●第44回 共同通信杯(トキノミノル記念)(G3)● 
    2月7日東京11R 芝1800m、3歳、国際、別定、特指
    2月6日更新
    変更点 賞金減額(4000→3900)
06 ハンソデバンド 56 蛯名 05 アリゼオ 56 ルメール
09 アースステップ 56 吉田隼 03 ダノンシャンティ 56 吉田豊
× 08 ロジスプリング 56 柴田善 × -- --

【 過去8年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
36回 02年 2東4芝18、3歳、混、別、特     チアズシュタルク
37回 03年 2中4芝18、3歳、混、別、特 代替中山、馬単・3連複発売、馬齢重量変更   ラントゥザフリーズ
38回 04年 1東4芝18、3歳、混、別、特 代替戻り 枠連ゾロ目 マイネルデュプレ
39回 05年 1東4芝18、3歳、混、別、特 3連単発売   ストーミーカフェ
40回 06年 1東4芝18、3歳、混、別、特 別定規定変更   アドマイヤムーン
41回 07年 1東4芝18、3歳、混、別、特 G3→Jpn3   フサイチホウオー
42回 08年 1東4芝18、3歳、混、別、特 賞金減額(4200→4000)、降雪代替開催   ショウナンアルバ
43回 09年 1東4芝18、3歳、国、別、特 混合→国際、Jpn3→G3、外国馬別定規定追加   ブレイクランアウト
44回 10年 1東4芝18、3歳、国、別、特 賞金減額(4000→3900)    

【 考察 】
 今週の共同通信杯、来週のきさらぎ賞と同距離・同条件でのG3が連続して行われるが、出走馬を見る限り、一味違っているようだ。

 今年から賞金を減額した3歳G3の1つだが、出走13頭で500万勝ち歴を持つ馬がゼロ。その500万を飛ばしてオープン特別を勝った馬が2頭いるが、重賞連対歴を持つ馬もゼロという、2歳戦を全く無視したといってもいい顔ぶれ。

 昨年から国際化されているため、受け入れがたい「Jpn」格付連対馬を排除したい意向があるかもしれないが、本来なら1週早い施行となるこちらで朝日杯までの2歳戦を、きさらぎ賞ではそれ以降の実績を求めた結果を見せていた。

 しかし、そういったキャリアを持つ馬が全くいない今年は、当然の如く話も変わる。

 朝日杯までに重賞で賞金を加算した馬がいない。それどころかオープン加算歴を持つ馬すらいないという顔ぶれで行われた共同通信杯は02年までさかのぼる。

 その年は朝日杯後にオープンで賞金を加算した2頭で決まった。

 02年 第36回共同通信杯
  前走 朝日杯後加算歴
1着 チアズシュタルク シンザン記念2着 新馬、シンザン記念2着
2着 サンヴァレー ジュニアC1着 ジュニアC
 (チアズシュタルクの新馬勝ちは2戦目新馬)

 今年の該当馬はホープフルSを勝ったアリゼオとジュニアCを勝ったハンソデバンドの2頭。

 さらに、02年という年代が引っかかる。

 というのは、先月の京成杯も、02年以来のオープン加算馬不在の顔ぶれで行われたが、02年と同様の2勝馬エイシンフラッシュが制した。
 
 ここで同じことが起きると見ていいだろう。

 そのため、3歳になってからOP勝ち歴のあるハンソデバンドから入りたい。
 相手筆頭はアリゼオ。

 そして今年は公営馬が出走しているが、こういう年はラジオNIKKEI杯&京成杯組に出番が来ているので、ダノンシャンティ、アースステップをあげる。

 公営馬出走年の共同通信杯
  1着馬 前走 2着馬 前走
01年 船橋 シングンオペラ ジャングルポケット ラジオたんぱ 2着 プレジオ 京成杯4着
07年 船橋 フリオーソ フサイチホウオー ラジオNIKKEI 1着 ダイレクトキャッチ 京成杯5着

 押さえに朝日杯登録後に初勝利をあげたロジスプリングを。

 馬券は流しだが、ダノン−アースは気になるので押さえる。

【 買い目 】 馬連 6-3.5.8.9、3-9 計5点
 

【 結果 】
1着 ◎ 06 ハンソデバンド
2着 △ 03 ダノンシャンティ
3着 ○ 05 アリゼオ
-----
5着 ▲ 09 アースステップ

( 馬連1440円 )
( 参考 馬単3230円、3連複590円、3連単6750円 )

【 再考 】
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