●サマー2000シリーズ 第46回 農林水産省賞典函館記念(G3)●
7月25日函館9R 芝2000m、国際、ハンデ、特指
7月24日更新
変更点 1回札幌12日→2回函館4日(時期不変)、当日10R⇔11R
◎ |
09 ナムラマース |
56 藤岡佑 |
○ |
03 マンハッタンスカイ |
56 武幸 |
▲ |
10 サクラオリオン |
57 四位 |
△ |
05 シャドウゲイト |
58 田中勝 |
× |
14 テイエムプリキュア |
53 荻野 |
× |
16 フィールドベアー |
57 秋山 |
【 過去8年経歴 】
回数 |
年、日程、条件 |
変更点 |
当日変更 |
1着馬名 |
38回 |
02年 2函4芝20、混、H、特 |
6日→4日、馬単・3連複発売 |
|
ヤマニンリスペクト |
39回 |
03年 2函4芝20、混、H、特 |
|
|
エアエミネム |
40回 |
04年 2函4芝20、混、H、特 |
11R設計→9R設計、50周年記念 |
|
クラフトワーク |
41回 |
05年 2函4芝20、混、H、特 |
3連単発売 |
取消、枠連ゾロ目 |
エリモハリアー |
42回 |
06年 2函4芝20、混、H、特 |
サマーシリーズ組込 |
10R⇔11R、枠連ゾロ目 |
エリモハリアー |
43回 |
07年 2函4芝20、混、H、特 |
表記G3→Jpn3 |
除外、枠連万馬券 |
エリモハリアー |
44回 |
08年 2函4芝20、混、H、特 |
|
8R→12R→11R→10R |
トーセンキャプテン |
45回 |
09年 1札12芝20、国、H、特 |
2回函館4日→1回札幌12日(時期不変)
国際化、J3→G3 |
|
サクラオリオン |
46回 |
10年 2函4芝20、国、H、特 |
1回札幌12日→2回函館4日(時期不変) |
10R⇔11R |
|
【 考察 】
リニューアルされた函館重賞、と思いきや、出馬を見ると当日の10Rと11Rの施行順が入れ替わっていることに気付く。
当初の予定通りプログラムが施行されるのが一般的で、今回のようにメインレース後の施行順変更というのは、「今日のヒーローインタビューは皆様の帰宅後に行います」という野球の試合みたいなもの。
普通に考えれば、「おかしなもの」となるだろう。
そんな状態となったこの日の函館。
これをメインでまとめるには、そういう役割を担う馬を用意するのが一般的。
となると、過去にこのレースを3連覇したエルモハリアーが筆頭だろうが、同様に施行順を変えた一昨年にしくじったことで役割は終わったと考えたい。
では、ほかにどんな馬がいるか。
重賞では、前年の札幌代替戦となったこのレースで連対したサクラオリオン、マヤノライジン、「京都」金鯱賞2着のドリームサンデー、中京記念勝ちのシャドウゲイト。
オープン路線では、再現があり得ない「函館競馬場グランドオープン記念」を勝ったマンハッタンスカイ、昨年の「12日目」札幌日経オープンを制したエアジパングといったところが浮かんでくる。
先の函館スプリントSでも再現不能なJpn2フィリーズレビューを制したワンカラットに出番が来たように、この函館戦は再現不能戦を制した馬たちの出番かもしれない。
一方、巴賞から中1週で勝ち馬メイショウクオリアが参戦してきた。
函館記念が現行日程となった02年以降、巴賞勝ち馬が参戦したのは今年で5回目。
巴賞1着馬と函館記念(02年以降)
|
巴賞1着馬 |
函館記念当日変更 |
函館記念1着馬 |
前走 |
備考 |
05年 |
エリモハリアー → 1着 |
取消 |
エリモハリアー |
巴賞1着 |
OP加算歴なし |
07年 |
シルクネクサス → 着外 |
除外 |
エリモハリアー |
巴賞11着 |
函館記念 |
08年 |
マヤノライジン → 着外 |
当日施行順変更 |
トーセンキャプテン |
巴賞4着 |
加算歴なし |
フィールドベアー → 2着 |
09年 |
マンハッタンスカイ → 着外 |
代替札幌、国際化 |
サクラオリオン |
巴賞3着 |
中京記念 |
10年 |
メイショウクオリア → ? |
当日施行順変更 |
|
|
|
注:02年〜04年、06年は巴賞1着馬不出走、08年は巴賞1着同着
巴賞勝ち馬が出てきたら、前走で巴賞を使った馬が勝っている。
その巴賞組というと、勝ったメイショウクオリアとビリ負けしたナムラマースの2頭のみ。
オープン加算歴のないエリモハリアーが巴賞からまとめて面倒を見た05年とその他の年は違う、というのなら、今年はビリからの巻き返しがあってもいいだろう。
前年1着馬と同枠に組んだこともプラスとみて、ナムラマースから今回は入りたい。
相手筆頭は再現不能な函館競馬場グランドオープン記念を勝ったマンハッタンスカイ。
枠のゾロ目もあり、とみてサクラオリオン、中京記念勝ちのシャドウゲイトを相手上位とする。
そして今年は牝馬が参戦。
牝馬が参戦した函館記念(02年以降)
年 |
牝馬頭数 |
牝馬馬券対象枠 |
函館記念1着馬 |
前走 |
直前加算歴 |
02年 |
2頭 |
3着 トーワトレジャー |
ヤマニンリスペクト |
米子S3着 |
関ヶ原S1着 |
03年 |
2頭 |
3着 ギャンブルローズ |
エアエミネム |
金鯱賞3着 |
過去1年なし |
04年 |
1頭 |
2着 ファインモーション |
クラフトワーク |
中京記念5着 |
東京新聞杯2着 |
07年 |
1頭 |
2着 ロフティーエイム |
エリモハリアー |
巴賞11着 |
函館記念1着 |
09年 |
2頭 |
2着同枠 ヤマニンメルベイユ |
サクラオリオン |
巴賞3着 |
中京記念 |
その枠が馬券対象となっている。
同枠のエリモハリアーと合わせて狙いづらいが、出番があるのも事実なので牝馬テイエムプリキュアを押さえ、最後に過去1年間に加算歴を持たない馬からフィールドベアーをあげたい。
【 買い目 】 枠連、馬連流し 計9点(重複除く)
【 結果 】
1着 -- 06 マイネルスターリー
2着 -- 12 ジャミール
3着 -- 08 ドリームサンデー
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6着 ○ 03 マンハッタンスカイ
12着 ▲ 10 サクラオリオン
15着 ◎ 09 ナムラマース
【 再考 】
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