●第58回 府中牝馬ステークス(G3)● 10月17日東京11R 芝1800m、牝、国際、別定、指定 10月16日更新 変更点 賞金減額(3900→3800)
【 過去8年経歴 】
【 考察 】 秋華賞を除外されたスマートシルエットがこちらに回り、06年以来となる3歳馬の出走するレースとなった。 まずはここから考えたいが、過去を振り返ると、3歳馬が出走した年は8枠に出番が来ている。
両年ともに8枠が2着枠となっているが04年は混合の最終年、06年は取消戦となっている。 そしてこれを見ると、「クイーンS勝ち馬」VS「ハンデ重賞連対馬」の図式が成立するうえに、2着馬には重賞連対歴が2戦。 この点から見ることもできるだろうが、今年のクイーンSの連対馬は不在のうえに、今年の出走馬が持つ重賞連対歴はすべて牝馬限定戦のため、少し角度を変えたい。 両年の2着馬を見ると、条件戦と重賞の両方で賞金加算歴がある。 このようなキャリアを持つのは大外枠のブライティアパルスのみだが、この馬だけが1着馬にある「前走重賞1着」歴も併せ持っている。 この点を加味して、ブライティアパルスから入りたい。 もう1つ補足すると、04年の1着枠、06年の2着枠には3歳馬がいる。 そして、連対馬は4歳牝馬で、連対枠には前年の秋華賞出走歴がある。 両方持ち合わせる馬がいれば一気に終わらせたが、そうはいかなかったので、両面を押さえたい。 3歳馬スマートシルエットと同枠配置されたテイエムオーロラ、唯一の前年秋華賞出走歴を持つブロードストリートを相手上位としたい。 一方、正式発表ではなく、新聞の推測報道にすぎないが、来年からこのレースがG2に上がるという話が出ている。 この時期のスポーツ新聞の発表はガセで終わることが少なく、意外に信憑性が高い。 おそらく、報道が必要だから流すのだろう。 この話が正しいのなら、今年は「国際、G3」としては最後の年。 そんなときに新しいキャリアを持ち込む必要は一切なく、これまでと同じでいいはず。 国際化された05年以降を見ると、条件上がりの馬が連対したケースはなく、重賞連対歴を持つか、3歳時にG1格で連対した実績を持っていた。 そのため、一度は消える中京愛知杯(今年と来年は小倉)を制したリトルアマポーラ、他に重賞1着歴を持つニシノブルームーン、ムードインディゴを押さえたい。 【 買い目 】 単複17、馬連流し 計7点 【 結果 】 1着 ○ 13 テイエムオーロラ 2着 -- 02 セラフィックロンプ 3着 -- 14 スマートシルエット ----- 6着 ▲ 03 ブロードストリート 16着 ◎ 17 ブライティアパリス 【 再考 】 レースの切り口はあっていたが、その後を間違えたため、獲物を取り逃がす大失態。 3歳馬が出てきたことで、該当する8枠から入ったが狙う場所がずれていた。 見るものは枠の出目ではなく、上表で出した3歳馬が出走した年は「3歳馬が同枠馬として連対枠入り」、という事実。 そうすれば、3歳馬の同枠馬となったテイエムオーロラに本命を打つことはできたはず。 おまけに、その年の相手は「前走で重賞連対」のワンパターン。 今年の2着馬セラフィックロンプも前走マーメイドS2着。 こうなると、テイエムから該当する馬(マーメイドS連対のブライティアパリス、セラフィックロンプ)への2点で取れたレースでした。 |