●第16回 マーメイドステークス(G3)● 6月19日阪神11R 芝2000m、牝、国際、ハンデ、特指 6月18日更新 変更点 10R→11R、当日2R⇔6R、8R⇔9R
【 過去9年経歴 】
【 考察 】 06年に3週繰り上げられてからは何でもあり?というか、実績馬が勝てないレースとなっている。 しかし、今年は変則4日間開催(今週から4回阪神)に組まれた。 それと併せて、再現不能なキャリアを持つ馬にまとめてもらう手を使ってくることが考えられる。 さらに、今年は「はくぼ競馬」の中止で11R施行に変更されたうえに、当日の2Rと6R、8Rと9Rが当初から入れ替えられている。 これにより、1回限りのレースになると受け取りたい。 出走馬でそういったレースの加算歴を持つ馬というと、セラフィックロンプ、ディアアレトゥーサ、フミノイマージン、ブロードストリートと今回は実績馬が揃って該当。 2日目になってからは大荒れだが、今年は平穏に収まるのではないだろうか。 (ここまで6月16日更新) さて、レース全体を1年のスパンから見てみたい。 このレースから夏季番組が始まるが、優駿牝馬、ヴィクトリアマイルの両G1以降では初の牝馬重賞。 夏はここから始まり、次は別定戦のクイーンS(札幌)。 秋は秋華賞→女王杯で終わり、暮れのハンデ戦愛知杯、1月下旬の別定戦京都牝馬Sと牝馬路線は続いていく。 G1後にハンデ戦→別定戦と並べるのはどちらも同じだが、結果は両極端。 愛知杯で、女王杯出走馬が勝てなかったのは1回だけ。 その一方、ヴィクトリアマイル組が出て連に絡んだのは07年2着のサンレイジャスパーのみ。 優駿牝馬からは出走する馬すらいないのがこのレース。
ただ、ブログでもふれたが、今年は牡馬重賞連対歴を持つ馬が出走する。 そのような馬が出てきた年は、彼女らに出番が来ている過去もある。 参考:牡馬混成重賞連対馬出走年(夏季番組移設後)
ハンデ戦では2回のみとサンプルにならないが、夏季番組に移ってからの中身が気になる。 ともにサンレイジャスパーだが、07年は連対した一方、08年は沈んだ。 07年はヴィクトリママイルからの転戦、08年は小倉記念から1年弱の休養。 この違いを見ておきたい。 該当馬が2頭いるが、かたやヴィクトリアマイルをパスしたプロヴィナージュ(朝日CC2着)。 もう1頭は1着同枠も入ったディアアレトゥーサ(福島記念2着)。 「牡馬混成重賞連対→ヴィクトリアマイル出走」の流れを求めるのならば、ディアアレトゥーサに出番があると受け取れる。 そのため、この馬から入りたい。 今年は1回限りのレースとなるであろう。 ならば、京都12日間開催で行われたパールS勝ちのアスカトップレディは消せないので、この馬を相手筆頭。 あとは、打ち止め戦に出番のあるセラフィックロンプ、愛知杯2着のブロードストリート。 ヴィクトリアマイルへ行かなかったフミノイマージン、もう1頭の牡馬加算歴を持つプロヴィナージュを押さえたい。 【 買い目 】 単複10、馬連流し 計7点 【 結果 】 1着 × 08 フミノイマージン 2着 △ 04 ブロードストリート 3着 -- 05 アースシンボル ----- 7着 ○ 01 アスカトップレディ 9着 ▲ 07 セラフィックロンプ 10着 ◎ 10 ディアアレトゥーサ 【 再考 】 終わってみれば、阪神開催となった中山牝馬Sで2着枠にいた2頭のワンツー。 今年は4日間開催のうえに、当日の施行順変更あり、11R施行、3歳馬なし……再現性のないレースだった以上、 そういうところから単純に入ればよかった。 それならば、内からアスカトップレディ、ブロードストリート、セラフィックロンプ、フミノイマージン。 この4頭で終わる。 フミノイマージンが格上挑戦した中山牝馬S(阪神施行)2着でオープン入りし、福島牝馬S(新潟施行)1着。 さらには、金鯱賞(京都施行)2着同枠。 こういうときに出てくる馬ということを見抜かなければいけないレースだった。 |