●第104回 農林水産省賞典 京都記念(G2)● 2月13日京都11R 芝2200m、国際、別定 2月12日更新 変更点 7日→6日、2場→3場、5歳、8歳なし
【 過去9年経歴 】
【 考察 】 2月の重賞大移動で1週繰り上がり、12年ぶりに6日目施行となった。 かつて、日程を変更した初年として00年(6日→8日)、01年(8日→7日)とあるが、ともに、クラシックホースに出番が来た。
連対馬の1頭は現4歳G1馬。 そして、[地]優先権のない重賞から連勝してG1を制した。 テイエムオペラオー:毎日杯1着→皐月賞1着 アグネスフライト:京都新聞杯1着→東京優駿1着 今年の4歳G1馬はダノンシャンティとビッグウィークの2頭だが、3着優先権から菊花賞勝ちのビッグよりも毎日杯からNHKマイルCを連勝したダノンシャンティを上と見たい。 毎日杯は今年12Rに変更され、NHKマイルCは当日の番組変更を行っているが、今年の京都記念は8歳世代の登録がなく、9歳馬シャドウゲイトが出走予定のため、この状態では最低でも世代抜けのレースとなる。 それならば、この馬に出番が来てもいいだろう。 (ここまで2月9日更新) さて、このレースだが、「農林水産省賞典」の副題付。 前年から何かの変更があった年は、その冠がついたレースで連対歴を持つ馬に出番が来る過去がある。
出走馬で、「農林水産省賞典」戦連対歴を前1年で持つのは4頭。 昨年は1着歴保有馬がいなかったからこそ、2着歴しかないジャガーメイルが出てきたと考えれば、オウケンブルースリ、ヒルノダムールのような2着歴のみの馬は狙えない。 残る牝馬2頭では、ハンデG3のみのセラフィックロンプよりも、京都大賞典勝ちのメイショウベルーガを上と見るべきだろう。 同じ冠G2戦の勝ち馬がここに出てくる意義を問う面も含めて、今回はこの馬から入りたい。 世代抜けとなったが、京都大賞典も同様で問題はないだろう。 前述したように、ステップ外戦から連勝でG1を勝ったキャリアを持つダノンシャンティを相手筆頭。 そのあとは、世代抜けとなったことから、同様のレースとなった中日新聞杯を制したトゥザグローリーと、勝っていない点は引っかかるがヒルノダムール、最後にあまり買いたくはないが、G1連対歴帰りの馬に出番が来る過去があるので、菊花賞馬ビッグウィークを押さえたい。 【 買い目 】 馬連流し 計4点 【 結果 】 1着 ▲ 02 トゥザグローリー 2着 ◎ 05 メイショウベルーガ 3着 △ 12 ヒルノダムール ----- 4着 ○ 04 ダノンシャンティ (馬連 1120円 ) (参考:馬単1650円、3連複1020円、3連単5390円) 【 再考 】 5歳、8歳世代が抜けたこのレース。 ここと同じ下から2番目となる、4歳世代不在の中日新聞杯勝ちを持つトゥザグローリーが制し、2着に9歳不在、10歳馬出走となった同じ「農林水産省賞典」戦、京都大賞典勝ちのメイショウベルーガ。 本文で述べたように、「農林水産省賞典」冠戦勝ち歴を持つ馬に出番が来て、相手も世代抜けのあったレースの勝ち馬と、考察の通りに終わったので、配当は低いが満足しています。 G1帰りにも出番があると見て入れたビッグウィークですが、古馬戦ならまだしも、国際化元年の新生戦となった菊花賞帰りというのが邪魔をしたのではないでしょうか。 |