●第43回 共同通信杯(トキノミノル記念)(G3)● 2月8日東京11R 芝1800m、3歳、国際、別定、特指 2月7日更新 変更点 混合→国際、Jpn3→G3、外国馬別定規定追加
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 過去はナリタブライアン、ジャングルポケットといった後のダービー馬が通った道でしたが、ここ数年はダービーで人気になってコケる馬の集いとなった共同通信杯。 来週のきさらぎ賞(京都)と違うのは競馬場と時期だけであとは全く同じ。 事実上の同条件でやる必要があるのか?と思えるが、あるからやるんでしょう。 そこで、今回はこの共同通信杯がきさらぎ賞よりも「先行」して行われる意義を問いたいと思う。 「先行」、裏返せば「2歳戦に近い時期に行われる」こと。 そこで、過去の連対馬を見ると見事なことがわかる。 というのは、昨年も出したこの表。 過去7年間で資格賞金1位馬が連対枠入りできなかったのは、04年と昨年のわずか2回。
連対枠入りできなかった2つの年には理由がある。 04年は重賞勝ち馬が不在のうえに、資格賞金1位馬のマイネルゼストの直前加算は3歳になってから。 しかも1000万台でのもの。 1位馬といえど1000万台では現物連対は厳しい。 08年は賞金額が「1位タイ」で並んだため、優劣がつけれなかったことと、積雪による代替開催になったことが考えられる。 2歳時に重賞を勝った馬というと、デイリー杯勝ちのシェーンヴァルトのみで、この馬が賞金1位馬。 直前加算のデイリー杯は「第43回」と開催回数も同じ。 そこで、今回はこの馬を軸として考えたい。 相手だが、同じく2歳戦の実績を買い、新馬勝ちとオープンでの加算歴を持つブレイクランアウト、ダイワプリベールを上位。 というのは、03年、07年以外は「新馬勝ち」と「未勝利勝ち」で決まっている。 連対馬初勝利
シェーンヴァルトが未勝利戦1着歴を持つ以上、新馬勝ちの馬を上位とせざるを得ないだろう。 その後に、未勝利、500万、オープンと3連勝で臨むトーセンジョーダン。 この4頭でまとめたい。 【 買い目 】 馬連 6-3.5.15、3連複 6-(3.5.15) 計6点 【 結果 】 1着 ○ 05 ブレイクランアウト 2着 △ 03 トーセンジョーダン 3着 -- 09 トップカミング ----- 5着 ◎ 06 シェーンヴァルト 12着 ▲ 15 ダイワプリベール 【 再考 】 肝心な◎シェーンヴァルトの出番はなし。 朝日杯3着(最先着馬)のブレイアクランアウトが勝ったことから考えられることは、シェーンヴァルトが前走の朝日杯でブレイアクランアウトの後塵を拝したこと。 馬券対象にもならなかったことがマイナス要素だったということなのだろうか。 また、今年から国際化されたことで、大きな条件変更となった03年(馬齢重量変更)、06年(別定規定変更)を踏襲したとするならば新馬勝ちを求めていることになる。 いずれにしても、合っていたのは「2歳オープンの賞金加算歴を連対馬に求めていたことだけ」という結末だった。 しかし、特指戦芙蓉S勝ちからどこにも出ていないダイワプリベールはやっぱり余分。 消して馬連ボックスでもよかったかと。 |