●第59回 ダイヤモンドステークス(G3)●
     2月15日東京11R 芝3400m、国際、ハンデ

     2月14日更新
     変更点 Jpn3→G3
07 ドラゴンファイヤー 56 蛯名 06 フローテーション 56 ルメール
08 ベンチャーナイン 55 武士沢 03 ドリームフライト 53 西田
× 09 モンテクリスエス 53 北村宏 × 12 ハギノジョイフル 53 三浦

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
52回 02年 2東6芝32、混、H     キングザファクト
53回 03年 2中6芝32、混、H 代替中山、馬単・3連複発売   イングランディーレ
54回 04年 1東6芝34、混、H 代替戻り、3200→3400   ナムラサンクス
55回 05年 1東6芝34、混、H 3連単発売、賞金減額(4300→4100) 枠ゾ万 ウイングランツ
56回 06年 1東6芝34、国、H 国際化   マッキーマックス
57回 07年 1東6芝34、国、H G3→Jpn3 祝日施行、取消 トウカイトリック
58回 08年 1東6芝34、国、H   番組変更あり アドマイヤモナーク
59回 09年 1東6芝34、国、H Jpn3→G3    

【 考察 】
 今年から再度G3格付けとなったこのレース。

 いかようにも解釈できるのだが、昨年までのJpn格付から脱出したレースとなると、今年はAJCC、小倉大賞典と行われたが、小倉大賞典は国際化されたうえに日程も変更しているので、「格付表記だけの変更」という点から見ればAJCCをサンプルとすることになるだろう。

 そのAJCCは1年以上連対から遠ざかっていたネヴァブションが制し、2着に前年1着馬エアシェイディが入ったのだが、2頭とも同格付けのレースで賞金加算歴を持っていたことは見ておきたい。

 ネヴァブション 直前加算:07年ステイヤーズS2着(07年日経賞1着)
 エアシェイディ 直前加算:08年AJCC1着

 ポイントは同格付での賞金加算歴となるのなら、昨年のアンタレスS2着を直前加算とするドラゴンファイヤーという狙いが立つ。

 ネヴァブション、エアシェイディが加算したレースは再現不能な「Jpn格付」だった。
 そういった再現不能なレースでの加算歴を問うているのかもしれないが、ドラゴンファイヤーが賞金を加算したアンタレスSも今年から10R施行となるため、最後の11R施行でのものであり、問題ないだろう。

 また、国際化されてからの3年間は「前走OP、ハンデ戦」組vs「前走1600万下」というよりも、「万葉S馬券対象馬」vs「前走1600万入着馬」という組み合わせとなっているが、前者がいない以上、全く同じ形とはならないだろう。

 ◎に再現不能な戦歴を持つ馬をあげた以上、相手も似たような馬を推す。

 最後のJpn戦ステイヤーズS2着歴を持つフローテーション、枠連万馬券決着となったプリンシパルSを制したベンチャーナインの両4歳馬を上位に、「JRAプレミアム」の副題戦を制したドリームフライト、モンテクリスエスに加えて、代替中京戦尾頭橋特別勝ちを持つハギノジョイフルを。

【 買い目 】 単複7、馬連 7-3.6.8.9.12 計7点
 

【 結果 】
1着 × 09 モンテクリスエス
2着 -- 14 ブレーヴハート
3着 -- 11 スノークラッシャー
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4着 ▲ 08 ベンチャーナイン
7着 ◎ 07 ドラゴンファイヤー
12着 ○ 06 フローテーション

【 再考 】
 G3と名乗るようになったため、国際化後の3年間を無にするかと思っていたが、そのままでした。

 「万葉S組」vs「前走1600万下掲示板組」での決着。
 万葉Sでの馬券対象馬がいなかったので前者を切ったのだが、該当したのは各4頭。
 かといって、馬連16点も買えませんからねぇ……。

 そして、同時に国際化もされた小倉大賞典との違いもキッチリと見せてきました。
 この違いをしっかりと見て、次の古馬G3化ハンデ戦新潟大賞典に向かいます。

 もう1つつけるなら、やはりG1帰りはここでは不用でしたね。
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