●ジャパン・オータムインターナショナル 第29回 マイルチャンピオンシップ(G1)●
     11月18日京都11R 芝1600m、国際、定量、指定

     11月17日更新
     変更点 なし
07 グランプリボス 57 内田 13 ストロングリターン 57 福永
11 ファイナルフォーム 56 ルメール 17 ドナウブルー 55 スミヨン
× 12 シルポート 57 川田 × 15 アイムユアーズ 54 四位

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
19回 02年 5京6芝16、国、定、指   馬単・3連複発売   トウカイポイント
20回 03年 5京6芝16、国、定、指、2場     祝日施行 デュランダル
21回 04年 5京6芝16、国、定、指、2場 6歳なし 3連単発売、国際G1認定   デュランダル
22回 05年 5京6芝16、国、定、指、2場     取消、5R⇔6R ハットトリック
23回 06年 6京6芝16、国、定、指、2場   賞金増額(9400→10000)   ダイワメジャー
24回 07年 5京6芝16、国、定、指 7歳なし   枠連ゾロ目、2場→3場 ダイワメジャー
25回 08年 5京5芝16、国、定、指、2場   6日→5日、JAI組込 祝日施行 ブルーメンブラット
26回 09年 5京6芝16、国、定、指 7歳なし 5日→6日   カンパニー
27回 10年 6京6芝16、国、定、指       エーシンフォワード
28回 11年 6京6芝16、国、定、指   WIN5発売   エイシンアポロン
29回 12年 5京6芝16、国、定、指        
 (JAI……ジャパン・オータムインターナショナル)

【 考察 】
 [地]向けトライアルを設定する古馬G1はここが最後。
 そこでこれまでに同様の形で行われた古馬G1をまとめてみた。

 参考:[地]向けトライアルを実施する古馬G1
レース名 変更点 1着、人気 前走 2着、人気 前走
高松宮記念 阪神→中京 カレンチャン 2 オーシャンS4着 サンカルロ 3 阪急杯3着
天皇賞春 祝日、記念 ビートブラック 14 阪神大賞典10着 トーセンジョーダン 3 大阪杯3着
ヴィクトリア   ホエールキャプチャ 4 中山牝馬S5着 ドナウブルー 7 中山牝馬S11着
安田記念 春季→夏季 ストロングリターン 2 京王杯SC4着 グランプリボス 13 京王杯SC7着
スプリンターズS 8日→9日 ロードカナロア 2 セントウルS2着 カレンチャン 1 セントウルS4着
天皇賞秋 記念 エイシンフラッシュ 5 毎日王冠9着 フェノーメノ 1 セントライト1着
エリザベス 記念 レインボーダリア 7 府中牝馬4着 ヴィルシーナ 1 秋華賞2着

 前走勝ちが天皇賞2着のフェノーメノのみで、[地]ステップ戦組は全滅。
 これについては、今年の賞金改訂で本体(G1)の賞金額が変わらないが、[地]ステップ戦のG2・G3は軒並み減額された影響があるのだろう。

 そう考えると、スワンSを勝ったうえに安田記念2着のグランプリボスは人気となるが買えない馬になってしまう。

 ちなみに気になるのが、その[地]ステップ戦4着馬のいる枠。
 春秋天皇賞以外は全て4着馬のいる枠が1つは連に絡んでいる。
 (参考:ヴィクトリアマイル → 2着同枠アスカトップレディ(福島牝馬4着))

 今回、ステップ戦4着で出走するのがダノンシャーク(スワンS4着)。
 この馬に何を求めているのだろうか。

 (ここまで11月15日更新)

 さらに、春は1番人気が全滅した一方、秋になったらオール連対。
 G1連対歴保有馬が1番人気になったら消せないということか。


 そして、今年は05年以来となる外国馬不在の年。
 現行重量規定となった01年以降で、外国馬がいない年は01.02.05年の3回。

年、出目 1着馬 前走 今季重賞 2着馬 前走
01年 7→5 ゼンノエルシド スプリンターズS10着 京成杯AH エイシンプレストン 毎日王冠1着
02年 5→3 トウカイポイント 富士S5着 中山記念 エイシンプレストン 天皇賞秋8着
05年 3→6 ハットトリック 天皇賞秋7着 東京新聞杯 ダイワメジャー 毎日王冠5着

 いずれも、当年重賞勝ちはあるが、前走を負けた馬が勝っている。

 そんな中で、気になるのは枠の出目で、前回2着枠が1着枠を引いている点は気になる。
 今回、順番通りなら6枠。

 その6枠には、福島に戻ったラジオNIKKEI賞勝ちのファイナルフォーム、京都へ移ったマイラーズC勝ちのシルポートが入った。

 前者は富士S2着だが、その富士S1着馬が今年は不在。
 古馬同距離[地]ステップ戦勝ち馬不在で行われたG1は、今年の高松宮記念、08年安田記念、07年高松宮記念などが浮かぶが気になることが。
 
 07年 高松宮記念 2着同枠 オレハマッテルゼ 前年1着
 08年 安田記念 1着 ウオッカ ヴィクトリアM1着
 12年 高松宮記念 1着 カレンチャン スプリンターズS1着
 12年 高松宮記念 2着 サンカルロ 前年2着  

 同距離G1連対歴保有馬に出番が来ている。
 ならば、安田記念連対の2頭、前年1着のエイシンアポロン、ヴィクトリアM2着のドナウブルーというところだろう。


 一筋縄ではいかず、いかようにも解釈できるレースだが、上記の点から4.6.7.8の4枠で決まるとみたい。
 マイルCSは前年1着馬を重視しており、リスクは高いが同枠に組まれたグランプリボスをとりあえずの◎としたい。

 前年1着馬出走のマイルCS
前年1着 前年2着
02年 (未連対) エイシンプレストン 2着
04年 デュランダル 1着 (不出走)
05年(取消) (未連対) (未連対)
06年 ハットトリック 2着同枠 ダイワメジャー 1着
07年 ダイワメジャー 1着 (不出走)
11年 エーシンフォワード 1着同枠 ダノンヨーヨー 2着同枠
12年 エイシンアポロン ? フィフスペトル ?


【 買い目 】 馬連流し 計5点


【 結果 】
1着 -- 01 サダムパテック(4人気)
2着 ◎ 07 グランプリボス(1人気)
3着 △ 17 ドナウブルー(5人気)
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8着 ○ 13 ストロングリターン(2人気)
12着 ▲ 11 ファイアンルフォーム(3人気)

【 再考 】



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