●第49回 きさらぎ賞(NHK賞)(G3)● 2月15日京都11R 芝1800m、3歳、国際、別定、特指 2月14日更新 変更点 混合→国際、Jpn3→G3、外国馬別定規定追加
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 まずは過去のきさらぎ賞から振り返りたい。 きさらぎ賞連対馬成績(02年以降)
06年から連対馬にいない「年明け500万勝ち」に「年明けOP勝ち」(後者は今年も該当馬なし)。 負担重量規定の改定で上限が57Kまでとなってから出現していないので、「消える」パターンかもしれないが、今年は国際化というリニューアルを受けたことで何らかの変更があると考えることもできる。 一方で、例年書いている「共同通信杯⇔きさらぎ賞」の流れがあるのではないか、とも考えたくなる。 共同通信杯で連対枠入りした4頭には3歳になってからの賞金加算歴がない。 それは先行して行われる以上、「2歳実績を問う」ものであり、その通りに朝日杯最先着馬のブレイクランアウトが制した。 そのブレイクランアウトは「東スポ杯2着→朝日杯出走」という2歳王道路線を歩んでいた。 対極という視点から見ると、3歳になってから500万を勝ったキタサンガイセン、ベストメンバー、リクエストソングが考えられるが、キタサンは代替中京開催での勝ち、他の2頭は公営在籍馬に門戸を開くはずの500万下でも「特指」の冠を付さない施行日での加算歴だったことがひっかかる。 そして朝日杯に出走(13着)したブラストクロノスが回避したため、朝日杯組の出走がゼロになった。 そんなきさらぎ賞は、06年以来。 1着ドリームパスポート、2着メイショウサムソンと、後のクラシックをにぎわせた馬が連対したのだが、この2頭はともに2歳時にオープンでの連対歴がある。 さらに、サムソンには朝日杯後の2歳戦加算歴(中京2歳S1着)を持つ資格賞金1位馬(増量馬)。 朝日杯後に2歳戦で賞金を加算した馬どころか、重賞での加算歴を持つのもリーチザクラウン1頭のみ。 共同通信杯2着のトーセンジョーダンと似た面はあるが、今回は素直にこの馬から入りたい。 相手は共同通信杯連対馬にいなかった「3歳500万」勝ちを持つ3頭にするが、そのうち2頭は新馬勝ちがあった。 そんななか、3歳500万勝ちを持つが新馬を負けた唯一の馬リクエストソングを筆頭に。 【 買い目 】 馬連 7-3.4.10 計3点 【 結果 】 1着 ◎ 07 リーチザクラウン 2着 ○ 03 リクエストソング 3着 -- 09 エンブリオ ----- 5着 ▲ 04 キタサンガイセン ( 馬連 320円 )( 参考 馬単 440円 ) 【 再考 】 唯一の2歳重賞での連対歴を保持しているうえに朝日杯と無縁の路線を歩んだ◎リーチザクラウンがあっさりと勝ち、2着に3歳500万勝ちがある3頭の中では唯一新馬を負けた○リクエストソング。 安い配当とはいえ、きっちりと読めたので満足です。 共同通信杯に比べて1週遅い施行ということがこの結果を意味しているかと。 リーチザクラウンに関しては同枠に2歳戦しか加算歴のないスズノハミルトンが入ったこともプラスだったのでしょう。 |