●サマー2000シリーズ 第45回 農林水産省賞典函館記念(G3)● 7月26日札幌9R 芝2000m、国際、ハンデ、特指 7月25日更新 変更点 2回函館4日→1回札幌12日(時期不変)、国際化、J3→G3
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 競馬の日程というと、土日4週間で8日間を基本としていることは誰もが承知していることでしょう。 しかし、この札幌開催は前代未聞の「12日開催」。 例年の1.2回函館と1回札幌をあわせたもののはずで、「各8日間×3開催」とすれば何もなく終わったものをわざわざ「12日間×2開催」としてきたことは何なのだろうか? 「芝の使用コースを変えるから」というのは開催途中でも平然としているし、次回の札幌開催が前後半で変えていること(前半6日はBコース、後半6日はCコース)から見ても何の言い訳にもならないだろう。 考えられることは次に来る本来の正規札幌開催(8/15〜9/6)の開催日数を無理矢理変更させて、来年に何のつながりも持たせないための措置を取りたかったんでしょう。 そんな12日目という珍妙な開催日程となった「札幌」の「函館」記念。 本題の考察を。 まずは、備忘録がてらサマーシリーズで気になることを1つ。
前年出走馬の連覇ばかりを気にしていたが、2着馬は前年出走馬のオンパレードであり、ここまでは前年出走馬と3歳馬でしか決まっていないサマーシリーズとなる。 ちなみに今年の顔ぶれを見ると、3歳馬はおらず、函館記念に2年連続で出走するのはマンハッタンスカイとミストラルクルーズ これであっさりと終わってしまうのだろうか。 そのうち、マンハッタンスカイは前走が同じ札幌代替シリーズとなった巴賞勝ちを持っている。 しかし、もう1度見直してみると、函館SS勝ちのグランプリエンゼルは初勝利が札幌1200。 勝ち馬が揃って過去1年内に「同競馬場同距離戦」での加算歴を求めている。 となると、「札幌2000勝ち歴を持つ馬が登場するレースとなる」と考えることが出来るだろう。 過去1年内で「札幌2000」勝ち歴を持つのは、11ドリームサンデー(日高特別)、16サクラオリオン(ポプラS)の2頭。 この2頭からだが、上がり馬がサマー2000シリーズを勝っていない現状を見ると、ドリームよりも中京記念勝ちの実績を持つサクラを上と見るのが妥当だろう。 そのサクラオリオンから入り、相手には前年歴を持つ馬からマンハッタンスカイ。 このどちらかが勝つ競馬と見ている。 他では札幌重賞連対歴のあるレジネッタ、ヤマニンメルベイユ、前述したドリームサンデーに加えて、ハンデOP特別大阪ハンブルクC勝ちのあるゼンノグッドウッドまで押さえたい。 馬券は上位2頭の単勝を。 【 買い目 】 単勝4.16 2点 【 結果 】 1着 ◎ 16 サクラオリオン 2着 -- 09 マヤノライジン 3着 -- 12 メイショウレガーロ ----- 5着 ▲ 11 ドリームサンデー 6着 ○ 04 マンハッタンスカイ ( 単勝 650円 ) 【 再考 】 絞りきれなかったので馬券のフォーカスを単勝としたのだが、これは正解。 馬連9点買って外すよりかはいいでしょう。 終わってみればここもこれまでのサマーシリーズを見事に継続。 勝ち馬は同競馬場同距離戦となる「札幌2000」での勝ち歴あり、2着馬は考察時には見落としていたのだが、「前年同レース出走歴あり」。 この流れは見事なまでに続いてますね……。 いつまで続くのかを見ておくことも必要でしょう。 |