●第40回 高松宮記念(G1)● 3月28日中京11R 芝1200m、国際、定量、指定 3月23日更新 変更点 6日→8日
【 過去8年経歴 】
【 考察 】 中京開催を締める高松宮記念。 この後、2年間の改装工事に入るため、来年はおそらく小倉での初G1として行われることでしょう。 そして、そのときはかつて新潟で行われたスプリンターズSのような結末となるのではないでしょうか。 しかし、それは来年の話。 まずは今年から考えないといけませんが、考察を。 当初来日する予定だったセイクリットキングダムなどの香港馬が回避したうえに、昨年の勝ち馬ローレルゲレイロはドバイ遠征。 これにより、過去1年以内に同距離G1を制した馬がゼロという顔ぶれになったが、こういう顔ぶれとなったのは3月に移行後では06年のみ。 ちなみに、その06年は今年と似ている点がある。 今年の登録馬を見ると、阪急杯2着のワンカラットが回避。 このレースには、いわゆる「カク地」優先権として、ステップ戦の阪急杯とオーシャンSの各2着以内で与えられるが、今年はそれを使わない馬がいる年になることを意味している。 そのような阪急杯、オーシャンSの2着以内馬が揃わなかった年というのは、オーシャンSが重賞に格上げされた06年以降では、その06年に加えて、07年が該当する。
勝ち馬は「阪急杯3着」、2着馬はトライアル以外のG2負け(ラインクラフトの前走、阪神牝馬Sは12月施行) に加えて、勝ち馬には過去1年間に1200mの出走歴がなかった。 となると、「阪急杯3着、1200m出走歴なし」のサンカルロ、前走G2阪神Cで7着と敗れたスズカコーズウェイの2頭が断然に見えてしまう。 (ここまで3月23日更新) さらに、今年はステップG3の2レースで賞金減額。 これで06年と同様に、このレース本体、ステップ戦両レースと3つ揃って変更された。 (06年の変更点は上表で。) 高松宮記念が8日目、阪急杯が1400で行われた06年、07年はともに1200m戦に出走歴を持たない馬に勝つ順番がめぐってきた。 ただでさえ、注目していた2頭がプレミアムボックスとともに奇しくも7枠に同居したこともあり、1200未経験のサンカルロを素直に狙ってみたい。 一方の相手馬だが、筆頭はエーシンフォワード。 単純にステップ戦阪急杯勝ち馬が馬券になる年とにらんだのだが、それに加えて、同枠にビービーガルダンが入ったことをプラスと見たい。 というのは、今年の高松宮記念は珍しく前年連対馬が出走しない。 そんな高松宮記念というと、国際化されてからは01年と05年になるが、この両年は阪急杯連対馬とシルクロードS勝ち馬のワイド馬券でともに決まっている。 これならエーシンフォワードとアルティマトゥーレのワイドで終わる。 さらに、ビービーガルダンは、自身が昨年の変則札幌開催で行われたキーンランドC勝ちを枠連ゾロ目で飾った馬。 今年の中京現コースでのレースは最後となるうえに、当日は最終レースがプレミアム化することもあり、ここで出番が来ても何らおかしくはないが、とりあえずは同枠までと考えている。 その後は、シルクロードS勝ちのアルティマトゥーレに加えて、枠連ゾロ目となったスワンSに加えて、2着同着となった阪神Cを制したキンシャサノキセキ。 押さえには、キンシャサの同枠となったトウショウカレッジと枠連ゾロ目でアイビスSDを勝ったカノヤザクラを。 【 買い目 】 単複13、馬連流し 計7点 【 結果 】 1着 △ 06 キンシャサノキセキ 2着 -- 17 ビービーガルダン 3着 ○ 16 エーシンフォワード ----- 4着 ◎ 13 サンカルロ 5着 ▲ 03 アルティマトゥーレ 【 再考 】 |