●第43回 小倉大賞典(G3)●
     2月7日小倉11R 芝1800m、国際、ハンデ

     2月6日更新
     変更点 7日→1日、混合→国際、Jpn3→G3
12 フィールドベアー 57.5秋山 05 ヤマニンキングリー 57 武豊
09 ノットアロ−ン 55 北村友 01 ダイシングロウ 55 安藤勝
× 04 バトルバニヤン 56 中舘 × 08 レッツゴーキリシマ 55 幸

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
36回 02年 1小6芝18、H 4日→6日   タマモヒビキ
37回 03年 1小8芝18、H 馬単・3連複発売、6日→8日   マイネルブラウ
38回 04年 1小8芝18、H   取消 メイショウバトラー
39回 05年 1小6芝18、混、H 3連単発売、混合化、8日→6日、賞金減額(4300→4100)   メイショウカイドウ
40回 06年 1小5芝18、混、H 6日→5日   メジロマイヤー
41回 07年 1小5芝18、混、H G3→Jpn3 取消 アサカディフィート
42回 08年 1小7芝18、混、H 5日→7日   アサカディフィート
43回 09年 1小1芝18、国、H 7日→1日、混合→国際、Jpn3→G3    

【 考察 】 
 よく見ると、2年として同じ条件でレースをしていない。
 04年が該当しそうだが、この年は取消戦。

 今年の開幕週移行は1月に代替中京開催が入ったためのいわゆる「玉突き事故」であり、そのもととなったのは函館改装。
 そうなると、来年はこの「1日目」という日程で行われることはなく、今回も1回限りとなりそうだ。

 その視点から予想をしたい。

 過去10年間のこのレースを見ると、奇妙なことが1つ浮かんでくる。
 それは「トップハンデが57.5Kなら勝ち、その他は連にも絡めない」という事実。

 今年もトップハンデは57.5K。
 1頭だけなら安直に狙ってみてもよかったが、今回は2頭いる。
 そして、珍しく牝馬不在の出馬構成。

 その牝馬がいなかった小倉大賞典というのは02年以来となるが、その02年は前年(01年)の同レースで1着同枠馬となったタマモヒビキが制した。

 タマモヒビキの直前加算は当日に取消があり、枠連万馬券決着となった大阪城S(OP、ハンデ)1着。
 似たような馬がいる。
 「JRAプレミアム」と再現不能なサブタイトルがついたファイナルS(OP、ハンデ)を制したフィールドベアー。
 しかもこの馬は昨年のこのレースの1着同枠馬。

 「前年1着同枠馬」、「再現性がほとんどないOP特別ハンデ戦勝ち」を持つこの馬を狙ってみる。
 同枠に代替中京開催の1600万下長篠Sを制したマストビートゥルーが入ったのもプラスだろう。
 
 相手本線は「混合、Jpn」で1回限りとなった昨年の中日新聞杯を勝ち、「1月4日」施行の中山金杯で2着と、見え透いたかのような再現不能戦を拾ってきたヤマニンキングリー。

 その後は、「Jpn」最終年となった昨年のラジオNIKKEI賞、小倉記念でそれぞれ2着となったノットアローン、ダイシングロウに加えて当日の施行順変更があった京成杯AH2着のレッツゴーキリシマ。

 最後はあまりにも標準的なキャリアで買いづらいが、同枠に前年1着馬が入ったことでバトルバニヤンを押さえたい。

【 買い目 】 馬連 12-1.4.5.8.9 計5点
 

【 結果 】
1着 -- 02 サンライズマックス
2着 ○ 05 ヤマニンキングリー
3着 -- 07 ミヤビランベリ
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8着 ▲ 09 ノットアローン
12着 ◎ 12 フィールドベアー

【 再考 】
 トップハンデが2頭。こういうときは共倒れすることが多く、気にはなっていた。
 そのとおりとなってしまったのだが回顧を。

 今回は恐らく来年はこの日程では行われず「再現不能」の戦いになると読んで、巴賞1着同着、Jpn格最後に加え当日の施行順を入れ替えている函館記念2着に加え、JRAプレミアムレースでの加算歴(ファイナルS1着)を持つトップハンデ馬フィールドベアーを狙った。

 同枠に配置されたマストビートゥルーが、代替中京開催での勝ち歴を持っていたのもプラスと見ていた。

 しかしこの枠に出番なし。
 勝ったのは直前加算のエプソムC勝ちが引っかかり無印としたが、「父内国産」としては最終の中日新聞杯勝ちを持つサンライズマックス。
 2着に1/4施行中山金杯2着の○ヤマニンキングリー。

 どちらも再現不能戦での加算歴があるうえに、勝ち馬の重賞は1800。
 同距離重賞での加算歴を求めていたということなのだろうか。

 そして3連覇を狙ったアサカディフィートは最下位。
 Jpn時代をまとめる役割の馬だったということなのでしょう。
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