●サマー2000シリーズ 第46回 農林水産省賞典新潟記念(G3)● 
    8月29日新潟11R 芝2000m、国際、ハンデ、特指

    8月28日更新
    変更点 なし
09 バトルバニヤン 57.5和田 04 スマートギア 57 武豊
15 ダイワジャンヌ 52 北村宏 17 ドモナラズ 55 柴田善
× 03 メイショウベルーガ 56 池添 × 10 イケドラゴン 52 丸山

【 過去8年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
38回 02年 3新6芝20、混、H、特 馬単・3連複発売   トーワトレジャー
39回 03年 3新6芝20、混、H、特   取消 ダービーレグノ
40回 04年 3新6芝20、混、H、特 50周年記念   スーパージーン
41回 05年 3新6芝20、混、H、特 3連単発売   ヤマニンアラバスタ
42回 06年 3新6芝20、国、H、特 国際化 除外 トップガンジョー
43回 07年 3新6芝20、国、H、特     ユメノシルシ
44回 08年 3新6芝20、国、H、特     アルコセニョーラ
45回 09年 3新6芝20、国、H、特   枠連ゾロ目 ホッコーパドゥシャ
46回 10年 3新6芝20、国、H、特      

【 考察 】
 サマー2000シリーズの最終戦となる新潟記念。
 ここでシリーズチャンピオンが決まるが、チャンピオンになれる権利を持つのは、このレースに出走し、かつ、現在3ポイント以上の馬のみ。

 となると、可能性があるのは、ドモナラズ(11)、バトルバニヤン(9)、アルコセニョーラ(6)、サンライズベガ(5)、スマートギア(4)、ナリタクリスタル(3)の6頭。
 ()内は現在のポイント。

 現在は、ドモナラズ以外の前述5頭が勝つか、ドモナラズが5着以内に入る。
 このどちらかが起きない限り、今年のサマー2000シリーズの王者は「該当なし」という結末が待っている。

 HPなどで「サマーシリーズ開催中」と銘打ちながら、王者は該当なし。
 さすがにそれは主催者としても避けたいだろう。

 そして、皆が揃って散るなかで、さりげなく5着にドモナラズが入って王者になる、というシナリオも考えづらい。

 深読みしてしまいたくなるが、これらを裏返すと、ここの勝ち馬がサマー2000シリーズの王者になる、ということ。

 ドモナラズが2.3着になって王者につくということも考えられるが、それもまたさびしいもの。
 ここでは、前述6頭のどれかが勝つと考えたい。  

 そして、今年の新潟記念は例年1.2頭はいる格上挑戦馬が不在で、3連単発売後では初めてとなる、「全馬オープン在籍」の顔ぶれで行われる。

 「夏季番組、農林水産省賞典戦、3歳馬、格上挑戦馬不在」の3つで絞り込むと、該当するのは今年、昨年の函館記念が出てくるが、勝ち馬の共通点は1つ。

年、レース名 1着馬 2000m条件戦 2000mオープン
09年 函館記念 サクラオリオン ポプラS 中京記念
10年 函館記念 マイネルスターリー ポプラS アイルランドT

 「同距離条件戦、オープン加算歴を過去1年以内にもっている」ことだが、残念ながらそのような馬はいない。

 距離を不問とすれば、両方持ち合わせているのは、メイショウベルーガとドモナラズだが、やはり「2000」シリーズなので距離に拘るのではないだろうか。

 過去1年以内に条件戦の2000m勝ち歴を持つのは、メイショウベルーガ、イケドラゴン、ダイワジャンヌの3頭。
 同枠にともに重賞加算歴を持つ馬が入ったため、該当する2.5.8枠を上位として考えたい。

 こうなると、本来ならドモナラズを軸とする手だろう。
 しかし、同枠に七夕賞で相手を受けたアルコセニョーラが入ったこと、この馬自身に再現不能な中京記念1着同枠歴が気になるので評価を下げる。

 では?ということだが、過去1年間で唯一オープン特別勝ちを果たしているうえに、小倉記念2着歴のあるバトルバニヤンを狙ってみる。

 昨年のホッコーパドゥシャのようなシリーズの結末を見せるのではないだろうか。
 相手だが、過去2年の函館記念と同じ形で勝ち馬を見つけられない以上、2着馬も違った形で持ってくるだろう。

 その筆頭だが、条件2000m勝ち歴を持つメイショウベルーガと同枠になったスマートギアをあげたい。
 条件戦もオープンも勝てぬまま2着を重ねるスタイルはここで通用するのではないだろうか。

 唯一の2000m重賞勝ち歴を持つドモナラズは捨てきれず、同距離戦勝ちでオープン入りをした同枠のダイワジャンヌと合わせて押さえたい。

 あとは、同距離条件歴もあるメイショウベルーガ、イケドラゴンといった同枠馬を。

【 買い目 】 枠連2.5.8 ボックス、馬連流し 計8点


【 結果 】
1着 -- 08 ナリタクリスタル
2着 -- 06 トウショウシロッコ
3着 -- 05 サンライズベガ
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6着 ○ 04 スマートギア
7着 ◎ 09 バトルバニヤン
9着 ▲ 15 ダイワジャンヌ

【 再考 】
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