●小倉競馬場開設80周年記念 サマー2000シリーズ 第47回農林水産省賞典小倉記念(G3)● 7月31日小倉11R 芝2000m、国際、ハンデ、特指 7月30日更新 変更点 記念、2回6日10R→4回2日11R(時期不変)
【 過去9年経歴 】
【 考察 】 例年より2週遅れで、今週から夏の小倉が開幕。 それによる12日開催で、今週が開幕週扱いになること。 11Rで行われること、さらには開設80周年記念の副題が付与されること。 何もかもが1回きりとして考えられるレースとなった。 ちなみに、前回、「記念」の副題がついたのは04年の「JRA創立50周年記念」。 前回、11Rで行われたのも同じ04年。 今年からWIN5が発売されるが、前回の新馬券初年となったのは05年。 この04.05年は当年、翌年と施行条件が連続して変更されたため、当該条件では1度きりのレース。 そのような時代だったからこそ、まとめ上げてしまうかのごとく、かの「小倉3冠馬」メイショウカイドウが生まれたのだろう。
出目に関しては、1着馬はともに「10番」。 前走で北九州記念連対と出ているが、当時は北九州記念が先行して1800で行われ、小倉記念が3週後に行われていた。 前走重賞連対ととるなら、七夕賞を制したイタリアンレッド以外いない。 前走で賞金加算を果たしたのもこの馬のみ。 来期はもとに戻る以上、変則開催だった「中山」七夕賞を勝ったイタリアンレッドで単純にまとめてくるのだろうか? (ここまで7月28日更新) そして、気になるのが「小倉競馬場開設80周年記念」の副題。 10年に1度、競馬場開設記念を自分たちで祝うと仮定するならば、過去10年を振り返ればいい。 そういったレースは過去10年で10レース。
ちょうど10年前は夏の小倉初日メインに付与された。 今年も、そうすればよかったものだが、あえて重賞に振ってきたことに注目したい。 メインレースが西部スポニチ賞とマスコミレースになっているが、マスコミを優先したというのは論点が違う。 それくらい「ぱぱっ」と飛ばすことくらいは主催者にとっては朝飯前のことだろう。 重賞に副題が付与されたのは2つ。 07年の目黒記念と札幌記念だが、ともに「前年のG1連対馬vs条件馬」という組み合わせのなか1枠が制した。 前年のG1連対馬なんていないが、それはG2(Jpn2)とG3の違いとして受け取りたい。 1枠2頭は、ホクトスルタンに福島市制施行100周年記念(1000万)2着歴、ナリタクリスタルには「小倉」中京記念勝ち。 再現不能なレースで連対したキャリアがあるので問題はなさそう。 そして、表にはないが、ヤマニンウィスカーがオリオンSで2着に力走した前科がある。 そのヤマニンウィスカーと唯一の条件馬ワルキューレが7枠に同居。 これも何かの因縁と受け取れる以上、枠連1−7は外せない。 あとは、周年記念という副題は来年つくわけがなく、そう考えると再現性は10年後しか来ない。 ならば、「中山」七夕賞勝ちのイタリアンレッドがサマー2000シリーズをまとめて「つまらなく」してしまう可能性は否めない。 そこで、7枠は3着という匂いが消せないが、今回はこの3つの枠でまとめたい。 【 買い目 】 枠連 1.7.8 ボックス、馬連 2.14.15.17 ボックス 計9点 【 結果 】 1着 ▲ 17 イタリアンレッド 2着 -- 09 キタサンアミーゴ 3着 -- 06 リクエストソング ----- 6着 ◎ 02 ナリタクリスタル 14着 ○ 15 コスモファントム 【 再考 】 「安直すぎた」と言われればそれまでだが、本文でもふれたように「開設80周年」のタイトルがここについたことが気になった。 当時のJpn2と今回のG3では違うのは当然だろうが、それを入れ替えてくるとみていた。 つまり、これまでの1着枠だった1枠を2着にしてくる、そうと読んだ以上、完敗だろう。 スタートの切り口を間違えているので、最終回答までにたどり着けない。 さて、本題。 七夕賞勝ちのイタリアンレッドがここも制した。 これまで、そのようなケースはなかったが、今年は七夕賞が中山開催。 さらにここも「4回小倉2日目」という12日間開催の開幕週。 これまた、ありえない日程。 そのような日程下で行われている以上、ここでは出番がある、ということか。 |