●第31回 小倉2歳S(G3)● 9月4日小倉11R 芝1200m、2歳、国際、馬齢、特指 9月3日更新 変更点 WIN5発売、2回8日10R→4回12日11R(時期不変)
【 過去9年経歴 】
【 考察 】 12日間開催という変則日程のため、ここも前代未聞の開催日数での施行となる。 そのもととなったのは、京都12日、阪神4+4日、京都8日、小倉12日という変則日程。 この日程で生まれたのが、昨年まではなかった「京都デビュー」の馬たち。 そういった馬となると、阪神の外回りコース設置工事のため、開催丸ごと京都に振り替えた06年がサンプルだろうか。 このときも、京都1600でデビュー(5着)し、当日施行順を入れ替えた小倉の未勝利戦で初勝利をあげたニシノマオが2着に入った。 同じような馬が2頭いる。 ともに京都デビューで枠連未発売戦の未勝利戦を勝ち上がったオウケンハナミヅキ、カシノラピス。 翌年変更されるときは牝馬が制しているが、2頭とも牝馬。 これもプラスとなることだろう。 (ここまで8月31日更新) さて、今回の出走馬を見ると、フェニックス賞を勝ったメイショウハガクレがこちらではなく、新潟へ行ってしまった。 おとなしく、こちらに来れば「ただ貰い」だったはず。 そのため、ステップ戦のフェニックス賞勝ち馬がいないことになるが、そのようなレースはこれまでに3回。 参考:フェニックス賞1着馬不在の小倉2歳S(02年以降)
勝ち馬は全て前走未勝利戦だが、今年の該当は4頭。 5枠に減量がらみで同居しているのが気になるが、ひまわり賞など、その他のOP特別勝ち馬もいない今年。 同じ形となった07年は小倉1000で初勝利をあげたマルブツイースターが勝った。 そこから考えられることは、同距離戦加算歴は不要。 ならば、その中から唯一小倉を知らないエピセアロームから入りたい。 相手だが、選ぶなら逆に同条件デビュー組と受け取れる。 ただ、例年の3回小倉(北九州記念の週からあと)には出走歴を持たない馬だった。 そこで、同じ時期に出走歴を持つ4頭をあげてみたい。 筆頭にはゾロ目となるマコトリヴァーサルを。 【 買い目 】 単複10、枠連7-4.8、馬連流し 計7点 【 結果 】 1着 ◎ 10 エピセアローム 2着 ○ 11 マコトリヴァーサル 3着 -- 13 ハギノコメント ----- 4着 ▲ 12 ヴェアデイロス ( 単勝 390円、複勝 160円、馬連 560円 ) ( 参考:馬単1120円 ) 【 再考 】 考察に記載した通りの結果となり、3か月ぶりの的中。 考察ではフェニックス賞不在を掲げたが、それ以外にも新馬券発売初年は「前走未勝利1着」しか勝っていない。 そこが見えた時点である程度の勝機は読めた。 さらには、阪神4日、京都8日の変則開催を組み込んだ関係で発生した「小倉12日目」の日程。 それらを全て兼ね合わせた結果が、今回の小倉未出走エピセアロームの勝利、並びに枠連ゾロ目の決着だったのだろう。 |