●ジャパン・オータムインターナショナル 第28回 マイルチャンピオンシップ(G1)● 11月20日京都11R 芝1600m、国際、定量、指定 11月19日更新 変更点 WIN5発売
【 過去9年経歴 】
【 考察 】 1.WIN5 2.エーシンフォワードの存在 3.[地]ステップ戦 4.6日目と外国馬 5.安田記念 6.最終結論 1.WIN5 この秋のG1は新馬券発売から行かざるを得ないので、まずは毎度のごとくここから。 参考:新馬券発売初年となったマイルCS
勝ち馬を眺めると、新馬券発売初年のみ直前加算が重賞2着馬に出番が来ている。(それ以外は重賞1着馬) そして2着も直前加算は重賞2着馬。 今年はそんな役回りなんだろうか? 今年の出走予定馬で重賞2着を直前加算とするのは5頭。 (キョウワジャンヌ、クレバートウショウ、ダノンヨーヨー、ライブコンサート、リアルインパクト) 00年は揃って4歳馬、02年は直前加算をG2、04年は同じくG1と何かを揃えてくる。 では今年は?となると、 直前加算がG1のキョウワジャンヌとダノンヨーヨー、G2のクレバートウショウとリアルインパクト。 3歳馬のキョウワジャンヌとリアルインパクトといったところだろうか。 さらに2着馬を見ると、3歳馬か前年2着馬。 昨年の2着馬ダノンヨーヨーのも注意を払う必要がありそうです。 2.エーシンフォワードの存在 今年は前年1着馬のエーシンフォワード、安田記念を制したリアルインパクトが揃って出走する。 前年のマイルCS勝ち馬が連覇を目指して出走したのは、過去10年でちょうど半分の5回。 参考:前年マイルCS1着馬出走年
それぞれバラバラだが、傾向としては、マイル戦連対歴のある天皇賞組。 そうなると、シルポート、ダノンヨーヨーというところかな?。 (ここまで11月16日更新) 3.[地]ステップ戦 一応、スプリンターズS2着以内という項目はあるが、富士S、スワンSとWIN5非発売戦が[地]ステップ戦として組まれている。 参考:[地]ステップ戦を持つ古馬G1
ステップ戦勝ち馬が1頭も出なかったヴィクトリアマイル以外は、ステップ重賞勝ち馬が1頭は連対。 しかも、本番から1ハロン短いレースの勝ち馬が出た場合は特に。 今回は1ハロン短いスワンSが組まれているので、勝ち馬リディルは狙いが立つ。 4.6日目と外国馬 今年も2頭の外国馬が来日したが、「6日目、外国馬あり」はワンパターンの結果。 さらに、マイルCSが「6日目、外国馬出走」の年はG1馬に出番が来る年。
G1で連対枠入りしたキャリアのある馬のいる枠に出番が来ている。 昨年の連対馬エーシンフォワード、ダノンヨーヨー(安田記念1着同枠馬)、さらにはキョウワジャンヌ(秋華賞2着)。 リアルインパクト(安田記念1着)、シルポート(安田記念2着同枠)、グランプリボス(NHKマイルC)。 桜花賞馬マルセリーナと外国馬2頭であわせて9頭。 数が多いのが気になるが、彼らのまとめられた枠は注目したい。 (ここまで11月17日更新) 5.安田記念とのつながり ブログの週中考察でも触れたが、意外に出てこないのが当年の安田記念1着馬。 参考:当年安田記念1着馬の出走したマイルCS
02年のアドマイヤコジーンは敗退したが、それ以外は連対枠入り。 アドマイヤに関してはスプリントG1で連対歴があることがマイナスと受け取れるが、時代背景があるだろう。 この年の夏から馬単・3連複を発売した。 つまり、マイルCSの時には馬単はあったが、安田記念のときにはなかった。 その過渡期を通ったのがこの馬。 いくら同じ年といえども、発売馬券が追加されたことが邪魔をしたのではなかろうか。 6.最終結論 週中考察を長々と触れたが、枠を見てリアルインパクトが外せなくなった。 ただでさえ、安田記念1着馬。 2着加算が主役になれる新馬券発売初年であり、G1馬の出番になる外国馬出走年。 そして、この馬とイモータルヴァースの入った4枠が唯一のG1勝ち馬同居枠。 ここまで来たら狙わないわけにはいかない。 今年は突如最終のユニコーンSを外されたあげく、来年から夏番組に移行する安田記念。 そこを勝った馬としてここに来た以上、何らかの幕引きがあるだろう。 枠連ゾロ目となるイモータルヴァースが相手筆頭。 その後は、3.で触れたようにスワンS勝ちのリディル。 あとは、WIN5発売戦秋華賞2着のキョウワジャンヌ。 前年2着以降沈黙を続けるダノンヨーヨー、朝日杯FSの裏返しとなるグランプリボスを。 【 買い目 】 単勝8、馬連8-2.7.11.17.18、7-17 計7点 【 結果 】 1着 -- 05 エイシンアポロン 2着 -- 01 フィフスペトル 3着 -- 13 サプレザ ----- 5着 ◎ 08 リアルインパクト 7着 ○ 07 イモータルヴァース 14着 ▲ 17 リディル 【 再考 】 考えられるシナリオというかネタが2つあり、その結末が同じなら問題ないが、真逆を向いていたとき。 当然、どちらかを取り、どちらかを捨てることになる。 今回の2つは「新馬券初年戦」「今秋のG1の流れ」とあり、前者を軸に予想したが、勝ち馬を見る限り後者。 考察の3.で触れたようにステップ戦1着馬を起用していることで、エイシンアポロンは選べたかもしれない。 しかし、何をどこからどう捻っても、2着のフィフスペトルは出てこなかった。 よく出しても同枠になった×ダノンヨーヨーまで。こうなると、あきらめもすんなりつく。 |