●第3回 カペラS(G3)● 
    12月12日中山11R ダート1200m、国際、別定、指定

    12月11日更新
    変更点 賞金減額(3900→3800)
03 ナムラタイタン 56 熊沢 08 シルクフォーチュン 56 小牧
13 セイクリムズン 56 幸 06 マハーバリプラム 54 蛯名
× 09 スーニ 58 川田 × 16 ヤサカファイン 56 石崎駿

【 過去2年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
1回 08年 5中4ダ12、国、別、指 新設 取消 ビクトリーテツニー
2回 09年 5中4ダ12、国、別、指 Jpn3→G3   ミリオンディスク
3回 10年 5中4ダ12、国、別、指 賞金減額(3900→3800)    
 
【 考察 】
 先月のJBCスプリントで今年のダート版スプリント戦線は一応の幕を閉じた。

 マイルまでの距離適性がある、とされる馬は来春のフェブラリーSを目指す戦いの中に身を投じるわけだが、そこまでは時期的な開きもあり、先のG1へのステップ戦としての位置づけではない。

 そして、昨年から賞金面以外の変更がないうえに、実績馬に有利といわれる別定戦。

 この3点を併せ持つダート重賞というと、アンタレスSとプロキオンS。

 さらには、ここが世代抜けの顔ぶれとなった。
 同じように世代抜けが起きたプロキオンSをサンプルとする手だろう。

 そのプロキオンSだが、勝ったケイアイガーベラ、2着のサマーウインドはともに条件戦を一気に駆け抜けてオープン入りした前科がある。
 1600万下は1戦であっさりと卒業したうえに、次のオープンで馬券に絡んだ実績を持っている。

 アンタレスSではそうはいかず、手こずっていたが、1600万を卒業した前科はある。

 そうなると、やはり、この1年以内に条件を勝ち上がった実績を持つ馬を狙いたい。
 該当するのは、内枠からナムラタイタン、シルクフォーチュン、セイクリムズン。
 降級後に1戦で元に戻ったティアップワイルドを入れても4頭。

 ここなら1000万、1600万、オープンと3連勝した前科のあるナムラタイタンを狙ってみたい。

 ただ、いずれも前走JRAで連対を外した成績が引っかかる。

 そのため、微妙な変更をもたらすことだろう。

 直前加算を1200mのオープンと1600万でそろえた4枠、1400のオープンと1600万でそろえた7枠などは枠構成を合わせてみても気になる点が多い。

カペラS4枠 直前加算 備考 前走 備考
07 エノク 太秦S12 1着 G1裏メイン (同左)  
08 シルクフォーチュン 中山オータム準12 1着 G1日最終レース 武蔵野S7着 G1裏メイン
カペラS7枠 直前加算 備考 前走 備考
13 セイクリムズン 霜月S14 1着 G1裏メイン (同左)  
14 マルカベンチャー 京都オータム準14 1着 G1日最終レース 太秦S4着 G1裏メイン

 その両枠にそれぞれ入ったシルクフォーチュン、セイクリムズンは狙ってみる。

 その後は、オープン特別を連勝して参戦する唯一の馬となったマハーバリプラム。

 あと、G1へのステップでもないのに「指定」としているのは、ダート交流重賞として開放してもらっていることの裏返しだろう。

 公営在籍馬が2頭いることと合わせても気になる。

 そのため、直前の賞金加算が地方競馬でそろえられた5枠からスーニと、前走で交流重賞の加算歴を持つヤサカファインを押さえたい。

【 買い目 】 馬連 3.8.13ボックス、3-6.9.16 計6点
 

【 結果 】
1着 ▲ 13 セイクリムズン
2着 -- 15 ティアップワイルド
3着 -- 07 エノク
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4着 ○ 08 シルクフォーチュン
12着 ◎ 03 ナムラタイタン

【 再考 】
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