●第45回 デイリー杯2歳ステークス(G2)● 10月16日京都11R 芝1600m、2歳、国際、馬齢、指定 10月15日更新 変更点 国際化、J2→G2
【 過去8年経歴 】
【 考察 】 JRAでは初めてとなる「2歳、国際、G2」がやってきた。 しかし、2歳戦線は今年から揃って国際化されることもあり、同じ方向への変化として受け取りたい。 本来、このレースは朝日杯FSや阪神JFへのステップレースとしての立場を担っているうえに、秋番組での重賞としては最初に行われる。 つまりは、最も夏番組に近い位置。その夏番組を総括して暮れ、さらには来年への道しるべとなる位置を得るはずだった。 ここで「だった」と書いたのは、理由がある。 今年の出走馬12頭を見ると、夏季番組どころか、全体を通してJRAのオープンで賞金を積み重ねた馬がいない。 レースはG2として行われるが、実態は500万下の顔ぶれとなったところから考えたい。 このようなオープン加算歴を持たない馬で作られたデイリー杯は05年。 その年は当日の5Rと6Rの施行順を入れ替えている。
連対したのは新馬戦を勝ったばかりの1戦1勝馬で、勝ったマルカシェンクは秋番組デビュー。 1戦1勝馬というと、アスターウイング、グランプリボス、レーヴディソールの3頭だが、未勝利戦デビューのアスターが国際化元年のここを制してしまうと先々は事実上再現不可能となる。 残る2頭はともに夏の札幌芝1500デビューで、秋デビューとなると2走目で勝ち上がったトップシャインのみとなる。 もう1つ見ておきたいことが、公営馬エルウェーオージャの出走。 公営馬が出てくるのは前述した05年以来となるが、このレースが1600となった97年以降、公営馬で気になることが。
02年のオペラコロナリー以外は連対枠入りしているが、違いとなると配置枠。 オペラコロナリーだけが1頭枠、残りは2頭枠に配置された。 そのため、今回は2頭枠にエルウェーオージャが入ったため、同枠のエイシンオスマンを押さえたい。 同距離で初勝利というのはプラスだろう。 ここまでで馬名があがった4頭でまとめたい。 ◎には唯一の秋デビューとなったトップシャインをあげる。 馬券はトップ、エイシンからの二本軸で。 【 買い目 】 馬連 4-5.8.12、8-5.12 計5点 【 結果 】 1着 ▲ 12 レーヴディソール 2着 -- 03 アドマイヤサガス 3着 -- 06 メイショウナルト ----- 5着 ◎ 04 トップシャイン 9着 ○ 08 エイシンオスマン 【 再考 】 |