●第5回 ヴィクトリアマイル(G1)● 5月16日東京11R 芝1600m、牝、国際、定量、指定 5月15日更新 変更点 当日番組変更あり
【 過去4年経歴 】
【 考察 】 春の天皇賞になぞらえて、牝馬限定戦でもあり皇后賞とでもつければいいのに…と思わせるが、秋のエリザベス女王杯になぞらえてヴィクトリアマイルと名づけたのだろう。 しかし、この英国から来た名前が影響しているのだろうか? このレースの過去を見ると、第1回以外は海外歴を持つ馬に出番が来ている。
07年のアサヒライジングは最後となる「混合、G1」秋華賞2着。 08年のウオッカは外回り化した初年の桜花賞で2着だったが、その前に最初で最後の「阪神外回り、混合、G1」阪神JF勝ち。 09年のウオッカは最後となった「Jpn1」ヴィクトリアマイル2着歴を持っていた。 この3頭にそろっているのは、何か最後となったレースでの加算歴。 今年はどうか? 海外歴を持つのはブエナビスタとレッドディザイアの2頭。 この2頭が再度対戦する形となるが、ブエナビスタには最後の「Jpn1」桜花賞、オークス勝ち、レッドディザイアにはそのレースでの2着歴がある。 ただし、レッドには「国際、G1」秋華賞1着歴があり、当日の番組を変更する今年はここが引っかかるが、この2頭ですんなり終わってしまう可能性は大だろう。 そして、第1回の勝ち馬となったダンスインザムードも3歳時に海外戦連対歴を持っている。 ならば、今年も海外歴を求めていいだろう。 今年は当日の番組変更がある。 それを考えると、降着戦となったとはいえ、国際化初年の秋華賞を勝ったレッドディザイアよりも、「Jpn1」最終年のオークスを勝ったブエナビスタを上と見たい。 相手筆頭は海外歴を持つ以上、はずせないレッドディザイア。 今年の春番組は当日の最終が変更されている点で全て共通しているが気になることが1つ。
前走連対馬が勝ち、2着には芝のレースではステップ戦1着枠というワンパターン。 ここも同じ流れが続くと考えることができ、本来ならステップ戦1着馬のいる7枠だが、7枠3頭にはG1連対歴がない。 このマイナスは大きいと見て7枠を見送り、それなら前年2着馬で今年はブエナビスタと同枠になったブラボーデイジーを3番手としたい。 あとは、ステップ戦となる阪神牝馬Sの連対馬とマイル戦で直前加算歴を持つ馬をあげればいいのが例年だが、今年は一味違う。 福島牝馬Sを勝ったレジネッタがゲート再審査で出走停止中という理由はあれど、ステップ戦の勝ち馬が出てこないという初めてのケースとなった。 この点で過去を否定する流れとなるのなら、阪神牝馬Sを負けた馬を狙う手もあるだろうが、それなら降着戦秋華賞2着のブロードストリートではないだろうか。 押さえに前走マイル戦勝ちのあるミクロコスモスを。 【 買い目 】 馬連流し 計4点 【 結果 】 1着 ◎ 11 ブエナビスタ 2着 -- 02 ヒカルアマランサス 3着 -- 10 ニシノブルームーン ----- 4着 ○ 17 レッドディザイア 8着 ▲ 12 ブラボーデイジー 【 再考 】 |