●第47回 CBC賞(G3)● 6月12日阪神11R 芝1200m、国際、ハンデ 6月11日更新 変更点 3回京都8日→3回阪神2日(時期不変)、10R→11R、3場→2場、番組発表後変更あり
【 過去9年経歴 】
【 考察 】 この時期の開催になってからも、ハンデ戦で軽量を生かせるうえに、短距離のレースがないこともあって3歳馬が顔を出すこのレース。 今年も出走してくることだろう。 その今年は1回限りの阪神代替。 取消戦となった一昨年、京都代替の昨年と2着には3歳馬が入った。 単純に今年も……といきたいところだが、そうはいかない事情もある。 連対した2頭(エイシンタイガー、ダッシャーゴーゴー)はともに京王杯2歳S→朝日杯の出走歴を持つ。 いわゆる「2歳王者路線」を通ったが、今年の登録馬にそのような馬はいない。 そして、1着同枠馬に1600万勝ちの上り馬を配備していたが、こちらは登録の時点でゼロ。 出馬構成が変わる以上、1回限りとはいえど、過去2年とは違う流れになると考えられる。 それならば、過去2年の勝ち馬(プレミアムボックス、ヘッドライナー)にあった「ステップ戦→G1出走歴」を持たない馬を狙ってみたい。 (ここまで6月8日更新) ただ、残念ながら、そのような馬が出走馬の過半数を占めており、これでは狙いは立たない。 その一方、プレミアムボックス、ヘッドライナーの当時の競走成績を見ると、直前のG1に出走した後の賞金加算歴がない。 つまり、G1出走時と同じ形で弱者救済とも扱えるハンデ戦のここに参加した。 ダッシャーゴーゴーなどがこの形だが、今回、直前1年間のG1出走馬で1頭だけG1後に賞金加算歴を持つ馬がいる。 京都1400で行われたテレビ愛知OPを勝った、前年1着馬のヘッドライナー。 中京のリニューアルが来年の1月に予定されており、このレースも最初で最後の阪神開催が確定している。 ならば、この馬が「非中京」で行われるこの代替開催をまとめる役割になってもいいだろう。 変則日程のため、一昨年が中京、昨年は京都、今年は阪神というジプシーのように転々とするこのレース。 同じ中京代替だが2年連続で京都開催となった東海S、金鯱賞は前年連対馬を起用しなかった。 この違いを見せるならば、「出番あり」とみたい。 参考:開催日程の推移
そこで、週中の考察とは真逆になってしまうが、ヘッドライナーを軸馬とする。 相手を挙げるならば、オープン加算歴のないエーシンリジル、「札幌」函館SSを勝ったグランプリエンゼルの入った4枠。 それと昨年のこの時期に行われた京都開催(これまた代替開催)で一気にOP入りしたスカイノダンを上位。 押さえに、前年のコピーとなるダッシャーゴーゴー、指定戦出走歴のある3歳馬ツルマルレオンを。 【 買い目 】 単複3、馬連流し 計7点 【 結果 】 1着 × 11 ダッシャーゴーゴー 2着 ◎ 03 ヘッドライナー 3着 -- 01 タマモナイスプレイ ----- 4着 ▲ 08 グランプリエンゼル 6着 ○ 07 エーシンリジル ( 複勝330円、馬連1780円 ) ( 参考:馬単3020円 ) 【 再考 】 ◎ヘッドライナーが逃げ粘って的中。 高松宮記念出走後、テレビ愛知OPで59Kを背負ってまでも勝った意義をつかめたことが勝因だろう。 今回は京都、阪神の変則代替開催。 テレビ愛知OPが昨年は「4回京都1日」で行われていたが、今年は「3回京都9日」 。 この違いが阪神開催に影響を及ぼしたこと。 上り馬不在とテレビ愛知OP勝ちからこの馬の出番と見ましたが、週中考察の時点で見抜けなかったことは反省事項。 これを早い段階で読めていれば、頓珍漢な考察を書かずに済んだかと思うと、まだまだ未熟ですね。 |