●第27回 エプソムカップ(G3)●
     6月13日東京11R 芝1800m、国際、別定

     6月12日更新
     変更点 なし
15 ゴールデンダリア 57 柴田善 14 ストロングリターン 56 内田
08 シルポート 56 蛯名 12 トウショウウェイヴ 56 中舘

【 過去8年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
19回 02年 4東8芝18、混、別、2場     ジョウテンブレーヴ
20回 03年 2東8芝18、混、別、2場 馬単・3連複発売   マイネルアムンゼン
21回 04年 3東8芝18、混、別、2場   9R⇔10R マイネルアムンゼン
22回 05年 3東8芝18、国、別、2場 国際化、3連単発売 9R⇔10R、枠ゾ スズノマーチ
23回 06年 3東8芝18、国、別、2場   枠ゾ トップガンジョー
24回 07年 3東8芝18、国、別、2場 別定規定変更 使用芝コースA→C エイシンデピュティ
25回 08年 3東8芝18、国、別、2場     サンライズマックス
26回 09年 3東8芝18、国、別、2場     シンゲン
27回 10年 3東8芝18、国、別、2場      

【 考察 】
 5週連続のG1が終わり、翌週から3歳馬の混成と降級が発生する夏競馬。

 その谷間にこの重賞が行われるのは何の意味があるか?を考えつつ予想したい。

 07年に現行の別定規定(3歳52K、4歳上56K、牝2K減、2000万円ごと1K増)となってからは、直前の1年間にG1出走歴を持つ馬に出番はない。
 それまでは基礎重量57K、獲得賞金5000万円ごと1K増と、実績馬に有利な規定だったことを考えれば、この規定変更は「G1出走歴で他を圧倒することは許さない」、という意思表示ではないだろうか。

 そして、07年以降の結果がそれをしっかりと物語っている。

  エプソムC成績(07年以降)
1着馬 直前加算 2着馬 直前加算
07年 エイシンデピュティ 豪州T 18 ブライトトゥモロー 新潟大賞典 20
08年 サンライズマックス 中日新聞杯 20 ヒカルオオゾラ 朱雀S準 16
09年 シンゲン 新潟大賞典 20 ヒカルオオゾラ 武庫川S準 16
( 直前加算 レース名の後ろは距離 )

 連対した馬は綺麗なまでに賞金加算歴の上限がG3まで。それどころか、直前1年以内に条件戦の賞金加算歴も持っている。

 つまり、求めるものは「あがり馬」としてのキャリア。

 07年から09年までの勝ち馬には条件戦〜オープン、もしくはオープンの連勝歴をもつ馬がいるが、今年はいない。
 連続した賞金加算歴となると、該当するのがゴールデンダリア。

 新潟大賞典1着歴を持ってエプソムCに登場するが、そういう馬に出番が回ってくるのがエプソムC。
 そのため、ここに「出てきた」ことそのものを買い、素直にこの馬から入りたい。

 ブライトトゥモロー、シンゲンとともにテレビ静岡賞勝ちでオープン入りした実績に加えて、同枠に入った2頭が連勝歴を持つ馬となったこともプラスだろう。

 新潟大賞典1着馬とエプソムC(07年以降)
新潟大賞典1着馬 エプソムC成績 他OP歴 条件歴
07年 ブライトトゥモロー 2着   テレビ静岡準、玄海10
08年 オースミグラスワン 不出走 大阪城S 過去1年なし
09年 シンゲン 1着 白富士S テレビ静岡準
10年 ゴールデンダリア 大阪杯2着 テレビ静岡準

 そして相手には、ゴールデンダリアと同枠に入った条件上がりのストロングリターン、1800のみでしか出番のないシルポートに加えて、条件〜オープン勝ち歴を持つトウショウウェイヴの3頭をあげたい。
 
【 買い目 】 単勝15、馬連流し 計4点


【 結果 】
1着 -- 02 セイウンワンダー
2着 ▲ 08 シルポート
3着 -- 04 キャプテンベガ
-----
5着 ◎ 15 ゴールデンダリア
6着 ○ 14 セイクリットバレー

【 再考 】

このページ最上段へ  トップページへ