、ディープブリランテは新馬戦勝ち。
 同距離戦新馬勝ちを果たした馬は4頭いるが、この中からニンジャを狙ってみる。

 本来なら本命視すべきトウケイヘイローは、9日間変則開催期に行われたくるみ賞勝ちが気になるので相手筆頭。

 1400新馬勝ちのハクサンムーンと、500万下に出走歴のない馬が同居した4枠から同距離戦勝ちのあるネオヴァンクル。

 あとは、クロッカスS2着のキングオブローと前述したレーザーインパクトと同居したサドンストームを。

 重賞勝ち馬が出走した年は4番人気が連対枠にいる。
 これを書いている時点ではハクサンムーンだが、これが変わらぬまま終わることも期待したい。

【 買い目 】 単複10、馬連流し 計7点


【 結果 】
1着 -- 15 ブライトライン(4人気)
2着 -- 08 レオンビスティー(12人気)
3着 × 17 サドンストーム(3人気)
-----
6着 ◎ 10 ニンジャ(13人気)
10着 ○ 05 トウケイヘイロー(2人気)
11着 ▲ 02 ハクサンムーン(8人気)

【 再考 】
 最後に書いた「重賞勝ち馬が出走した年は4番人気が連対枠にいる」。
 この通りの結末になった。
 
 現行日程に移った06年以降の連対馬は以下の通り。

1着馬 人気 前走成績 2着馬、人気
08年 ダノンゴーゴー 1人気 500万1着 マルブツイースター 2人気 クロッカスS1着(小倉2歳S)
(同枠 マヤノベンケイ 4人気 クロッカスS5着(さざんかS))
09年 ジョーカプチーノ 4人気 萌黄賞1着 カツヨトワイニング 12人気 クイーンC9着
10年 エーシンホワイティ 4人気 シンザン記念7着 トシギャングスター 10人気 ヒヤシンスS8着
11年 ヘニーハウンド 9人気 新馬1着 スギノエンデバー 4人気 クロッカスS8着(すずらん賞2着)
12年 ブライトライン 4人気 アーリントンC7着 レオンビスティー 11人気 シンザン記念8着
 注:06年、07年は重賞勝ち馬不出走

 08年は「Jpn」格付で行われたので、4番人気馬は現物ではなく、同枠馬として使われたとも受け取れる。
 
 いずれにしても2着馬が完全に抜けており、どうしようもないが、今回は2着枠の2頭だけが500万未経験。
 未勝利→オープン特別を連勝した2頭が同枠配置。
 やはり怪しむべきだった。

 

このページ最上段へ  トップページへ