●第48回 スポーツニッポン賞 京都金杯(G3)● 
    1月5日京都11R 芝1600m、国際、ハンデ

    1月4日更新
    変更点 2日→1日、JRAプレミアム
07 ライブコンサート 57 岩田 05 スマートギア 57 武豊
12 マイネルファルケ 57 和田 13 タマモサポート 57 津村
( 出走取消 11 ブラボーデイジー 54 )

【 過去8年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
40回 02年 1京1芝16、混、H、2場     ダイタクリーヴァ
41回 03年 1京1芝16、混、H、2場 馬単・3連複発売 枠連ゾロ目 サイドワインダー
42回 04年 1京1芝16、混、H、2場     マイソールサウンド
43回 05年 1京1芝16、混、H、2場 3連単発売   ハットトリック
44回 06年 1京1芝16、国、H、2場 国際化 6R→7R→8R ビッグプラネット
45回 07年 1京1芝16、国、H、2場 1/6施行   マイネルスケルツィ
46回 08年 1京1芝16、国、H、2場 JRAプレミアム   エイシンデピュティ
47回 09年 1京2芝16、国、H、2場 JRAプレミアム、1日→2日 6R⇔7R タマモサポート
48回 10年 1京1芝16、国、H、2場 JRAプレミアム、2日→1日 取消  
 
【 考察 】
 昨年は2日目の京都金杯という瞠目するレースだったが、今年は開幕日に復帰した。
 そこで、中山金杯と同様に、このレースが国際化された06年以降を振り返ることから考えようかと思っていたが、ブラボーデイジーが出走取消となったことで話は変わる。

 当日の施行順を入れ替えた06年、1月6日施行の07年、2日目施行の昨年のように「1回限り」のレースとなることが考えられるだろう。

 そのため、その3年(06.07.09年)をサンプルとしたい。
 
  変更 上1着馬/下2着馬 マイル戦実績 その他重賞
06年 国際化、当日施行順変更 ビッグプラネット
ニューベリー
アーリントンC
ファイナルS
 
07年 1/6施行 マイネルスケルツィ
エイシンドーバー
NZT
GホイップT準

小倉大賞典2着
09年 2日目施行、プレミアム タマモサポート
マルカシェンク
キャピタルS
関屋記念

小倉大賞典2着

 連対馬の片側に「前走マイル戦勝ち」馬がいるのだが、今年の出走15頭は見事なまでに全馬が前走負け。
 しかし、最低でも過去1年以内にマイル重賞を勝った馬に出番が来ていることは気になる。

 そのマイル重賞勝ち馬というと、前年1着馬のタマモサポートのみ。
 前年のこのレース以降、加算歴がないことが気になるので、押さえまでの評価としたい。

 今回出走を取り消したブラボーデイジーが福島牝馬S1着→ヴィクトリアマイル2着→愛知杯2着という実績を持っているが、福島牝馬Sは今年から賞金別定規定を変更、愛知杯は小倉での代替施行と再現不能戦。

 そういった馬が取り消したことで、気になる1頭が出てきた。

 昨年春に六甲S→都大路SとマイルのOP特別を制したライブコンサート。
 この両レースは今年はともに変更されているうえに、この馬が前走鳴尾記念負けにもかかわらず増量されている点が引っかかる。

 そして、2日目施行となった昨年の連対馬がともに増量馬ということもあり、もう1頭の前走負けの増量馬スマートギアとあわせて狙ってみたい。

 その後は、前走マイル戦で連対した唯一の馬となるマイネルファルケに前年1着馬タマモサポートをあわせてこの4頭で。
 
【 買い目 】 馬連ボックス 計6点
 

【 結果 】
1着 ◎ 07 ライブコンサート
2着 ○ 05 スマートギア
3着 -- 08 レインダンス
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5着 ▲ 12 マイネルファルケ
( 出走取消 11ブラボーデイジー )

( 馬連 1380円 )(参考 馬単 4230円)

【 再考 】
 ブラボーデイジーの取消から一捻りする必要があったが、終わってみれば去年と同じ増量馬どうしでの決着。

 取り消して15頭立にしたことに加え、この日の京都は中山と違って、いかなる手を使っても地方騎手が乗れない「非角指日」(特指、丸指定戦なし)。

 2年連続で「再現不能戦」になったことに加えて「非角指日」(こちらも2年連続)。
 これで前年のトレースをする、という明確な意思表示だったのだろう。

 前年勝ち馬タマモサポートが持っていた「直前加算マイル戦の増量馬」となったライブコンサートに出番が来たのも、自明の流れだったのっではないだろうか。
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