●第44回 農林水産省賞典 札幌2歳S(Jpn3)● 9月5日札幌9R 芝1800m、2歳、混合、馬齢、特指 9月4日更新 変更点 2回7日11R→2回11日9R(1ヶ月繰り上げ)
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 例年のこのレースが行われている2回札幌開催が、今年は函館の改装工事に伴う変則開催によって新潟で施行される。 1月に施行された1回中京との分割開催なので、実際、同日程のまま新潟開催という形は無いが、重賞としての価値を考えると、1ヶ月繰り上げて同一週に2歳重賞を3つやる必要は無かったはず。 しかし、そうしてまでも「札幌」施行に拘った、と考えるのが妥当だろう。 とはいえ、今年は「11日目9R」施行という、日程が元に戻る来年に再現されることは考えづらい日程。 おまけに来年からの国際化が既に決まっているので、「混合」最終年となる今年はどう転んでも1回限り(再現不能)のレースになる。 その視点から考えてみたい。 そういったレースで起用されやすいのが、ベビーネイル、ネレイス、カネスフォルテ、ダノンパッションといった取消戦や8頭以下で枠連を売らないレースでの勝ち歴を持つ馬だが、今年の札幌開催そのものが12日間開催という変則戦でもあり、言い方を変えれば、札幌で勝ちクラを持つ馬全馬が該当してしまう。 札幌開催のフィナーレで施行するのなら、それまでの札幌デビュー馬から選ぶのか?とも思えるが、気になる馬が1頭出てきた。 クローバー賞2着からここに来たポップコーン。 単なるOP特別負けの馬ではない。 このレースに出てきたときは異様なまでに堅実に走る道営在籍馬。 1ヶ月繰り上げてまで北海道でやるのは馬産地としての位置づけもあるのでは?と考えることもできる。 参考:札幌2歳Sに出てきた道営在籍馬(現行名となった01年以降)
道営在籍馬で札幌連対歴を持つ馬が出てきたら札幌2歳Sで1頭は連対枠入りしていることもあり、今回はこの道営馬ポップコーンから入りたい。 相手には、非北海道デビューの馬を上位。 減量騎手勝ちのマイネアロマは減量騎手勝ちということで評価を下げ、ポップコーンと同枠のダノンパッション、同距離勝ちのアーバンウィナー、ロードシップを上位に、札幌組からは、クローバー賞の裏表入れ替えとなるサンディエゴシチー、函館2歳S出走歴を同枠馬が持つモズを押さえたい。 【 買い目 】 馬連 14-3.4.9.11.13 計5点 【 結果 】 1着 × 03 サンディエゴシチー 2着 × 11 モズ 3着 ▲ 09 アーバンウィナー ----- 4着 ○ 13 ダノンパッション 5着 ◎ 11 ポップコーン ( 参考 馬連 3550円、馬単 7430円、3連複 19250円、3連単 103440円 ) 【 再考 】 5連複があれば的中だが……(あるわけないだろ)。 この結果を見る限り、札幌デビューに拘ったのでしょう。 |