●第59回 日経賞(G2)● 
    4月2日阪神11R 芝2400m、国際、別定、指定

    4月1日更新
    変更点 中山1日2500→震災代替阪神3日2400(1週遅れ)、番組発表後移設、別定規定変更
09 ローズキングダム 59 武豊 01 トゥザグローリー 58 福永
06 マイネルキッツ 58 松岡 07 ミヤビランベリ 57 吉田豊

【 過去9年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
50回 02年 2中1芝25、国、別、指 国際化 8頭 アクティブバイオ
51回 03年 4中1芝25、国、別、指 馬単・3連複発売   イングランディーレ
52回 04年 3中1芝25、国、別、指 別定規定変更   ウインジェネラーレ
53回 05年 3中1芝25、国、別、指 3連単発売   ユキノサンロイヤル
54回 06年 3中1芝25、国、別、指 別定規定変更   リンカーン
55回 07年 3中1芝25、国、別、指     ネヴァブション
56回 08年 3中1芝25、国、別、指     マツリダゴッホ
57回 09年 3中1芝25、国、別、指     アルナスライン
58回 10年 3中1芝25、国、別、指     マイネルキッツ
59回 11年 2阪3芝24、国、別、指、2場 中山1日2500→阪神3日2400
別定規定変更
番組発表後移設  

【 考察 】
 ブログの週中考察にも書いたが、1週繰り下げられて4月施行になったことで、4歳馬の基礎重量が56K→57Kと変わる。

 おまけに阪神2400に条件が変わった今年。

 二度とない「阪神の日経賞」ならば、二度とないようなレースで賞金を重ねた馬を狙うのが妥当だろう。

 その最たる例はやはり、ローズキングダム。

 基礎重量の変わる4歳馬。さらにはG1勝ち歴を持つため今回は59Kで出走する。

 先週なら、この馬は58Kでの出走だった。

 本来の開催時期なら出馬表に記載されない「4歳59K」。

 もう1頭の該当馬は、国際化初年の菊花賞馬ビッグウィーク。

 新生されたレースの勝ち馬がここを走ると後に響く。

 この馬と対比しても、最後の「Jpn1」朝日杯FSを制し、取消戦ダービー2着、さらには降着戦ジャパンCで繰り上がり制覇というローズのキャリアはここを制するには十分すぎるだろう。

 相手筆頭は、代替小倉開催の中日新聞杯勝ちから有馬記念3着を挟んで、世代抜けの顔ぶれとなった京都記念を制したトゥザグローリー。
 
 こちらも同じ4歳58Kで出走するペルーサとの違いを見せることだろう。

 馬券はベタならこの1点で終わるとみたいが、もう1頭の58K馬マイネルキッツとAJCC2着のミヤビランベリは押さえておきたい。

【 買い目 】 馬連流し、3連複軸2頭流し 計5点
 

【 結果 】
1着 ○ 01 トゥザグローリー
2着 -- 05 ペルーサ
3着 ◎ 09 ローズキングダム
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4着 ▲ 06 マイネルキッツ

【 再考 】
 終わってみれば4歳増量馬の1.2.3着。

 「今後ありえない斤量を背負った馬たち(=4歳馬)の活躍」という見立てはあっていたが、◎ローズキングダムが連を外すことは正直考えていなかった。

 無印とした2着のペルーサ。

 降着戦天皇賞秋2着歴があるとはいえど、それは2着加算。
 直前の1着加算歴は今後の参考となるような昨年の青葉賞勝ち。

 そのキャリアがここで来るとは想定外。

 出走馬では唯一となるのが、対古馬未勝利の増量馬。
 これくらいしか差別化できるところはない。

 増量馬同士という組み合わせは、阪神大賞典と対比しても考えられたが、この配当でそこまで手を広げることもできない。

 完敗です。
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