●第14回 KBS京都賞ファンタジーS(Jpn3)● 11月8日京都11R 芝1400m、2歳、牝、混合、馬齢、指定 11月7日更新 変更点 なし(翌年国際化)
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 2歳戦線も来年から国際化されるため、今年が最後の「混合、Jpn」戦となるのだが、登録馬を見て気になるのが函館2歳S勝ち馬のステラリードが出走を予定していること。 「札幌」施行の函館2歳Sという再現不能なレースを勝ちあがったこの馬が、ここから阪神JFというルートをたどるのだろうが、最後の「混合、Jpn」となった2歳牝馬戦線をまとめてしまうことも考えておきたい。 Jpn格付が導入されるまでは「G3」表記だったが、その最終年となった06年に勝ったアストンマーチャンも小倉2歳Sを勝っていたこともあり、1頭だけ出てきた「夏季重賞1着馬」が意味するものが何かを問うレースでもあるだろう。 2歳戦も来年から国際化されるため、すべてが「混合、Jpn」最終年となることは最初に触れたが、その連対馬の経歴を簡単にまとめてみた。
ステップ戦勝ち馬が出走した函館、新潟、札幌はステップ戦勝ち馬が連対枠を守り、ステップ戦フェニックス賞勝ち馬が不在の小倉では取消戦で同距離戦勝ち馬を起用した。 秋になり、ステップ戦としてのレース(いわゆるカク地優先権付与レース)を持たないデイリー杯では同距離戦加算歴保有馬を起用している点を注目するならば、芝1400勝ち歴を持つ馬に注目したいが、その中では新馬、りんどう賞と牝馬限定戦1400mを連勝してきたラナンキュラスになるだろう。 (ここまで11月5日記載) さらに上の表を見る。 それで気づくのが、ステップ戦をパスした馬が勝つ場合は初勝利が同距離戦。 今回の出走馬16頭で初勝利が1400だった馬は、新馬勝ちがラナンキュルス、スプリングサンダー、未勝利勝ちがキタサンスズラン、シーズバレンタインと計4頭いるが、狙うのは唯一秋番組での加算歴を持つラナンキュラス。 りんどう賞を連勝で勝った馬がファンタジーSに出てきたときは04年のモンローブロンド、07年のエイムアットビップと2着席をキープしているところは見ておくべき点だろう。 そのため、この馬から入る。 06年以来となる新馬を勝っただけの1戦1勝馬が不在のメンバー構成。 その06年は夏季番組しか経験していない馬が制したが、勝ち馬アストンマーチャンと同じ夏季重賞勝ちのあるステラリード、オープン加算歴のあるカレンナホホエミを相手上位として、りんどう賞のコピーとなるグレナディーンを押さえ、この4頭でまとめたい。 【 買い目 】 馬連 3-6.11.15、6-11、3連複 3.6.11.15 ボックス 計8点 【 結果 】 1着 -- 10 タガノエリザベート 2着 -- 16 ベストクルーズ 3着 △ 15 グレナディーン ----- 4着 ◎ 03 ラナンキュラス 6着 ○ 06 ステラリード 16着 ▲ 11 カレンナホホエミ 【 再考 】 |