●サマー2000シリーズ 第46回 農林水産省賞典新潟記念(G3)● 8月29日新潟11R 芝2000m、国際、ハンデ、特指 8月28日更新 変更点 なし
【 過去8年経歴 】
【 考察 】 サマー2000シリーズの最終戦となる新潟記念。 ここでシリーズチャンピオンが決まるが、チャンピオンになれる権利を持つのは、このレースに出走し、かつ、現在3ポイント以上の馬のみ。 となると、可能性があるのは、ドモナラズ(11)、バトルバニヤン(9)、アルコセニョーラ(6)、サンライズベガ(5)、スマートギア(4)、ナリタクリスタル(3)の6頭。 ()内は現在のポイント。 現在は、ドモナラズ以外の前述5頭が勝つか、ドモナラズが5着以内に入る。 このどちらかが起きない限り、今年のサマー2000シリーズの王者は「該当なし」という結末が待っている。 HPなどで「サマーシリーズ開催中」と銘打ちながら、王者は該当なし。 さすがにそれは主催者としても避けたいだろう。 そして、皆が揃って散るなかで、さりげなく5着にドモナラズが入って王者になる、というシナリオも考えづらい。 深読みしてしまいたくなるが、これらを裏返すと、ここの勝ち馬がサマー2000シリーズの王者になる、ということ。 ドモナラズが2.3着になって王者につくということも考えられるが、それもまたさびしいもの。 ここでは、前述6頭のどれかが勝つと考えたい。 そして、今年の新潟記念は例年1.2頭はいる格上挑戦馬が不在で、3連単発売後では初めてとなる、「全馬オープン在籍」の顔ぶれで行われる。 「夏季番組、農林水産省賞典戦、3歳馬、格上挑戦馬不在」の3つで絞り込むと、該当するのは今年、昨年の函館記念が出てくるが、勝ち馬の共通点は1つ。
「同距離条件戦、オープン加算歴を過去1年以内にもっている」ことだが、残念ながらそのような馬はいない。 距離を不問とすれば、両方持ち合わせているのは、メイショウベルーガとドモナラズだが、やはり「2000」シリーズなので距離に拘るのではないだろうか。 過去1年以内に条件戦の2000m勝ち歴を持つのは、メイショウベルーガ、イケドラゴン、ダイワジャンヌの3頭。 同枠にともに重賞加算歴を持つ馬が入ったため、該当する2.5.8枠を上位として考えたい。 こうなると、本来ならドモナラズを軸とする手だろう。 しかし、同枠に七夕賞で相手を受けたアルコセニョーラが入ったこと、この馬自身に再現不能な中京記念1着同枠歴が気になるので評価を下げる。 では?ということだが、過去1年間で唯一オープン特別勝ちを果たしているうえに、小倉記念2着歴のあるバトルバニヤンを狙ってみる。 昨年のホッコーパドゥシャのようなシリーズの結末を見せるのではないだろうか。 相手だが、過去2年の函館記念と同じ形で勝ち馬を見つけられない以上、2着馬も違った形で持ってくるだろう。 その筆頭だが、条件2000m勝ち歴を持つメイショウベルーガと同枠になったスマートギアをあげたい。 条件戦もオープンも勝てぬまま2着を重ねるスタイルはここで通用するのではないだろうか。 唯一の2000m重賞勝ち歴を持つドモナラズは捨てきれず、同距離戦勝ちでオープン入りをした同枠のダイワジャンヌと合わせて押さえたい。 あとは、同距離条件歴もあるメイショウベルーガ、イケドラゴンといった同枠馬を。 【 買い目 】 枠連2.5.8 ボックス、馬連流し 計8点 【 結果 】 1着 -- 08 ナリタクリスタル 2着 -- 06 トウショウシロッコ 3着 -- 05 サンライズベガ ----- 6着 ○ 04 スマートギア 7着 ◎ 09 バトルバニヤン 9着 ▲ 15 ダイワジャンヌ 【 再考 】 |