●第46回 京都牝馬ステークス(G3)● 1月30日京都11R 芝1600m、牝、国際、別定 1月29日更新 変更点 非角指定化
【 過去9年経歴 】
(注:非:非角指定日(地方在籍騎手騎乗不可)) 【 考察 】 [特指](指定)冠がついたレースには公営馬の参戦が、そして同日の平地全競走に地方競馬在籍騎手の騎乗が可能。 その[特指](指定)冠は3歳オープンの全戦とほぼすべての3歳500万下につけられているが、この日に組まれた3歳500万(6Rダート1400)にはその冠が付与されていない。 これにより、地方在籍騎手の騎乗が不可能になった点が昨年との違い。 単に当日の500万に特指をつけなかったためのもので、本体に直接の影響はない、と考えたい。 そして、昨年から「1600万ごと1K増」となったが、2つの結果を見せた。 1つはオープンでの賞金加算歴を持たない2頭で決まったこと。 もう1つは、その2頭の同枠に前年連対馬が入っていたこと。 今年も前年連対馬2頭がそろって出走するが、枠を見ると、その2頭の枠だけが過去1年以内の条件加算歴を持たない馬で固められた。 また、出走馬を見ると、前年連対馬がそろって参戦するのは同じだが、「牡馬混成重賞勝ち馬不在」という牝馬限定戦らしい顔ぶれとなった点が違っている。 それならば、昨年の逆の結果が待っていると考えたい。 昨年の1着馬ヒカルアマランサスは前走愛知杯4着。 前走オープン勝ちは今年の出走馬にいないが、6枠だけ重賞組でまとめられた。 しかも、定量、馬齢戦の2頭。 この枠から入り、重賞1着歴のあるアプリコットフィズを本命とする。 相手は過去1年間を全戦オープンに出走した4.5枠両馬とブロードストリートを。 【 買い目 】 馬連12流し、枠連4-5 計6点 【 結果 】 1着 -- 05 ショウリュウムーン 2着 △ 08 ヒカルアマランサス 3着 -- 06 サングレアズール ----- 9着 ▲ 09 コスモネモシン 10着 ○ 07 アグネスワルツ 14着 ◎ 12 アプリコットフィズ 【 再考 】 全馬が同重量で走る馬齢戦は定量戦の一種と考えており、前走を定量(馬齢)格上戦で揃えた6枠を狙ってみた。 しかしながら、本命のアプリコットフィズは惨敗。 終わってみれば、この馬がもっとも買ってはいけない馬。 重賞の重量規定は強い馬に有利な順に、定量(馬齢)戦、グレード別定戦、賞金別定戦、ハンデ戦。 古馬の賞金別定戦は3種類あるが、このレースと福島牝馬Sの「1600万ごと1K増」が強い馬にとっては最も厳しい規定となっており、1段階緩い「2000万ごと1K増」のクイーンSを勝っているアプリコットフィズには出番がないのも当然かもしれない。 この別定規定は強者の参戦を求めていないと考えれば、ここよりも下の条件(オープン特別以下)を勝ち上がった馬か、前1年間未勝利馬のどちらかしか出番がない、ということを示唆しているのだろう。 それは、このレースの勝ち馬を見ると一目瞭然。 参考:京都牝馬S勝ち馬の加算歴(国際化以降)
「古馬重賞1着歴」を持っていたのは、同じ別定規定の福島牝馬Sを勝ったメイショウオスカルのみ。 一方、勝ったショウリュウムーン。 直前1着歴が同距離戦のチューリップ賞。 3歳限定重賞以外出番がなかったことを見ておく必要があったのでしょうが、いずれにしても予想の段階ではこの馬を出すことはできませんでした。 |