●第23回 根岸ステークス(G3)● 
    2月1日東京11R ダート1400m、国際、別定、指定

    1月31日更新
    変更点 別定規定変更
02 バンブーエール 59 松岡 03 セントラルコースト 55 内田
11 フェラーリピサ 57 岩田 09 フジノウェーブ 58 御神本
× 06 ナンヨーヒルトップ 55 藤田 × 13 アドマイヤスバル 56 川田

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
16回 02年 2東1ダ14、混、別、指   9R⇔10R サウスヴィグラス
17回 03年 2中1ダ12、混、別、指 代替中山ダ12、馬単・3連複発売、別定規定変更 6R⇔7R サウスヴィグラス
18回 04年 1東1ダ14、混、別、指 代替戻り、別定規定変更 取消 シャドウスケイプ
19回 05年 1東1ダ14、国、別、指 国際化、3連単発売、賞金減額(4200→3900)   メイショウボーラー
20回 06年 1東2ダ14、国、別、指 1日→2日 8R⇔9R リミットレスビッド
21回 07年 1東2ダ14、国、別、指 別定規定変更 8R⇔9R ビッググラス
22回 08年 1東2ダ14、国、別、指 別定規定変更 降雪代替競馬 ワイルドワンダー
23回 09年 1東2ダ14、国、別、指 別定規定変更    

【 考察 】
 根岸Sに「勝ち馬が出走→即連対」という相棒と化していたガーネットSが今年からは消えた。

 これまでの鉄板級だった相棒がいなくなったわけで、新しい相棒を探すことになった新時代幕開けの年と考えたい。

 だからこそ、3年ぶりにG1勝ちに伴う3K増の「59K」を背負う馬(バンブーエール)が根岸Sに出てきたのではないだろうか。

 さすがに3K増で出走する馬は数少なく、3連単が発売されてからは該当7レース(平安S、根岸S、アンタレスS、プロキオンS、エルムS、武蔵野S、カペラS)で出走馬はのべ12頭で、連対枠入りできた馬はわずか4頭。

 05年根岸S1着同枠 カフェオリンポス(4歳)
 05年エルムS1着 パーソナルラッシュ
 05年武蔵野S1着同枠 アジュディミツオー
 05年武蔵野S2着 カネヒキリ

 05年に固まっているが、この年は「賞金減額年」。さらには牝馬不在の顔ぶれであったうえに、増量馬が「過去の実績」にとらわれない直近1年間でのG1勝ちを果たしていた。
 (4頭全てにダート2000mでの勝ちクラがあった。)
 
 そこで、ダート2000m勝ち歴なし、牝馬ありの顔ぶれということは気になるが、同じく重賞勝ちで増量された馬と同枠になったうえに、今年は当日の変更がないこともあり、59Kを背負うバンブーエールから入りたい。

 相手は、上がり馬が同居した2枠から、前走で条件戦を卒業した唯一の馬となるセントラルコーストが筆頭。
 増量された馬では、同重量でエルムSを買ったフェラーリピサ、ダートのオープンに出走歴のないマルカフェニックスと組んだフジノウェーブ以外は切る。

 また、ガーネットSにかわって作られたOP特別ジャニュアリーSは1週遅れの施行となったことで、完全なる代替品とはならないだろう。
 ならば、JRAプレミアムにもならず、ひっそりと施行された師走S勝ち馬ナンヨーヒルトップを狙いたい。
 あとは、「芝帰り」となるアドマイヤスバルまで。

【 買い目 】 馬連 2-3.6.9.11.13 計5点
 

【 結果 】
1着 ▲ 11 フェラーリピサ
2着 -- 04 ヒシカツリーダー
3着 ○ 03 セントラルコースト
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5着 ◎ 02 バンブーエール

【 再考 】
 「代替品とはならないだろう」と書いたジャニュアリーS勝ち馬ヒシカツリーダーが2着に来てジ・エンド。
 根岸S施行当日に取り消しや施行順変更といったできごとがない以上、「新たなる」路線を求めるべきだったということなんでしょう。

 それが、「秋番組出走歴なし」のフェラーリピサであり、昇格戦ジャニュアリーSだったわけで。

 当日の取消があったカペラS連対馬、「JRAプレミアム」の副題がついたギャラクシーS組を消したことは正解だったが、それならば同様に「園田」JBCスプリント勝ちで条件を満たすもダート2000m勝ち歴のないバンブーエールまで一気に消してもよかったということか。
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