●第47回 CBC賞(G3)●
     6月12日阪神11R 芝1200m、国際、ハンデ

     6月11日更新
     変更点 3回京都8日→3回阪神2日(時期不変)、10R→11R、3場→2場、番組発表後変更あり
03 ヘッドライナー 57.5幸 07 エーシンリジル 52 浜中
08 グランプリエンゼル 54 ウィリア 16 スカイノダン 53 国分優
× 11 ダッシャーゴーゴー 58.5川田 × 13 ツルマルレオン 52 小牧

【 過去9年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
37回 01年 3名7芝12、混、別、特       リキアイタイカン
38回 02年 3名6芝12、混、別、特   馬単・3連複発売、7日→6日 2着同着、枠連ゾロ目 サニングデール
39回 03年 3名6芝12、混、別、特       シーイズトウショウ
40回 04年 3名6芝12、国、別、特   3連単発売、国際化、別定規定変更   プレシャスカフェ
41回 05年 3名6芝12、国、別、特     積雪代替競馬、枠ゾ
出馬再投票あり
シンボリグラン
42回 06年 2名8芝12、国、H、2場 3歳あり 12月G2別定→6月G3ハンデ、特指→なし
賞金減額(6400→4300)
  シーイズトウショウ
43回 07年 2名8芝12、国、H、2場 3歳あり
8歳なし
    ブラックバースピン
44回 08年 2名8芝12、国、H、2場 9歳なし     スリープレスナイト
45回 09年 3名8芝12、国、H、2場 3歳あり 11R→10R 取消 プレミアムボックス
46回 10年 4京8芝12、国、H、2場 3歳あり 中京→代替京都、賞金減額(4300→4000)   ヘッドライナー
47回 11年 3阪4芝12、国、H 3歳あり 3回京都8日10R→3回阪神2日11R(時期不変) 番組発表後変更あり  
 
【 考察 】
 この時期の開催になってからも、ハンデ戦で軽量を生かせるうえに、短距離のレースがないこともあって3歳馬が顔を出すこのレース。

 今年も出走してくることだろう。

 その今年は1回限りの阪神代替。
 取消戦となった一昨年、京都代替の昨年と2着には3歳馬が入った。

 単純に今年も……といきたいところだが、そうはいかない事情もある。

 連対した2頭(エイシンタイガー、ダッシャーゴーゴー)はともに京王杯2歳S→朝日杯の出走歴を持つ。

 いわゆる「2歳王者路線」を通ったが、今年の登録馬にそのような馬はいない。
 そして、1着同枠馬に1600万勝ちの上り馬を配備していたが、こちらは登録の時点でゼロ。

 出馬構成が変わる以上、1回限りとはいえど、過去2年とは違う流れになると考えられる。

 それならば、過去2年の勝ち馬(プレミアムボックス、ヘッドライナー)にあった「ステップ戦→G1出走歴」を持たない馬を狙ってみたい。
   
 (ここまで6月8日更新)

 ただ、残念ながら、そのような馬が出走馬の過半数を占めており、これでは狙いは立たない。

 その一方、プレミアムボックス、ヘッドライナーの当時の競走成績を見ると、直前のG1に出走した後の賞金加算歴がない。
 つまり、G1出走時と同じ形で弱者救済とも扱えるハンデ戦のここに参加した。

 ダッシャーゴーゴーなどがこの形だが、今回、直前1年間のG1出走馬で1頭だけG1後に賞金加算歴を持つ馬がいる。

 京都1400で行われたテレビ愛知OPを勝った、前年1着馬のヘッドライナー。

 中京のリニューアルが来年の1月に予定されており、このレースも最初で最後の阪神開催が確定している。

 ならば、この馬が「非中京」で行われるこの代替開催をまとめる役割になってもいいだろう。


 変則日程のため、一昨年が中京、昨年は京都、今年は阪神というジプシーのように転々とするこのレース。

 同じ中京代替だが2年連続で京都開催となった東海S、金鯱賞は前年連対馬を起用しなかった。
 この違いを見せるならば、「出番あり」とみたい。
 
 参考:開催日程の推移
重賞 09年 10年 11年
東海S、金鯱賞 中京(8日) 京都(8日) 京都(4日 前開催と合わせて12日)
CBC賞 阪神(4日)
マーメイドS、宝塚記念 阪神(8日) 阪神(8日) 阪神(4日)
プロキオンS 京都(4日)
  小倉(8日) 小倉(8日) 京都(4日)
小倉記念 小倉(4日 後開催と合わせて12日)

 そこで、週中の考察とは真逆になってしまうが、ヘッドライナーを軸馬とする。

 相手を挙げるならば、オープン加算歴のないエーシンリジル、「札幌」函館SSを勝ったグランプリエンゼルの入った4枠。
 それと昨年のこの時期に行われた京都開催(これまた代替開催)で一気にOP入りしたスカイノダンを上位。

 押さえに、前年のコピーとなるダッシャーゴーゴー、指定戦出走歴のある3歳馬ツルマルレオンを。

【 買い目 】  単複3、馬連流し 計7点
 

【 結果 】
1着 × 11 ダッシャーゴーゴー
2着 ◎ 03 ヘッドライナー
3着 -- 01 タマモナイスプレイ
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4着 ▲ 08 グランプリエンゼル
6着 ○ 07 エーシンリジル
( 複勝330円、馬連1780円 )
( 参考:馬単3020円 )

【 再考 】
 ◎ヘッドライナーが逃げ粘って的中。

 高松宮記念出走後、テレビ愛知OPで59Kを背負ってまでも勝った意義をつかめたことが勝因だろう。

 今回は京都、阪神の変則代替開催。
 テレビ愛知OPが昨年は「4回京都1日」で行われていたが、今年は「3回京都9日」 。
 この違いが阪神開催に影響を及ぼしたこと。

 上り馬不在とテレビ愛知OP勝ちからこの馬の出番と見ましたが、週中考察の時点で見抜けなかったことは反省事項。

 これを早い段階で読めていれば、頓珍漢な考察を書かずに済んだかと思うと、まだまだ未熟ですね。
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