●第56回 京王杯スプリングカップ(G2)● 
    5月14日東京11R 芝1400m、国際、別定、指定

    5月13日更新
    変更点 なし
11 シルポート 58 小牧 02 クレバートウショウ 57 武豊
14 ガルボ 57 ウィリア 10 フラガラッハ 57 柴田善
× 06 サンカルロ 57 吉田豊 × -- --

【 過去9年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
47回 02年 3東8芝14、国、別、指     枠連ゾロ目 ゴッドオブチャンス
48回 03年 1東8芝14、国、別、指   馬単・3連複発売   テレグノシス
49回 04年 2東8芝14、国、別、指   別定規定変更   ウインラディウス
50回 05年 2東8芝14、国、別、指   3連単発売 6R→7R→9R→8R アサクサデンエン
51回 06年 2東7芝14、国、別、指   8日→7日、別定規定変更 6R⇔7R オレハマッテルゼ
52回 07年 2東7芝14、国、別、指       エイシンドーバー
53回 08年 2東7芝14、国、別、指       スーパーホーネット
54回 09年 2東7芝14、国、別、指       スズカコーズウェイ
55回 10年 2東7芝14、国、別、指 7歳なし     サンクスノート
56回 11年 2東7芝14、国、別、指 8歳なし      

【 考察 】
 この日の番組を見ると、9R(夏木立賞)の「特指」がなくなっているだけで、あとは最初の発表時から何も変わっていない。

 番組施行順や名称が変更されたわけではないので、ここに影響を及ぼすとは考えづらい。
 実質的には変更なしと扱えるが、こういったケースは震災後では初めてとなる。

 そのため、これまでとは違った形で見ることも求められそうだが、出馬表を見ると9歳馬シンボリグランが出てきたことで、8歳世代が不在となった。
   
 この影響はあるだろう。

 さて、出馬表で気になるのが、マイラーズCを勝ったシルポートの参戦。
 先の安田記念から見ると、こことマイラーズCはともに[地]ステップ戦の1つ(他に谷川岳Sと高松宮記念)。

 つまり、G1への[地]ステップ戦を既に勝っている馬が出てきた、と考えることができる。

 05年から始まった現行別定規定で、該当馬(高松宮記念、谷川岳S勝ち)を持っている馬が出てきたのは、05年、06年。

 もう1つは、昨年の安田記念を制したショウワモダン、マイルCS勝ちのエーシンフォワードの出走。
 これで、2K増の馬が出てきたことになる。

 06年のオレハマッテルゼ以来となるが、ここも先の05年、06年とかぶる。

 両方とも05年、06年だが、ともにマイル戦での賞金加算歴を持つ馬に出番がきた。

  着、馬名 直前加算 マイル戦 他OP歴
05年 1着 アサクサデンエン クリスマスC準 クリスマスC準、ニューイヤーS2着  
2着 オレハマッテルゼ 晩春S準 晩春S準 (出走歴なし)
06年 1着 オレハマッテルゼ 高松宮記念 キャピタルS、東京新聞杯2着 高松宮、京王杯2着
2着 インセンティブガイ 東風S 東風S、初富士S準  
 (05年と06年の間には「8日目→7日目」の変更あり)

 マイル戦加算歴をホゴにできない結果が待っている。
 ならば、同じように世代抜けとなった京都金杯を制したシルポートがまとめ上げることもありと見て、ここから入りたい。

 相手は京都金杯、マイラーズCでそれぞれ相手となったクレバートウショウ、ガルボ。
 直前の賞金加算歴が準オープンのマイル戦で揃った5枠から、フラガラッハ。

 ただ、05年、06年はともに高松宮記念勝ち馬が参戦したが、今年はいない。
 単純に終わるのではなく、ひとひねりした結果があってもおかしくはないので、上位4頭はボックス。

 あとはステップ戦勝ち歴を持つサンカルロを押さえたい。

 馬券は見送りが妥当と思えるが、上位4頭ボックスを中心に。

【 買い目 】 馬連 2.10.11.14ボックス、6-11 計7点


【 結果 】
1着 -- 05 ストロングリターン
2着 ◎ 11 シルポート
3着 -- 07 ジョーカプチーノ
-----
5着 ○ 02 クレバートウショウ
12着 ▲ 14 ガルボ

【 再考 】
このページ最上段へ  トップページへ