●サマースプリントシリーズ 第11回 アイビスサマーダッシュ(G3)● 7月17日新潟11R 芝1000m、国際、別定、特指 7月16日更新 変更点 なし
【 過去9年経歴 】
【 考察 】 別定戦にもかかわらず、格上挑戦が6頭、おまけに直近1年間の重賞勝ち馬ゼロ。 1枚レベルが落ちるといわれる夏競馬らしい顔ぶれになった。 直近1年間の重賞勝ち馬ゼロは03年、04年とあったが、現行日程(開幕週)では初めてのこと。 出馬構成が初めての形となるのなら、勝ち馬にも当然それなりのものを求めてくることだろう。 現行日程となってから、勝ち馬のキャリアは以下の通り。
勝ち馬を見ると、全部牝馬。 そして、OP特別勝ち馬が不思議といない。 混合最終年の04年、「指定」最終年の05年。 ともに勝ち馬はOP特別1着歴が直前の賞金加算。 2年間休養していた10歳馬スピニングノアールが出てきたことで、世代抜けの形となった。 ならば、なおさらこれまでになかった形となってもいいだろう。 その筆頭は震災の影響で突如生まれた「ルミエールS」。 これまで新潟1000のOPはこのレースしかなかったが、今年はもう1つある。 そのもう1つが今年ならではの結末を見せるきっかけをつくるのならば、勝ち馬エーシンヴァーゴウは見逃せない。 (ここまで7月14日更新) さて、前述したように世代抜けの形となったが、これが意味するものがもう1つ。 連対馬の一方は新潟1000mの条件戦勝ちを持っている。 06年 2着 マリンフェスタ はやぶさ賞(500万) 07年 2着 ナカヤマパラダイス 駿風S(1600万) 10年 1着 ケイティラブ 稲妻特別(1000万) 今年の出走馬で4頭該当するが、その中からは前走で掲示板を外していないサアドウゾを相手筆頭。 「京都」テレビ愛知OP、「阪神」CBC賞2着とありえないレースで賞金を加算したヘッドライナー。 日程表記変更日駿風S勝ちのセブンシークィーン。 今回はこの4頭でまとめたい。 【 買い目 】 馬連ボックス 計6点 【 結果 】 1着 ◎ 03 エーシンヴァーゴウ 2着 -- 12 エーブダッチマン 3着 -- 13 アポロフェニックス ----- 6着 ○ 05 サヨウナラ 11着 ▲ 11 ヘッドライナー(2着同枠) (競走除外 06 マルブツイースター) (参考:単勝340円) 【 再考 】 先週、今週と枠連なら的中なので、おとなしくそうしたほうがいいのかも……と思わせる結果ですが、簡単な再考を。 今年、突然降ってわいたように作られたルミエールSを制したエーシンヴァーゴウが制した。 世代抜けの顔ぶれとなったことで、新潟1000m加算歴を持つ馬に出番が来ること。 文中でも触れたが、それが◎エーシンヴァーゴウということが読めたのが収穫。 競走除外で再現不能性を確定させた以上、この馬の出番が来ることをさらに強調していました。 2着が▲ヘッドライナーの同枠馬、エーブダッチマンということで外れたが、340円なら単勝という手もあった。 高松宮記念出走馬の枠に出番が来る、というのなら、低配当(560円)の枠連で妥協してもよかったのでしょう。 |