●第27回 フェブラリーステークス(G1)● 
    2月21日東京11R ダート1600m、国際、定量、指定

    2月20日更新
    変更点 当日最終レース番組変更
04 エスポワールシチー 57 佐藤 06 サクセスブロッケン 57 内田
08 レッドスパーダ 57 横山典 14 リーチザクラウン 57 武豊
× 03 テスタマッタ 57 岩田 × 11 スーニ 57 川田
( 出走取消 10 オーロマイスター 57吉田豊 )

【 過去8年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
19回 02年 2東8ダ16、混、定、指、2場     アグネスデジタル
20回 03年 2中8ダ18、混、定、指、2場 代替中山ダ1800、馬単・3連複発売
定量規定変更
  ゴールドアリュール
21回 04年 1東8ダ16、混、定、指、2場 代替戻り、定量規定変更   アドマイヤドン
22回 05年 1東8ダ16、混、定、指、2場 3連単発売   メイショウボーラー
23回 06年 1東8ダ16、混、定、指、2場     カネヒキリ
24回 07年 1東8ダ16、国、定、指、2場 国際化   サンライズバッカス
25回 08年 1東8ダ16、国、定、指、2場     ヴァーミリアン
26回 09年 1東8ダ16、国、定、指     サクセスブロッケン
27回 10年 1東8ダ16、国、定、指、2場   当日番組変更あり  

【 考察 】
 今年のG1もいよいよ開幕ですが、G1デーの最終レースにプレミアムレース(今回は東京ウインタープレミアム(メイセイオペラメモリアル))を導入することが追加発表された。

 そのため、既に番組が発表されていた安田記念までの全G1で当日の発表後の番組変更が実施されます。
 発表後の番組変更がなされることで、再現不能なレースの加算歴を持つ馬にも出番が来ることでしょう。

 それにより、話が大きく変わる馬が2頭いる。

 まずは、前年、これまでに例がなかった3場開催週のフェブラリーSを制したサクセスブロッケン。

 その後は南部杯、武蔵野S、JCダートと3連敗を喫したが、東京大賞典を枠連ゾロ目1着で制したキャリアがここでモノをいうことも考えられる。

 もう1頭は重賞4連勝中のエスポワールシチー。

 初重賞を飾ったのは昨年のマーチSは、昨年だけ「12R」に行われていた。

 そして、JCダートを制したが、今年からステップ戦が変更されて「G3+OP特別」から「G3×2戦」になる。
   
 最後のOP特別「トパーズS」施行年(ことしからG3の都S)でのJCダート勝ち歴をここに持ち込むことも十分考えられるだろう。

 (ここまで2月16日更新)

 エスポワールシチーにはもう1つプラス材料を。

 昨年のJCダートを勝ってから東京大賞典、川崎記念などを使うことなくここに直行してきたが、このようなルートをたどった馬は01年2着のウイングアロー、06年1着のカネヒキリと連対席にキッチリと座った。
 (JCダート2着からここへ直行した馬も04年1着のアドマイヤドンのみ)


 一方、ステップ戦の1つとして考えられている川崎記念を勝ったヴァーミリアンが登録すらせずに回避した。
 そこで、川崎記念勝ち馬が不在の年のフェブラリーSを見ると気になることがある。

 当年の川崎記念1着馬不在年のフェブラリーS
変更点 上1着馬/下2着馬 前走 備考
01年 定量規定変更 ノボトゥルー
ウイングアロー
根岸S1着
JCダート1着
1着同枠馬ダート未経験
04年 東京戻り アドマイヤドン
サイレントディール
JCダート2着
東京大賞典7着
 
07年 国際化 サンライズバッカス
ブルーコンコルド
平安S2着
東京大賞典
1着同枠馬ダート未経験

 04年2着のサイレントディールには武蔵野S2着歴があるので、ダート重賞での連対歴は最低限求められそうだが、注目すべき点は01年、07年の1着同枠馬にデビュー以来「ダート未経験」の馬がいたこと。

 01年はトゥザヴィクトリー、07年はオレハマッテルゼだが、両馬とも芝のG1で連対実績を持っているどころか、直前1年内に重賞勝ちまで持っている。

 ちなみに、04年には前走芝戦に出走した馬がいたが、該当馬全馬がダート重賞での連対歴を持っていた。

 そうなると、今年はG1格連対歴を持つダート未経験馬が、スーパーホーネット、リーチザクラウン、レッドスパーダ、ローレルゲレイロと4頭もいる。

 この4頭が組む枠がカギになるだろう。

 現時点でこの4頭の選択は迷うが、唯一のG1勝ち歴を持つうえに、昨年の高松宮記念、スプリンターズSが今年は変更されている点(高松宮記念:6日目→8日目、スプリS:2場開催→3場開催)を見ると、ローレルゲレイロと同じ枠に入る馬が力走するのではないだろうか。

