●サマースプリントシリーズ 第25回 セントウルステークス(G2)●
     9月11日阪神11R 芝1200m、国際、別定、指定

     9月10日更新
     変更点 WIN5発売、10R→11R、グローバルスプリントチャレンジ除外
14 ダッシャーゴーゴー 58 川田 13 ラッキーナイン 59 プレブル
09 エーシンヴァーゴウ 55 田辺 02 ヘッドライナー 57 幸
× 04 グリーンバーディー 58 アングラ × 07 サンカルロ 57 吉田豊
 注:アングラはT.アングランド

【 過去9年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
16回 02年 4阪2芝12、混、別、指 8歳なし 馬単・3連複発売、別定規定変更   ビリーヴ
17回 03年 4阪2芝12、混、別、指 6歳なし     テンシノキセキ
18回 04年 4阪2芝12、混、別、指   3連単発売、別定規定変更 7R⇔8R ゴールデンキャスト
19回 05年 4阪2芝12、国、別、指   国際化、賞金減額(4300→4100)
グローバルスプリントチャレンジ組込
  ゴールデンキャスト
20回 06年 3名2芝12、国、別、指  

代替中京、G3→G2、別定規定変更
賞金増額(4100→6000)

9R⇔10R シーイズトウショウ
21回 07年 4阪2芝12、国、別、指   代替戻り 当日番組変更あり サンアディユ
22回 08年 4阪1芝12、国、別、指、2場   2日11R→1日10R   カノヤザクラ
23回 09年 4阪2芝12、国、別、指 3歳なし 1日→2日 取消 アルティマトゥーレ
24回 10年 4阪2芝12、国、別、指   賞金減額(6000→5800) 取消 ダッシャーゴーゴー
25回 11年 5阪2芝12、国、別、指   WIN5発売、10R→11R
グローバルスプリントチャレンジ除外
   

【 考察 】
 香港から2頭の馬がやってきた。

 05年の国際化後に外国馬が出走してきたのは2回。

 06年2着のテイクオーバーターゲット、昨年2着のグリーンバーディーと、ともに59Kを背負って連対席に座った。

 当時は1頭のみの出走だったが、代替中京開催、取消戦と再現性のないレースで出番が来たことは注目することだろう。

年、変更点 着、馬名、重量 直近1年間G1勝ち 備考
06年 代替中京 2着 テイクオーバーターゲット59 ライトニングS
ニューマーケットH
同枠 オーシャンS1着 公営馬
10年 取消 2着 グリーンバーディー59 クリスフライヤー国際スプリント 同枠 高松宮記念1着 外国産馬

 ただし、気になる点がある。

 それが直近1年内のG1勝ち。
 グリーンバーディーは58K出走でわかるように直近1年はG1未勝利。
 ラッキーナインは59Kを背負うが、香港のローカルG1しか勝っていない。

 さらには、セントウルSが「グローバルスプリントチャレンジ」から外された。

 この形で行われるのは国際化されてからは初めてのため、今年がリニューアル元年と受け取ることは可能。
 
 しかし、来年からはくぼ競馬に戻って10R化することも考えられ、そうなれば、今年は1回限りの11R施行となる。

 それを明確に示すために外国馬を連れてきたのだろうか。
 
 ならば、外国馬を見逃すわけにはいかないだろう。

 (ここまで9月7日更新)

 昨年までの6年間は「グローバルスプリントシリーズ」に組みこまれていた。
 とはいえ、どこがグローバル?と言いたくなるような勝ち馬。

 何せ、勝ち上がったのは海外歴もなければG1勝ちもない馬ばかりだったが、今年は違う。

 シリーズ除外で何か変わることがある、と考えたい。 
 前回グローバルスプリントシリーズに組まれなかった05年。

 「国際、G3」としては1回限りの施行となったが、この年はゴールデンキャストが連覇を果たした。

 来年からの10R復帰を考えれば、今回、「11R、非グローバルスプリント」では1回限りとなるだろう。
 フルゲート割れ、11R化と合わせて連覇を目指すダッシャーゴーゴーに風が吹いていると受け取りたい。


 相手筆頭は週中でもふれたが外国馬から59Kを背負うラッキーナイン。

 そして、サマースプリントシリーズの勝ち馬が並んだ5枠からアイビスSD>北九州記念とみて、エーシンヴァーゴウ。

 昨年のダッシャーゴーゴー(CBC賞2着(京都代替)→北九州記念11着)と同じような流れを持つヘッドライナー。
 同じ阪神1200のCBC賞をコピーして知らぬ顔することもある得るだろう。

 あとはもう1頭の外国馬グリーンバーディーと京王杯SC1着同枠歴を持つサンカルロを。 

【 買い目 】 馬連流し 計5点


【 結果 】
1着 ▲ 09 エーシンヴァーゴウ
2着 ○ 13 ラッキーナイン
3着 ◎ 14 ダッシャーゴーゴー
(参考:馬連 4760円、馬単 8460円、3連複 3080円、3連単 26290円)

【 再考 】
 「外国馬がここを目当てに来日した」、さらには「今年は1回限りであろう11R施行」と考えれば、06年、10年の再来。

 おとなしく、59Kのラッキーナインを連軸に据えれば終わったレースだった。

 一方、アイビスSDを勝ったエーシンヴァーゴウ、北九州記念を勝ったトウカイミステリーが組んだ今回の5枠は意味深。

 どちらであれ、勝てばカレンチャンをポイントで上回り、サマーチャンピオンの称号を得れた。

 その時点で、今回は5枠がカギだった、ということでしょう。

 アイビスSD>北九州記念と見たのは、これまでの成績。

 北九州記念組がここでは全く出番がなかったのに対し、アイビスSD組はサンアディユ、カノヤザクラが勝っている。

 しかも、その07年、08年も今回と同じく1回限り。

 こういうときは見逃すな、ということでしょう。
このページ最上段へ  トップページへ