●ジャパン・オータムインターナショナル 第32回 ジャパンカップ(国際招待)(G1)●
     11月25日東京11R 芝2400m、国際、定量、指定

     11月24日更新
     変更点 10R→11R、3場→2場
17 オルフェーヴル 57 池添 15 ジェンティルドンナ 53 岩田
04 フェノーメノ 55 蛯名 08 エイシンフラッシュ 57 デムーロ
× 13 ルーラーシップ 57 ウィリア × -- --

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
22回 02年 4中822、国、定、指 8歳なし 馬単・3連複発売、代替中山芝22   ファルブラヴ
23回 03年 4東824、国、定、指、2場   東京芝24戻り、FG16頭→18頭   タップダンスシチー
24回 04年 5東8芝24、国、定、指、2場 7歳なし 3連単発売、10R→11R   ゼンノロブロイ
25回 05年 5東8芝24、国、定、指、2場   11R→10R   アルカセット
26回 06年 5東8芝24、国、定、指、2場 6.7.8歳なし   枠連ゾロ目 ディープインパクト
27回 07年 5東8芝24、国、定、指   発表後番組変更あり 2場→3場 アドマイヤムーン
28回 08年 5東8芝24、国、定、指、2場   JAI組込 取消 スクリーンヒーロー
29回 09年 5東8芝24、国、定、指、2場       ウオッカ
30回 10年 5東8芝24、国、定、指、2場   30回記念でWSJS東京施行
当週平場戦に過去のJC勝ち馬名入り
降着あり ローズキングダム
31回 11年 5東8芝24、国、定、指   WIN5発売   ブエナビスタ
32回 12年 5東8芝24、国、定、指、2場   10R→11R    
 (JAI……ジャパン・オータムインターナショナル)

【 考察 】
 今年はWSJSの兼ね合いか時間の関係かわからないが、最終の「11R」で施行される。
 (関東は日没の関係で11月からメインの時間が早まっている)

 11RでジャパンCが行われたのは「JRA創立50周年」のイベントでJCダートと同日施行になった04年。

 04年 ジャパンC 16頭 枠連ゾロ目決着
 1着 ゼンノロブロイ 4歳 天皇賞秋1着
 2着 コスモバルク 3歳 菊花賞4着

 今年になってからG1連対歴を持つ2頭のゾロ目決着だった。
 ちなみに、今年のG1連対歴を持つ馬が同枠配備されているのは7.8枠のみ。

 そして、もう1つ。

 これを書いている時点だが、2回目となる「17頭立」で行われる。
 そもそも、奇数頭数になるのが珍しいこのレースだが、次週にG2別定戦金鯱賞、ステイヤーズSが控えているにもかかわらず、
 あえてこの頭数にしてきたこと(登録全馬出走)を見たい。

 裏返せば、「脈なしの馬(失礼!)が1頭来週に回ってもおかしくないのに、回らなかった」。
 つまり、17頭という奇数頭数に拘ったとも受け取れる。

 ジャパンCが奇数頭数で行われたのはここ10年で3回。
年、事項、頭数 上1着/下2着 前走 本年G1 備考
08年 取消発生 17頭 スクリーンヒーロー 4歳 AR共和国杯 1着    
ディープスカイ 3歳 天皇賞秋 3着 東京優駿  
06年 枠連ゾロ目 11頭 ディープインパクト 4歳 凱旋門賞 失格 宝塚記念、天皇賞春 前年3冠馬
ドリームパスポート 3歳 菊花賞2着    
01年 15頭 ジャングルポケット 3歳 菊花賞4着 東京優駿  
テイエムオペラオー 5歳 天皇賞秋2着 天皇賞春、宝塚記念  

 同舞台の東京2400で行われるダービー馬が必ず連に絡んでいる。
 
 今年の出走馬でダービー馬というと2年前のエイシンフラッシュと昨年の3冠馬オルフェーヴル。

 その一方で、今年は当年のダービー馬が不在。
 当年ダービー馬不在で行われるのは、直前10年間では02.04.05.09.11年の5回。

 02年(代替中山2200)
 1着 ファルブラヴ(伊国) 4歳 本年伊国G1芝2400 1着歴あり
 2着 サラファン(米国) 5歳 (同枠シンボリクリスエス 東京優駿2着)

 04年 
 1着 ゼンノロブロイ 4歳 前年東京優駿2着
 2着 コスモバルク 3歳

 05年
 1着 アルカセット(英国) 5歳 本年英国G1芝2400 1着歴あり
 2着 ハーツクライ 4歳 前年東京優駿2着

 09年
 1着 ウオッカ 5歳 前々年東京優駿1着
 2着 オウケンブルースリ 4歳 (同枠リーチザクラウン 東京優駿2着)

 11年(降着あり)
 1着 ローズキングダム 3歳 東京優駿2着
 2着 ブエナビスタ 4歳 前年優駿牝馬1着

 なんじゃこりゃ?というほど、ダービー、オークス連対馬、外国馬では当年同距離G1勝ち馬のところに出番が来る。

 ならば、フェノーメノ、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、ソレミア、ジェンティルドンナ、オルフェーヴルの6頭で終わってしまう。

 さらに牝馬3冠馬ジェンティルドンナの参戦。
 つまり、前走秋華賞1着の3歳牝馬が来るわけだが、前走秋華賞1着馬が出走したのはこれまで2回。
 
 96年 2着 ファビラスラフィン
 09年 3着(1着同枠) レッドディザイア

 ともに連対枠入りしていることを注目したい。

 そう考えると、人気の2頭が同居した8枠は消せず、ここから入ることになる。

 同枠ゾロ目決着を大本線とし、大外に入ったオルフェーヴルを◎。
 その後は今年の東京優駿2着のフェノーメノ。

 凱旋門賞馬出走の年は当年G1馬の出番のため、エイシンフラッシュ、ルーラーシップを押さえたい。

【 買い目 】 馬連15.17-4.8.13.15 計7点


【 結果 】
1着 ○ 15 ジェンティルドンナ(3人気)
2着 ◎ 17 オルフェーヴル(1人気)
3着 × 13 ルーラーシップ(2人気)
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5着 ▲ 04 フェノーメノ(4人気)
( 馬連 700円 )
( 参考:馬単 1580円、3連複 1010円、3連単 5550円 )

【 再考 】

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