●第60回 農林水産省賞典 安田記念(G1)●(アジアマイルチャレンジ最終戦) 6月6日東京11R 芝1600m、国際、定量、指定 6月5日更新 変更点 なし(最終、ユニコーンSプレミアム化)
【 過去8年経歴 】
【 考察 】 今年から最終レースにユニコーンSが組まれたことで、ダービーデーについで1日2重賞の週となった。 これが何を意味するかだが、JRAが発表した文書には「安田記念当日のさらなる盛り上げを図る観点から」ユニコーンSを移設したと記載している。 これには首をかしげざるを得ない。 なぜ安田記念だけなのか?。 フェブラリーS、桜花賞、皐月賞、ヴィクトリアマイル、JCダート、有馬記念。 名前を挙げた6つのG1は、前日に同じ競馬場で重賞が施行されている。 こちらもそろって移設してもいいのだが、これはしていない。 でも、安田記念は実施したのはなぜか? おそらく、世代交代のある夏競馬が目前に迫ってる時期だからこそ、こういう視点を入れたのではないだろうか? ならば、ダービーが1日12R化し、目黒記念が組まれたことで1日2重賞となった初年(06年)の枠連の出目となった「1→3」は見ておく必要があるだろう。 そして、このレースではステップ戦となる皐月賞、青葉賞の勝ち馬で決まっていることも。 こうなると、ステップ戦(いわゆる指定戦)として考えられる京王杯SC、マイラーズC、谷川岳Sで賞金を加算した馬を見ておく必要があるが、京王杯SCと谷川岳Sの勝ち馬は出てこない。 さらには高松宮記念馬も3歳馬もいない。 逆に言えば、役割を唯一のステップ戦勝ち馬として出走するリーチザクラウンに任せる、という意思表示ではないだろうか。 また、先にブログで触れたが、このレースには「アジアマイルチャレンジ最終戦」というサブタイトルがついている。 このタイトルが付与されたのが06年だが、それ以降の勝ち馬を見ると気になることが。 安田記念1着馬(06年以降)
勝ち馬の直前加算はマイル戦で、しかも海外出走歴がある。 今年の安田記念に出走する日本馬に当年海外歴のある馬はいない。 ならば、主軸は香港馬ではないだろうか? アジアマイルチャレンジに組み込まれたチャンピオンズマイルに出走した馬が3頭そろったのも何かの縁だろう。 (ここまで6月4日更新) そして今年は安田記念が6日目に移行後では初めてとなる京王杯SC1着馬不在。 これがこのレースではまったくといっていいほど出番のないマイラーズC勝ち馬リーチザクラウンに追い風となるのではないだろうか。 同距離戦ながら、このレースで連対したのは07年2着のコンゴウリキシオーのみと、まったく出番がないマイラーズC。 その07年は当初Aコースを使う予定だった芝コースをCコースに変更した。 今年も最終に組まれたユニコーンSをプレミアムレースとして変更している点は、この馬にとってプラスのうえに1枠配置。 そのため、この馬から入りたい。 相手は香港馬3頭に加えて、マイルCS2着歴のあるマイネルファルケ、リーチザクラウンの裏の存在とも思わせるトライアンフマーチを。 【 買い目 】 枠連1-3、馬連 1.4.5.10ボックス、1-13.15 計9点 【 結果 】 1着 -- 17 ショウワモダン 2着 -- 09 スーパーホーネット 3着 -- 02 スマイルジャック ----- 5着 ○ 05 サイトウィナー 9着 ▲ 04 フェローシップ 14着 ◎ 01 リーチザクラウン 【 再考 】 |