●サマー2000シリーズ 第45回 農林水産省賞典小倉記念(G3)● 
    8月2日小倉10R 芝2000m、国際、ハンデ、特指

    8月1日更新
    変更点 国際化、J3→G3
09 ホッコーパドゥシャ 56 武豊 17 ダイシングロウ 55 川田
12 コスモプラチナ 54 和田 10 テイエムアンコール 55 浜中
× 03 ニルヴァーナ 56 熊沢 × 05 ダンスアジョイ 55 角田

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
38回 02年 3小2芝20、混、H、特 馬単・3連複発売   アラタマインディ
39回 03年 3小2芝20、混、H、特     ロサード
40回 04年 3小2芝20、H、特 50周年記念、混合→なし   メイショウカイドウ
41回 05年 3小2芝20、混、H、特 混合化、3連単発売、11R→10R 11R⇔12R メイショウカイドウ
42回 06年 2小6芝20、混、H、特 3回2日→2回6日、サマーシリーズ組込   スウィフトカレント
43回 07年 2小6芝20、混、H、特 表記G3→Jpn3   サンレイジャスパー
44回 08年 2小6芝20、混、H、特     ドリームジャーニー
45回 09年 2小6芝20、国、H、特 国際化、J3→G3    

【 考察 】
 「切れ目」に引っかかってしまったらそれまでとなってしまうのだが、サマーシリーズで気になることがある。
    1着馬 直前加算 備考 2着馬 備考
函館SS 国際化 グランプリエンゼル 橘S   タニノマティーニ 前年12着
七夕賞   ミヤビランベリ 目黒記念 前年1着 アルコセニョーラ 前年12着
アイビスSD   カノヤザクラ セントS 前年1着 アポロドルチェ 前年3着
函館記念 国際化 サクラオリオン 中京記念   マヤノライジン 前年5着
 (赤字はハンデ戦)

 勝ち馬は2つの視点から見ることができる。
  「同距離OP加算歴あり」/「同競馬場同距離戦加算歴あり」

 前者で見ると、2000mOP戦加算歴を持つのは、福島民報杯を勝ったホッコーパドゥシャ、マーメイドS勝ちのコスモプラチナの2頭だが、両馬とも小倉2000加算歴を過去1年以内に持っていない。  
    1着馬 同競馬場同距離戦加算歴
函館SS 国際化 グランプリエンゼル 未勝利
七夕賞   ミヤビランベリ 前年1着
アイビスSD   カノヤザクラ 前年1着
函館記念 国際化 サクラオリオン ポプラS準

 ちなみに、小倉2000m加算歴を過去1年以内に持つ馬はテイエムアンコールのみで、2着は前年2着のダイシングロウ。

 一方の、2着馬は「前年出走馬」で決まっており、こちらは1着同枠のニルヴァーナと2着のダイシングロウの2頭。

 ハンデ戦ではハンデ戦の加算歴を持っていることが重要に思え、別定戦の福島民報杯を勝ったホッコーパドゥシャよりもハンデ戦マーメイドS勝ちのコスモプラチナを上と見たいが、小倉2000OP勝ちの顔ぶれがいないので、裏返しして別定戦勝ちのホッコーに◎とする。

 相手筆頭は前年のこのレース2着のダイシングロウ、その後は前述したコスモプラチナ、小倉2000勝ちのあるテイエムアンコール、小倉OP勝ちのあるニルヴァーナ、2000mハンデ戦を勝ってOP入りしたダンスアジョイまで押さえたい。
 
 馬券はホッコー、コスモの2本軸で。

【 買い目 】 馬連 9.12-3.5.10.12.17 計9点


【 結果 】
1着 × 05 ダンスアジョイ
2着 ◎ 09 ホッコーパドゥシャ
3着 -- 14 クラウンプリンセス
-----
13着 ○ 17 ダイシングロウ
18着 ▲ 12 コスモプラチナ
( 馬連 23030円 )( 参考:馬単 59990円 )

【 再考 】
 久々の馬連的中。
 ハズレが長期間続いていたが、この配当がつけば十分におつりが来ます。

 予想段階でも書いたが、「小倉2000オープンハンデ戦」勝ち歴を持つ馬がいない顔ぶれになったことから、方針転換をすることを読めたことが最大の要因でしょう。
 (といっても、そんなレースはここ(小倉記念)しかないといってしまえばそれまでだが……)

 最終的には裏返して別定戦となったOP特別福島民報杯勝ちのホッコーパドゥシャを狙ったが、この馬は同じハンデ戦サマー2000シリーズの七夕賞1着同枠馬。
 前年出走歴はなかったものの、同枠に「小倉2000」勝ち歴を持つテイエムアンコールが入ったこともプラスだったかと。

 一方、勝ったダンスアジョイ。
 この馬を狙ったのは、ほとんどが1600万下の定量戦を勝ってOP入りした馬の顔ぶれとなったさなかに「2000mハンデ戦勝ち歴」(ウェルカムS1着)を持っていたことだったが、再検討したときに気づいたのが目黒記念1着同枠歴(1着ミヤビランベリ)。

 七夕賞に出走していなかったとはいえども、ホッコーパドゥシャと同様に、七夕賞を連覇したミヤビランベリとつながっていたということなのだろう。

 そういった兼ね合いを求めていたということになる。

 北海道が代替戦で日程表記を変更しているので、ここと同じように「国際化」され、G3格を手に入れた日程等据置戦となると、次に狙えるのは再来週の北九州記念。

 同じように小倉1200オープンクラスのレースは自身しかない以上、「重賞1着枠に入った馬を狙い撃て!」というレースになることも予想されるのではないだろうか。
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