●第29回 小倉2歳S(Jpn3)● 9月6日小倉10R 芝1200m、2歳、混合、馬齢、特指 9月5日更新 変更点 なし
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 フェニックス賞を制したカレンナホホエミがここを回避したため、オープン勝ち歴を持つ馬はパリスドール(ひまわり賞)のみとなった。 そういった形で、フェニックス賞勝ち馬が不在の小倉2歳Sは手元に資料がある02年以降では、02年、07年となるが、07年は出走全馬が1勝馬でオープン勝ち歴を持つ馬がいない顔ぶれのため、サンプルとするなら02年となるだろう。 その02年は定量施行最終年。 来年から2歳重賞戦線も国際化されるため、Jpn格付は最終年となる今年と類似している。 さらに「翌年から施行条件が変わった年」と考えて過去の結果を見ると、11R最終年の04年、G3格付最終年の06年があるが、いずれもOP未経験の牝馬が制している。
04年のコスモヴァレンチは1000m新馬戦を減量騎手で出走してデビュー勝ち。 出走馬を見ると、芝1000m戦加算歴を持っている馬はいないので、「OP歴なし」「小倉未勝利1200勝ち」の牝馬を狙ってみることになるだろう。 ちなみに、サンプルとしてあげた3年の勝ち馬は全て小倉デビュー。 それを受けて、該当する3頭では唯一小倉でデビューしたジュエルオブナイルから入りたい。 相手が絞れないため、馬券は単複で。 【 買い目 】 単複13 計2点 【 結果 】 1着 ◎ 13 ジュエルオブナイル 2着 -- 14 ダッシャーゴーゴー 3着 -- 02 オレンジティアラ ( 12 タガノジョーカー 出走取消、11 サリエル 外枠発走 ) ( 単勝360円、複勝180円 ) 【 再考 】 タガノジョーカーの出走取消、さらにはサリエルの外枠発走といった出来事はあったが、いずれにしても来年から国際化されるため「Jpn」格付けとしてのレースは今年が最後ということが既に発表されている。 そのためサンプルを制度最終年に絞り、「小倉デビュー、初勝利が未勝利1200、牝馬」に出番がやってくることを読めたことが収穫。 2着のダッシャーゴーゴー。 この馬までは読めなかったが、考えられることとすれば「ダート1000の新馬戦を取消戦で勝った」ということだろうか。 |