●第43回 小倉大賞典(G3)● 2月7日小倉11R 芝1800m、国際、ハンデ 2月6日更新 変更点 7日→1日、混合→国際、Jpn3→G3
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 よく見ると、2年として同じ条件でレースをしていない。 04年が該当しそうだが、この年は取消戦。 今年の開幕週移行は1月に代替中京開催が入ったためのいわゆる「玉突き事故」であり、そのもととなったのは函館改装。 そうなると、来年はこの「1日目」という日程で行われることはなく、今回も1回限りとなりそうだ。 その視点から予想をしたい。 過去10年間のこのレースを見ると、奇妙なことが1つ浮かんでくる。 それは「トップハンデが57.5Kなら勝ち、その他は連にも絡めない」という事実。 今年もトップハンデは57.5K。 1頭だけなら安直に狙ってみてもよかったが、今回は2頭いる。 そして、珍しく牝馬不在の出馬構成。 その牝馬がいなかった小倉大賞典というのは02年以来となるが、その02年は前年(01年)の同レースで1着同枠馬となったタマモヒビキが制した。 タマモヒビキの直前加算は当日に取消があり、枠連万馬券決着となった大阪城S(OP、ハンデ)1着。 似たような馬がいる。 「JRAプレミアム」と再現不能なサブタイトルがついたファイナルS(OP、ハンデ)を制したフィールドベアー。 しかもこの馬は昨年のこのレースの1着同枠馬。 「前年1着同枠馬」、「再現性がほとんどないOP特別ハンデ戦勝ち」を持つこの馬を狙ってみる。 同枠に代替中京開催の1600万下長篠Sを制したマストビートゥルーが入ったのもプラスだろう。 相手本線は「混合、Jpn」で1回限りとなった昨年の中日新聞杯を勝ち、「1月4日」施行の中山金杯で2着と、見え透いたかのような再現不能戦を拾ってきたヤマニンキングリー。 その後は、「Jpn」最終年となった昨年のラジオNIKKEI賞、小倉記念でそれぞれ2着となったノットアローン、ダイシングロウに加えて当日の施行順変更があった京成杯AH2着のレッツゴーキリシマ。 最後はあまりにも標準的なキャリアで買いづらいが、同枠に前年1着馬が入ったことでバトルバニヤンを押さえたい。 【 買い目 】 馬連 12-1.4.5.8.9 計5点 【 結果 】 1着 -- 02 サンライズマックス 2着 ○ 05 ヤマニンキングリー 3着 -- 07 ミヤビランベリ ----- 8着 ▲ 09 ノットアローン 12着 ◎ 12 フィールドベアー 【 再考 】 トップハンデが2頭。こういうときは共倒れすることが多く、気にはなっていた。 そのとおりとなってしまったのだが回顧を。 今回は恐らく来年はこの日程では行われず「再現不能」の戦いになると読んで、巴賞1着同着、Jpn格最後に加え当日の施行順を入れ替えている函館記念2着に加え、JRAプレミアムレースでの加算歴(ファイナルS1着)を持つトップハンデ馬フィールドベアーを狙った。 同枠に配置されたマストビートゥルーが、代替中京開催での勝ち歴を持っていたのもプラスと見ていた。 しかしこの枠に出番なし。 勝ったのは直前加算のエプソムC勝ちが引っかかり無印としたが、「父内国産」としては最終の中日新聞杯勝ちを持つサンライズマックス。 2着に1/4施行中山金杯2着の○ヤマニンキングリー。 どちらも再現不能戦での加算歴があるうえに、勝ち馬の重賞は1800。 同距離重賞での加算歴を求めていたということなのだろうか。 そして3連覇を狙ったアサカディフィートは最下位。 Jpn時代をまとめる役割の馬だったということなのでしょう。 |