●第42回 函館2歳ステークス(G3)● 
    8月8日函館9R 芝1200m、2歳、国際、馬齢、特指

    8月7日更新
    変更点 2回札幌4日→2回函館8日(時期不変)、国際化、Jpn3→G3
01 マイネショコラーデ 54 和田 13 ルリニガナ 54 藤岡佑
09 ドリームバロン 54 古川 04 アポロジェニー 54 勝浦

【 過去8年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
34回 02年 2函8芝12、2歳、混、定、特 馬単・3連複発売   アタゴタイショウ
35回 03年 2函8芝12、2歳、混、馬、特 定量→馬齢 枠連ゾロ目 フィーユドゥレーヴ
36回 04年 2函8芝12、2歳、混、馬、特 11R設計→9R設計   アンブロワーズ
37回 05年 2函8芝12、2歳、混、馬、特 3連単発売 枠連ゾロ目 モエレジーニアス
38回 06年 2函8芝12、2歳、混、馬、特   取消 ニシノチャーミー
39回 07年 2函8芝12、2歳、混、馬、特 表記G3→Jpn3   ハートオブクィーン
40回 08年 2函8芝12、2歳、混、馬、特   取消 フィフスペトル
41回 09年 2札4芝12、2歳、混、馬、特 2回函館8日→2回札幌4日(時期不変)   ステラリード
42回 10年 2函8芝12、2歳、国、馬、特 2回札幌4日→2回函館8日(時期不変)
国際化、Jpn3→G3
   

【 考察 】
 今年から2歳路線も国際化されるが、登録馬を見るとラベンダー賞を勝ったロビンフットの名がない。

 ステップ戦となるラベンダー賞の勝ち馬がいない函館2歳Sというと、馬齢表記の変更でレース名が「2歳S」となった01年以来のことになる。

 そのときは、ここと同じ函館1200の「2戦目新馬」を勝ちあがったサダムブルースカイが制したが、同枠に新潟ダ1200でデビューしたスピードオーバーがいることも見ておく点だろう。
 (ちなみに、2着のスターエルドラードも2戦目新馬が初勝利)

 となると、函館で新馬を勝ち、ステップ戦のラベンダー賞を経由して2歳Sにやってくるという、いわゆる「王道ローテ」を歩む馬がいないので、国際化元年という年になるはずだが、ラベンダー賞馬が不在である以上、ステップ戦も一筋縄ではいかないだろう。

 そこで気になるのが、函館以外でデビューした馬。
 彼らが何かの役割を担うのではないだろうか。

 (ここまで8月5日更新)

 その非函館デビューは、今回の出走馬ではマイネショコラーデ、アポロジェニー、コットンフィールド、それにラッシュウインドの4頭。
 この中では、阪神の新馬戦を勝ち、ラベンダー賞で2着となったマイネショコラーデに注目したい。

 というのも、冒頭に書いたように今年から国際化されたうえに、出馬を見るとカク地(公営)馬がいない。
 そんな年は過去8年で2回しかないが、ともに牝馬が勝った。

 変更あり、カク地馬不在年の函館2歳S(02年以降)
変更点 1着 直前加算 2着 直前加算
04年 9R化 アンブロワーズ 牝 函館1000新馬 ディープサマー 函館1200新馬
09年 代替札幌 ステラリード 牝 札幌1200新馬 キョウエイアシュラ ラベンダー賞
( 08年は前年からの条件変更なし )
 
 来年からもこのままで行われるのなら、函館デビュー組の王者を決める場が函館2歳Sのはず。

 函館での出走歴はあるが、賞金加算歴がないうえに牝馬のマイネに今年を託すこともありだろう。

 ラベンダー賞2着馬にまったくと言っていいほど出番がない過去も、この馬を後押しするとみたい。

 相手筆頭には唯一の芝1000デビューとなったルリニガナ。
 この馬も牝馬のうえに、同枠にラッシュウインドが入ったこともプラス。

 その後は、コットンフィールドと同枠のうえに、自身が7頭立の新馬戦で初勝利を飾ったドリームバロン、減量騎手勝ち歴のある馬と唯一の未勝利勝ち馬が組んだ4枠からは福島デビューのアポロジェニーを押さえたい。
 
【 買い目 】 単勝1、馬連流し 計4点


【 結果 】
1着 -- 07 マジカルポケット
2着 ◎ 01 マイネショコラーデ
3着 ○ 13 ルリニガナ
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10着 ▲ 09 ドリームバロン

【 再考 】
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