●サマースプリントシリーズ 第25回 セントウルステークス(G2)● 9月11日阪神11R 芝1200m、国際、別定、指定 9月10日更新 変更点 WIN5発売、10R→11R、グローバルスプリントチャレンジ除外
【 過去9年経歴 】
【 考察 】 香港から2頭の馬がやってきた。 05年の国際化後に外国馬が出走してきたのは2回。 06年2着のテイクオーバーターゲット、昨年2着のグリーンバーディーと、ともに59Kを背負って連対席に座った。 当時は1頭のみの出走だったが、代替中京開催、取消戦と再現性のないレースで出番が来たことは注目することだろう。
ただし、気になる点がある。 それが直近1年内のG1勝ち。 グリーンバーディーは58K出走でわかるように直近1年はG1未勝利。 ラッキーナインは59Kを背負うが、香港のローカルG1しか勝っていない。 さらには、セントウルSが「グローバルスプリントチャレンジ」から外された。 この形で行われるのは国際化されてからは初めてのため、今年がリニューアル元年と受け取ることは可能。 しかし、来年からはくぼ競馬に戻って10R化することも考えられ、そうなれば、今年は1回限りの11R施行となる。 それを明確に示すために外国馬を連れてきたのだろうか。 ならば、外国馬を見逃すわけにはいかないだろう。 (ここまで9月7日更新) 昨年までの6年間は「グローバルスプリントシリーズ」に組みこまれていた。 とはいえ、どこがグローバル?と言いたくなるような勝ち馬。 何せ、勝ち上がったのは海外歴もなければG1勝ちもない馬ばかりだったが、今年は違う。 シリーズ除外で何か変わることがある、と考えたい。 前回グローバルスプリントシリーズに組まれなかった05年。 「国際、G3」としては1回限りの施行となったが、この年はゴールデンキャストが連覇を果たした。 来年からの10R復帰を考えれば、今回、「11R、非グローバルスプリント」では1回限りとなるだろう。 フルゲート割れ、11R化と合わせて連覇を目指すダッシャーゴーゴーに風が吹いていると受け取りたい。 相手筆頭は週中でもふれたが外国馬から59Kを背負うラッキーナイン。 そして、サマースプリントシリーズの勝ち馬が並んだ5枠からアイビスSD>北九州記念とみて、エーシンヴァーゴウ。 昨年のダッシャーゴーゴー(CBC賞2着(京都代替)→北九州記念11着)と同じような流れを持つヘッドライナー。 同じ阪神1200のCBC賞をコピーして知らぬ顔することもある得るだろう。 あとはもう1頭の外国馬グリーンバーディーと京王杯SC1着同枠歴を持つサンカルロを。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 ▲ 09 エーシンヴァーゴウ 2着 ○ 13 ラッキーナイン 3着 ◎ 14 ダッシャーゴーゴー (参考:馬連 4760円、馬単 8460円、3連複 3080円、3連単 26290円) 【 再考 】 「外国馬がここを目当てに来日した」、さらには「今年は1回限りであろう11R施行」と考えれば、06年、10年の再来。 おとなしく、59Kのラッキーナインを連軸に据えれば終わったレースだった。 一方、アイビスSDを勝ったエーシンヴァーゴウ、北九州記念を勝ったトウカイミステリーが組んだ今回の5枠は意味深。 どちらであれ、勝てばカレンチャンをポイントで上回り、サマーチャンピオンの称号を得れた。 その時点で、今回は5枠がカギだった、ということでしょう。 アイビスSD>北九州記念と見たのは、これまでの成績。 北九州記念組がここでは全く出番がなかったのに対し、アイビスSD組はサンアディユ、カノヤザクラが勝っている。 しかも、その07年、08年も今回と同じく1回限り。 こういうときは見逃すな、ということでしょう。 |