●第24回 根岸ステークス(G3)● 1月31日東京11R ダート1400m、国際、別定、指定 1月30日更新 変更点 賞金減額(3900→3800)
【 過去8年経歴 】
【 考察 】 今年からダートG2以下は1着賞金が減額された。 G1のフェブラリーSやJCダートにまでつながれば同方向変化と受け取れるが、G1の2レースだけは据置。 これが何を意味しているのだろうか? まだそれは見えてこないが、今年になってからの古馬OPダート戦の勝ち馬は全て過去1年以内のOP勝ち歴を持っていない馬ということが気になる。
おまけに前走はOPクラスで馬券対象となっているが、OP加算歴なし。 そういうところから見ると、ダイワマックワンなどが狙い目だろうが、前述3レースは全て賞金額以外で何らかの変更がある。 しかし、根岸Sはそのような変更がない。 そうなると、この点とは違う形の結末を見せるのではないだろうか。 さらには、3K増でスーニが出走を予定しているが、「冬の東京ダ1400」の根岸Sでは3K増馬の連対歴はないが、前回の賞金カット時には3K増馬が1着同枠馬としての役割を果たしていた。 同じ立場をスーニは担うのだろうか……? (ここまで1月27日更新) さて、週中に狙い目?と書いたダイワマックワンは不在のうえに、2頭しかいない増量馬が8枠に並んだ。 そのうちの1頭、スーニは外せない。 3K増馬だが、この馬は4歳馬。 4歳3K増馬が出てきたのは05年1着同枠のカフェオリンポス以来のこととなるが、05年といえば、前述したように賞金減額年であると同時に、前回の「3場開催、当日番組変更なし」に該当する年。 それ以来の「4歳3K増」の登場となるが、この登場には意味があるものと受け取りたい。 当時は重賞勝ち馬と同枠になったが、今回も同様の枠配置。 そのため、スーニの同枠馬ミリオンディスクから入る。 相手筆頭は年明けのオープン大和Sを制したオーロマイスター。 その後は、キーホースとなりそうなスーニ、大和S2着のセレスハント、カペラS2着馬ダイワディライトの2枠両馬。 あとは、サンプルとした05年は芝路線から回ってきたアドマイヤマックスが2着同枠にいた。 今回も同じように芝から路線を変えたゼンノグッドウッドの同枠馬、セイクリムズンを押さえたい。 馬券は枠連、馬連の両面を。 【 買い目 】 枠連 8-2.3.7、馬連 15-3.4.5.13.16 計8点 【 結果 】 1着 -- 08 グロリアスノア 2着 -- 09 サマーウインド 3着 ○ 13 オーロマイスター ----- 4着 ▲ 16 スーニ 6着 ◎ 15 ミリオンディスク 【 再考 】 京都牝馬Sの再考でも書きましたが、「賞金減額戦、3場開催日復活」という同方向への変更がなされた今週の3重賞。 終わって見れば、ワンパターンの結果でした。
見事としか書きようがない。 前年同レース最先着馬の同枠馬と前走1着馬での決着。 しかも別定規定を変更していない東京の2重賞は着順も勝ち方も揃えてきた。 東京新聞杯1着 レッドスパーダ……中山ニューイヤーS1着 根岸S1着 グロリアスノア……阪神エニフS1着 別の競馬場の同距離OP特別。 これが読めればよかったが、さすがにできなかった。 |