●第62回 農林水産省賞典 鳴尾記念(G3)● 12月5日阪神11R 芝1800m、国際、別定、特指 12月4日更新 変更点 なし
【 過去8年経歴 】
【 考察 】 このレースの別定規定を見ると、「3000万超過馬は超過額2000万ごと1K増」。 この規定で行われる重賞は年に9レースあるが、このレースには7歳馬の出走がない。 このような「世代抜け」で行われたのは東京新聞杯、アイビスSD、京阪杯を除いた5レース。 さらには「前年から何も変更されていないもの」で絞り込むとエプソムC、関屋記念の2つしか残らない。 その両レースの2着はともにヒカルオオゾラで、出てこれば鉄板?とも思わせるが故障中。 ちなみにこの馬は同距離戦での賞金加算歴を過去1年以内に持っていた。 エプソムCを制したシンゲンは白富士S→新潟大賞典と連勝するもG1ステップ戦歴はなし。 一方、関屋記念を制したスマイルジャックはマイルCS、安田記念と同距離G1歴を保有していた前1年間未勝利馬。 そうなると、勝ち馬となるのは下から這い上がってきた馬か、上で敗れ、出直しを図る馬かのどちらかで、単に似たようなポジションをうろついているだけの馬には出番がないと見たい。 出馬表を見ると、這い上がり組では、スマートギア、ナムラクレセント、出直し組としてはイコピコ、シェーンヴァルト、レッドスパーダ、古馬ではハイアーゲームといったところか。 時季としてはG1開催の翌週なので、エプソムCと同じ立場となると見たい。 そして、WSJS開催の関係で当日はこのレースを含めて、1日4レースの特別戦が施行されるが、来年はWSJSが1週繰り上がり東京開催となることが既に発表されている。 これが1回限りか永続的なものかはわからないが、確実にいえることは来年のこのレースが行われる当日の特別戦は3レースで、今年とは違うということ。 そのため、今年までで一段落をつけるのではないだろうか。 枠を見て、前述した這い上がり組と出直し組が同居した4枠、7枠が気になるが、レッドスパーダのNHKマイルCは国際化初年ということが引っかかる。 それなら7枠を重視したい。 クラシックで同枠に入り続けたシェーンヴァルトを狙う手もあるだろうが、別定戦化した過去3年は古馬が勝っていることから、同枠のナムラクレセントから入りたい。 このレースは7歳馬抜きだが、前走のアンドロメダSも8歳馬抜きで行われたレースだった。 そういった世代抜けのレースを走っていることもプラスだろう。 相手はG1(Jpn1)帰りの馬を狙いたいが、古馬決着とみて、筆頭はライブコンサート。 マルカシェンクはマイル戦以外出番がなさそうなので消す。 他に気になる馬として、代替中京開催の長篠S勝ちでOP入りしたうえに大阪城S、豪州Tと連対したOP特別がいずれも来年は変更されたマストビートゥルー、同じように再現不能な5日目小倉大賞典勝ちのサンライズマックス。 前述した這い上がり組のスマートギアは同枠馬が気になるので押さえまでとしたい。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 -- 13 アクシオン 2着 × 05 スマートギア 3着 ◎ 11 ナムラクレセント ----- 4着 ▲ 07 イコピコ 12着 ○ 09 ライブコンサート 【 再考 】 |