●第15回 アンタレスステークス(G3)● 
    4月25日京都10R ダート1800m、国際、別定、指定

    4月24日更新
    変更点 賞金減額(3900→3800)
06 ロラパルーザ 56 吉田豊 12 トランセンド 56 安藤勝
15 フサイチピージェイ 56 小牧 09 ラッシュストリート 57 秋山
× 02 ウォータクティクス 57 岡部 × 15 ダイショウジェット 56 岩田

【 過去8年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
7回 02年 3京2ダ18、混、H、指     ハギノハイグレイド
8回 03年 3京2ダ18、混、別、指 馬単・3連複発売、ハンデ→別定   ゴールドアリュール
9回 04年 3京2ダ18、混、別、指     タイムパラドックス
10回 05年 3京2ダ18、国、別、指 国際化、3連単発売、賞金減額(4200→3900)   ピットファイター
11回 06年 3京2ダ18、国、別、指     フィフティーワナー
12回 07年 3京2ダ18、国、別、指 別定規定変更   ワイルドワンダー
13回 08年 3京2ダ18、国、別、指     ワンダースピード
14回 09年 3京2ダ18、国、別、指 11R→10R   ウォータクティクス
15回 10年 3京2ダ18、国、別、指 賞金減額(3900→3800)    

【 考察 】
 今年からダート重賞は賞金が減額されたが、今年、これまでのダートG3を振り返ることからはじめたい。

レース 変更点 1着馬 重賞 2着馬 重賞
平安S 取消、枠ゾロ目 ロールオブザダイス 佐賀記念2着 ダイシンオレンジ 過去1年未出走
根岸S 2場開催→3場開催 グロリアスノア ユニコーン2着 サマーウインド 過去1年未出走
マーチS 12R→11R マコトスパルビエロ 名古屋GP1着 ナニハトモアレ 過去1年未出走

 3レースとも2着馬には過去1年以内の重賞出走歴がなかったが、賞金減額以外の面で目に見える変更が行われた。
 そして、勝ち馬に重賞加算歴があるが、2頭は地方交流重賞(ともに祝日施行)、残るグロリアスノアは再現不能な土曜日メインのユニコーンS(今年から安田記念当日の最終レース)での加算歴。

 こうなると、「祝日、打ち止め重賞加算歴保持馬」VS「重賞未出走」の図式が成り立ち、ここもそれを再利用か?とも思わせるが、これを書いている時点では賞金額以外での変更はない。
 
 ならば、新しい視点……と見ることもできるが、どうしても引っかかることが1つある。

 このレースはフルゲートよりも1頭少ない15頭立てだが、出馬がフルゲートに満たないから15頭になったのではなく、枠順発表前にワンダーアキュートが取り消したための15頭。

 この確定前取消が珍しく気になる。

 この後の東海Sは京都での代替開催のため、前年からの変更が賞金額以外でもある。
 となると、この確定前取消を「当日変更あり」として受け取れば、取消戦となったフェブラリーSとあわせて、春番組全てを同一方向へ棚上げできる。

 そのため、前述3レースと同じことがおきると考えたい。

 平安S、根岸S、マーチSの2着馬は全て前走1600万下勝ち。
 今回、該当する馬は2頭いるが、同枠に平安S2着現物となったダイシンオレンジよりも、マーチSで2着同枠馬となったクリールパッションが再度の導き役を果たすとみて、その同枠ロラパルーザを◎とする。

 一方の相手馬。
 重賞連対歴は必要に思えるが、該当馬は9頭もいる。
 しかし、前述の3頭の重賞加算は全て前走ではないので、引っかかる4頭(ナニハトモアレ、シルクメビウス、ダイシンオレンジ、フサイチセブン)をはずして、残る5頭をあげたい。
 
【 買い目 】 複勝6、馬連流し 計6点


【 結果 】
1着 -- 11 ダイシンオレンジ
2着 -- 03 ナニハトモアレ
3着 -- 13 フサイチセブン
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7着 ◎ 06 ロラパルーザ
8着 ○ 12 トランセンド
11着 ▲ 15 フサイチピージェイ
( 騎手変更 08 ピイラニハイウェイ 熊沢→渡辺、14 ダイショウジェット 岩田→和田 )

【 再考 】
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