●第42回 読売マイラーズカップ(G2)●
     4月17日阪神11R 芝1600m、国際、別定、指定

     4月16日更新
     変更点 7日10R→8日11R、番組発表後変更
05 リーチザクラウン 58 武豊 11 ダノンヨーヨー 57 内田
18 アパパネ 56 蛯名 02 ライブコンサート 57 藤田
× 17 シルポート 57 小牧 × -- --

【 過去9年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
33回 02年 2阪7芝16、混、別、指、2場     ミレニアムバイオ
34回 03年 2阪7芝16、混、別、指 馬単・3連複発売   ローエングリン
35回 04年 2阪7芝16、国、別、指 国際化、別定規定変更   マイソールサウンド
36回 05年 2阪7芝16、国、別、指 3連単発売   ローエングリン
37回 06年 2阪7芝16、国、別、指 別定規定変更   ダイワメジャー
38回 07年 2阪7芝16、国、別、指 外回りコース使用   コンゴウリキシオー
39回 08年 2阪7芝16、国、別、指     カンパニー
40回 09年 2阪7芝16、国、別、指 11R→10R   スーパーホーネット
41回 10年 2阪7芝16、国、別、指、2場 賞金減額(6000→5800) 3場→2場 リーチザクラウン
42回 11年 2阪8芝16、国、別、指、2場 7日10R→8日11R 番組発表後変更  

【 考察 】
 先週まで3週間続けて4重賞、今週は1重賞で、また来週は4重賞。

 集中を防ぐためにも、皐月賞を今週やるほうがいいように思えますが、関東でやりたい意思があるのでしょう。

 さて、皐月賞を1週延期した関係で日曜に移設されたこのレース。
 今回の大震災の影響を受けて開催場はそのままに日程を移設された形となるが、これは中京記念、代替開催化したフィリーズレビューとここの3つ。

 両レースともに再出馬投票を行っているので、つながりはないのかもしれないが、出目等の関連性はない。

レース 震災後変更 枠連 1着馬 直前加算 2着馬 直前加算
第59回中京記念 5日→8日 2→8 ナリタクリスタル 新潟記念 シャドウゲイト 中京記念
第45回報知杯FR 6日→代替5日 6→7 フレンチカクタス ひいらぎ賞 スピードリッパー フェアリーS2着

 あと、今回のレースが1回限りとなるのは確定しているが、新馬券発売、国際化の流れで毎年変更を重ねた03年〜07年のマイラーズCは同じ馬を使うか6枠を連対させた過去がある。

枠連 1着馬 直前加算 2着馬 直前加算
03年 6→4 ローエングリン 中山記念 キスミーテンダー 道頓堀S準
04年 7→6 マイソールサウンド 京都金杯 ローエングリン ムーランドロンシャン賞2着
05年 5→4 ローエングリン 毎日王冠2着 プリサイスマシーン 中日新聞杯
06年 8→6 ダイワメジャー 中山記念2着 ダンスインザムード (前1年なし)
07年 6→4 コンゴウリキシオー ポートアイランドS スイープトウショウ エリザベス2着
 ※ 06年1着同枠 ローエングリン

 ただ、安田記念へのステップG2としてのポジションがある以上、それなりのキャリアが求められることだろう。

 現時点では、大震災後に加算歴を持つライブコンサート、ロードバリオス。
 マイルG3勝ち歴を持つシルポート、スマイルジャック。

 あと、G1馬のアパパネや前年1着馬リーチザクラウン。
 こういったところから考えたい。
 
 (ここまで4月13日更新、資料は16日に追加)

 今回、気になるのが前年1着馬のリーチザクラウン。
 大震災で変更を受けた週以降の重賞で前年1着馬が出てきたケースは5回。

レース 変更点 前年1着馬、成績 直前加算 1着馬 直前加算
中京記念 5日→8日、3場→2場、1週遅れ
(再出馬投票)
シャドウゲイト 2着 (前1年なし)※ ナリタクリスタル 新潟記念
阪神大賞典 当日番組変更、3場→2場 トウカイトリック 着外 阪神大賞典 ナムラクレセント (前1年なし)
高松宮記念 中京8日→阪神2日、3場→2場
当日番組変更
キンシャサノキセキ 1着 オーシャンS2着 キンシャサノキセキ オーシャンS2着
日経賞 中山→阪神、3場→2場、1週遅れ マイネルキッツ 着外 天皇賞春2着 トゥザグローリー 京都記念
ダービー卿 中山11R→阪神12R、3場→2場 ショウワモダン 着外 安田記念 ブリッツェン 武庫川S準
 ※ 前年同一レースは1週前

 番組発表前から変更が確定していた中京記念、高松宮記念の勝ち馬のみ出番が来ている。
 そう考えるとリーチザクラウンは「消し」になるが、中京記念、高松宮記念は前年も変更されている。

 昨年のこのレースは賞金減額戦のうえに、当日の福島競馬が雪でキャンセルされ2場開催日に変更された。
 
 前年1着から加算歴なしのこの馬。
 前年から日程も変更されていない阪神大賞典との違いを見せることも考えられる。

 もう1つ気になるのが、この馬に騎乗する武豊。
 大震災後、「当初から阪神(小倉)でフルゲート」のレースは全て馬券対象枠にいる。

ファルコンS 除外 中京記念 1着 フィリーズ 3着 高松宮 1着同枠
毎日杯 2着同枠 阪神牝馬 1着同枠 桜花賞 1着同枠  

 馬券対象に全くならなかったのはフルゲート割れ(15頭)で行われた大阪杯(リディル)のみ。
 これまでのことを合わせると十分狙いは立つので、この馬から入りたい。

 相手筆頭は6枠に入ったダノンヨーヨー。
 直前加算がG1で2着だが、そういった馬が出てきたときは出番が来る過去もあるので、こちらかもしれない。

 その後は発表後の番組変更があった昨春の桜花賞、優駿牝馬を制したアパパネ。
 出走馬中、直前1年間で唯一マイル戦に出走歴がないことも気になる。
 
 押さえに、今年の牡馬混成マイルG3勝ちを持つ3頭をあげたいが、4日目変更初年となった東京新聞杯勝ちのスマイルジャックはショウワモダンと再度の同枠になったこともあり、今回は外したい。

【 買い目 】 馬連 (5.11)-(2.11.17.18) 計7点


【 結果 】
1着 × 17 シルポート
2着 -- 07 クレバートウショウ
3着 ○ 11 ダノンヨーヨー
-----
4着 ▲ 18 アパパネ
9着 ◎ 05 リーチザクラウン

【 再考 】
 突発的な日曜移設から、「再現性なし」とみて前年1着馬リーチザクラウンから入ったが、もう1つ見ておくことがあった。

 それはショウワモダンが59Kで出てきたこと。
 
 59K出走馬は国際化と現行別定規定(グレード別定)への変更が行われた04年以降を見ると、その04年のみ。

 その年は京都金杯勝ちを直前加算に持っていたマイソールサウンドが制した。

 直前の賞金加算歴がハンデG3だったが、それに該当するのはシルポートただ1頭で、ここから入る手もあっただろう。

 しかし、仮にそうだったとしても、当時の2着馬がローエングリンだったことを踏まえて増量馬を相手に選んでいたはず。

 2着馬までは手が回りません。
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