 (ここまで2月17日更新)

 さて、ここで少し視点を変えたい。

 このレースに出てくるローテーションとしては、JCダート直行(エスポワールシチー)、東京大賞典直行(サクセスブロッケン)、根岸S(グロリアスノアなど)といったところがあるが、前述した川崎記念のほかに平安S勝ち馬のロールオブザダイスも結局は差が記念に回り(3着)、ここを回避した。

 そこで、平安S勝ち馬不在年のフェブラリーSを見ると、該当するのは02年と昨年。

 平安S1着馬不在年のフェブラリーS
着、馬名 備考 過去1年G1格連対 前走
02年 1着 アグネスデジタル 海外G1馬 香港C、天皇賞秋、南部杯 香港C1着
  2着 トーシンブリザード 4歳G1馬、対古馬OP未勝利 JDD 東京大賞典3着
09年 1着 サクセスブロッケン 4歳G1馬、対古馬OP未勝利 JDD、JBCクラシック2着 川崎記念3着
  2着 カジノドライブ 4歳   アレキS準1着
 (注 G1にはJpn1を含む、JDDはジャパンダートダービー(大井))

 02年2着のトーシンブリザードと09年1着のサクセスブロッケン……。
 一目でわかることがある。

 もう、お気づきのことでしょう。
 「4歳G1格勝ち馬、対古馬未勝利、ジャパンダートダービー1着、前走古馬交流Jpn1で3着」というキャリア。

 誰がどうみても川崎記念3着馬のテスタマッタと被る。
 厳密にいうと、ジャパンダートダービーを勝つ前に1000万特別を対古馬戦で勝っているので、未勝利というわけではないが、オープン未勝利と解釈すれば通用可能。

 逆に、その古馬条件戦勝ち歴があったからこそ、自身は連対ではなくて同枠馬。
 そのため、エスポワールシチーと枠を組んだと考えることも出来る。


 そこで、そろそろ結論を。

 当日の番組変更が引っかかるが、JCダート勝ちから直行のローテーションで出走できたことを評価して、人気となるがエスポワールシチーから入りたい。

 同枠に川崎記念3着のテスタマッタが入ったこともプラスだろう。

 一方の相手馬。
 当日の番組が変更されたことを受けて、昨年の3場開催日フェブラリーS価値のサクセスブロッケンが筆頭。

 その後に川崎記念勝ち馬不在という顔ぶれから芝転戦組が考えれるが、前述したように初ダートが4頭もいる。
 その中から、前走非G1のうえに勝っているレッドスパーダ、唯一のG1馬ローレルゲレイロと組んだリーチザクラウンの2頭。

 あとは、エスポワールと同枠のテスタマッタ、根岸S勝ち馬と同枠の取消戦JBCスプリント勝ち歴を持つスーニを押さえたい。

 手広くなってしまったが、馬券は馬連で。

 (追記)
 オーロマイスターの出走取消が発表されたが、番組発表後に当日の番組が変更された事態がある以上、大差ないものとして受け取りたい。

【 買い目 】 馬連 4-3.6.8.11.14 計5点
 

【 結果 】
1着 ◎ 04 エスポワールシチー
2着 × 03 テスタマッタ
3着 ○ 06 サクセスブロッケン
-----
12着 ▲ 08 レッドスパーダ
( 出走取消 -- 10 オーロマイスター )

( 馬連 890円 )
( 参考 馬単1190円、3連複1160円、3連単4190円 )

【 再考 】
 JCダートから直行したローテでフェブラリーSに出てくるのは「馬券対象になるから」。
 そして、川崎記念勝ち馬ヴァーミリアンが登録すらせずに回避したこと。

 さらには今年の発表後番組変更。

 これらから、本文に記載したとおり、昨年のJCダート勝ち馬エスポワールシチーの軸、ということがしっかりと読めだので十分満足しています。

 それをさらに後押ししたのが2着馬のテスタマッタ。

 「ジャパンダートダービー勝ち、古馬OP未勝利、4歳馬」で出てきたうえに、平安S勝ち馬が不在。
 こちらも問答無用の馬券対象となっていた。

 この組み合わせをきっちりと拾えたので、快勝といっていいでしょう。

 芝からの転戦組でローレルゲレイロの同枠馬となったリーチザクラウン、非G1からの転戦となったレッドスパーダが消せなかったので手を広げた形となったが、既にG1化したNHKマイルC2着歴を持つうえに、減額賞金戦加算歴を持っているレッドスパーダは余分でしたね。
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