●第49回 スポーツニッポン賞 京都金杯(G3)● 1月5日京都11R 芝1600m、国際、ハンデ 1月4日更新 変更点 なし
【 過去9年経歴 】
【 考察 】 こちらも設計は前年から据え置いた。 昨年は取消戦、今年は世代抜けが発生しているので、その点も同じと見て予想したい。 そうなると、昨年、一昨年の勝ち馬を見ると話しは早く、06年、07年、09年、昨年と繰り返した「1回限り」のレースを再現することが濃厚とみたい。
1着馬にマイル戦の実績馬、2着には重賞連対歴を持つ馬に出番が来ている過去がある。 ただ、一昨年から非角指定日と開催日の条件が変更されている。 いわゆる4大競馬場(東京、中山、京都、阪神)では、ほぼすべての日に3歳500万、オープンの特指(指定)戦が組まれ、馬、騎手がぱらぱらとやってくるが、今年の春季番組では京都で2日だけその特指戦を組んでいない日がある。 そのうちの1日がここ。(もう1日は2回京都2日目) 3歳500万条件のレースはあるが、「特指」としない理由があるのだろう。 そのような条件下で行う以上、結果も特殊なものを求める、と受け取りたい。 非角指定日となった昨年、一昨年はともに前走から増量された馬に出番が来た。 今年も同じなら、その増量馬3頭を消すことはできない。 しかも勝ち馬のタマモサポート、ライブコンサートはともに「マイルのOP特別1着」が直前加算。 今回、ここに該当するのはファイナルS勝ちのシルポート。 単純だが、この馬から入りたい。 相手は増量馬2頭が主役。 押さえに前走OP勝ちのサンディエゴシチー、マイル重賞加算歴のあるガルボとマイネルファルケを。 【 買い目 】 馬連◎流しと3-4、計6点 【 結果 】 1着 ◎ 02 シルポート 2着 × 05 ガルボ 3着 ▲ 04 ライブコンサート ----- 4着 ○ 03 リーチザクラウン ( 馬連 4470円 ) ( 参考:単勝1200円、馬単9330円、3連複6630円、3連単51840円) ( 発走時刻 15:45→15:46 ) 【 再考 】 1枠に前走OPマイル戦勝ち、2枠に増量された馬をそれぞれ揃えた意味深な枠構成となったこのレース。 「世代ぬけ」の顔ぶれとなったことから、昨年まで続いたプレミアム戦の流れをそのまま受け継ぐ決着とみて、◎とした増量&マイル戦加算を併せ持つシルポート。 期待に違わぬ走りでそのまま逃げ切り、幸先のいいスタートとなった。 同枠のサンディエゴシチーとの違いは増量されているかいないか。 さらに、再現不能な「2010」ファイナルS勝ちが後押しする。 ともに、前走OP特別マイル戦勝ちでそろえてきたのも、何らかの意図を感じさせた。 相手は増量馬と読んだが、3頭いたことが響き2枠両馬は3着まで。 その間に割って入ったのが、昨年のシンザン記念を制したガルボ。 他にもマイルCSで1着同枠と京都のマイル戦で出番が来るこの馬に出番が来たが、プレミアムレースとなってからは、前年の京都の重賞で連対したキャリアを持つ馬に出番が来ている過去もあった。 08年 2着 アドマイヤオーラ シンザン記念 09年 1着同枠 アドマイヤオーラ 京都記念 10年 2着 スマートギア 京都大賞典2着 今回該当するのは前年1着のライブコンサートと3枠両馬。 これらの点を見ても、過去をきっちりと繰り返した結果だったといえるでしょう。 |