●第28回 エプソムカップ(G3)●
     6月12日東京11R 芝1800m、国際、別定

     6月11日更新
     変更点 2場→3場
06 セイクリットバレー 56 丸山 11 ダンツホウテイ 56 横山典
14 アニメイトバイオ 56 後藤 05 マッハヴェロシティ 56 柴田善
× 07 エーブチェアマン 56 蛯名 × 10 レインフォーレスト 56 松岡

【 過去9年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
19回 02年 4東8芝18、混、別、2場       ジョウテンブレーヴ
20回 03年 2東8芝18、混、別、2場   馬単・3連複発売   マイネルアムンゼン
21回 04年 3東8芝18、混、別、2場     9R⇔10R マイネルアムンゼン
22回 05年 3東8芝18、国、別、2場 4歳なし 国際化、3連単発売 9R⇔10R、枠ゾ スズノマーチ
23回 06年 3東8芝18、国、別、2場     枠ゾ トップガンジョー
24回 07年 3東8芝18、国、別、2場   別定規定変更 使用芝コースA→C エイシンデピュティ
25回 08年 3東8芝18、国、別、2場       サンライズマックス
26回 09年 3東8芝18、国、別、2場 9歳なし     シンゲン
27回 10年 3東8芝18、国、別、2場       セイウンワンダー
28回 11年 3東8芝18、国、別        

【 考察 】
 新潟開催の追加で3場開催化となったため、当然、これまでと同じようにはいかないだろう。

 今回を1回限りの変更戦として扱うならば、当日の施行順を入れ替えた04.05年。
 
 さらには使用する芝コースを急きょ変更した07年といったところがサンプルとしてあげられる。

 ただ、05年は4歳馬不在の顔ぶれ、07年は使用コースが変わったものの、フルゲートの頭数の変化はない。
 そのため、04年を重視する。

 その04年は、前走で重賞1着枠にいた2頭で決まった。

 1着 マイネルアムンゼン 新潟大賞典1着
 2着 ダンツジャッジ    AJCC1着(安田記念1着同枠)

 前走重賞1着馬となると、新潟大賞典を制したセイクリットバレーのみ。
 連対枠入りした馬もいない。

 「被災地支援競走」の副題がついたレースを制したこの馬にとっては、うってつけの出番に見える。
 同枠に2着馬マッハヴェロシティが入ったこともプラスだろう。

 ここからは、相手馬を考えたい。
 昨年、この開催の初日にOP特別のメイSが組まれた。

 これにより、この開催は「開催初日のOPと最終日の重賞が同距離戦」が組まれる形となった。

 意外にこの組み合わせは少なく、昨年から今年にかけてはわずか3回。

 昨年
 3回東京(1日:メイS、8日:エプソムC)
 3回小倉(1日:フェニックス賞、8日:小倉2歳S)
 今年
 2回阪神(1日:六甲S、8日:マイラーズC)

 このような結果が待っていた。

 シルポート メイS2着 → エプソムC2着。
 シゲルキョクチョウ、ブラウンワイルド フェニックス賞1.2着 → 小倉2歳S 2.1着
 クレバートウショウ 六甲S2着 → マイラーズC2着
 
 連対馬が手ぶらで帰っていない以上、メイS勝ちのダンツホウテイは外せないが、ここまでの出番は2着馬。
 今回は2着馬不在で1着馬が出てきている点が気になるが、外すわけにはいかない。

 この時の1着馬を見ると、G1にも出たような馬が勝っている。
 これを実績馬重視と受け取るなら、アニメイトバイオを入れる手だろう。

 あとは、枠のゾロ目となるマッハヴェロシティ、唯一の上り馬となるエーブチェアマン。
 最後に古馬OP加算歴のない馬が揃った5枠からレインフォーレストを。

【 買い目 】 馬連流し 計5点


【 結果 】
1着 -- 03 ダークシャドウ
2着 × 07 エーブチェアマン
3着 ◎ 06 セイクリットバレー
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6着 ○ 11 ダンツホウテイ
7着 ▲ 14 アニメイトバイオ

【 再考 】
 1度限りの「3場開催化」。
 そういうところだからこそ、1600万を勝つことなく、大阪杯2着でOP入りした(つまり飛び級を果たした)ダークシャドウが快勝。

 同じ番組変更日となったが、ここが別定戦である限り、G2別定の55回大阪杯がG3ハンデ戦の33回新潟大賞典を上回る。

 そういう見立てが必要だったが、そこまでは読めず、安直に重賞1着馬を狙ってしまった。

 2着のエーブチェアマンは1600万上がり。
 それもあるが、その1600万が「被災地支援競走」と変貌したレースだったことを見なさい、ということだったのでしょう。
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