●第29回 小倉2歳S(Jpn3)●
     9月6日小倉10R 芝1200m、2歳、混合、馬齢、特指

     9月5日更新
     変更点 なし
13 ジュエルオブナイル 54 鮫島 -- --

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
22回 02年 3小8芝12、2歳、混、定、特 馬単・3連複発売   メイプルロード
23回 03年 3小8芝12、2歳、混、馬、特 定量→馬齢   メイショウボーラー
24回 04年 3小8芝12、2歳、混、馬、特     コスモヴァレンチ
25回 05年 3小8芝12、2歳、混、馬、特 3連単発売、11R→10R   アルーリングボイス
26回 06年 3小8芝12、2歳、混、馬、特   8R⇔9R アストンマーチャン
27回 07年 3小8芝12、2歳、混、馬、特 表記G3→Jpn3 9R競走名変更 マツブツイースター
28回 08年 3小8芝12、2歳、混、馬、特     デクラーティア
29回 09年 3小8芝12、2歳、混、馬、特      

【 考察 】
 フェニックス賞を制したカレンナホホエミがここを回避したため、オープン勝ち歴を持つ馬はパリスドール(ひまわり賞)のみとなった。
 そういった形で、フェニックス賞勝ち馬が不在の小倉2歳Sは手元に資料がある02年以降では、02年、07年となるが、07年は出走全馬が1勝馬でオープン勝ち歴を持つ馬がいない顔ぶれのため、サンプルとするなら02年となるだろう。

 その02年は定量施行最終年。

 来年から2歳重賞戦線も国際化されるため、Jpn格付は最終年となる今年と類似している。

 さらに「翌年から施行条件が変わった年」と考えて過去の結果を見ると、11R最終年の04年、G3格付最終年の06年があるが、いずれもOP未経験の牝馬が制している。
 
年、1着馬名   初勝利 距離  
02年 メイプルロード 定量最終年 小倉未勝利 1200  
04年 コスモヴァレンチ 11R最終年 小倉新馬 1000 減量騎手
06年 アストンマーチャン G3格付最終年 小倉未勝利 1200  

 04年のコスモヴァレンチは1000m新馬戦を減量騎手で出走してデビュー勝ち。
 出走馬を見ると、芝1000m戦加算歴を持っている馬はいないので、「OP歴なし」「小倉未勝利1200勝ち」の牝馬を狙ってみることになるだろう。

 ちなみに、サンプルとしてあげた3年の勝ち馬は全て小倉デビュー。
 それを受けて、該当する3頭では唯一小倉でデビューしたジュエルオブナイルから入りたい。

 相手が絞れないため、馬券は単複で。

【 買い目 】 単複13 計2点


【 結果 】
1着 ◎ 13 ジュエルオブナイル
2着 -- 14 ダッシャーゴーゴー
3着 -- 02 オレンジティアラ
( 12 タガノジョーカー 出走取消、11 サリエル 外枠発走 )
( 単勝360円、複勝180円 )

【 再考 】
 タガノジョーカーの出走取消、さらにはサリエルの外枠発走といった出来事はあったが、いずれにしても来年から国際化されるため「Jpn」格付けとしてのレースは今年が最後ということが既に発表されている。

 そのためサンプルを制度最終年に絞り、「小倉デビュー、初勝利が未勝利1200、牝馬」に出番がやってくることを読めたことが収穫。

 2着のダッシャーゴーゴー。
 この馬までは読めなかったが、考えられることとすれば「ダート1000の新馬戦を取消戦で勝った」ということだろうか。
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