●第58回 フジテレビ賞スプリングステークス(皐月賞トライアル)(Jpn2)●
    (3着まで皐月賞優先権)

    3月22日中山11R 芝1800m、3歳、牡牝、混合、馬齢、指定

    3月21日更新
    変更点 なし
06 イグゼキュティヴ 56 松岡 01 リクエストソング 56 後藤
07 レッドスパーダ 56 北村宏 02 フィフスペトル 56 武豊
× 05 リスペクトキャット 56 田中勝 × 15 サイオン 56 三浦

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
51回 02年 1中8芝18、3歳牡牝、混、定、指 混合化、馬齢→定量   タニノギムレット
52回 03年 3中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指 馬単・3連複発売、定量→馬齢   ネオユニヴァース
53回 04年 2中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指   6R⇔7R ブラックタイド
54回 05年 2中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指 3連単発売、祝日施行
3着までの外国産馬優先権付与
9R→10R→12R ダンスインザモア
55回 06年 2中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指     メイショウサムソン
56回 07年 2中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指 G2→J2   フライングアップル
57回 08年 2中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指     スマイルジャック
58回 09年 2中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指      

【 考察 】
 このレースは皐月賞へ向けての最後のトライアル。
 桜花賞へはチューリップ賞、アネモネS、フィリーズレビューと同距離戦が2つ、1ハロン短いのが1つ。
 皐月賞へも弥生賞、若葉S、スプリングSと同距離戦が2つ、1ハロン短いのが1つとJpnU、Vの違いは1つあるが、同じ構成になっている。
 
 その桜花賞、皐月賞へのトライアルをまとめてみた。
桜花賞路線 1着馬 直前加算 2着馬 直前加算
チューリップ賞 ブエナビスタ 阪神JF1着 サクラミモザ 500万平場ダ14 1着
アネモネS ツーデイズノーチス 未勝利芝14 1着 アンプレショニスト 未勝利芝14 1着
フィリーズレビュー ワンカラット ファンタジーS2着 アイアムカミノマゴ 500万平場ダ12 1着
皐月賞路線 1着馬 直前加算 2着馬 直前加算
弥生賞 ロジユニヴァース ラジオNIKKEI杯1着 ミッキーペトラ 未勝利芝18 1着
若葉S ベストメンバー 寒竹賞 1着 トライアンフマーチ 未勝利芝16 1着
スプリングS        

 重賞路線は見事にパターン分けされている。

 ズバリ、「1着馬の直前加算は同距離重賞」、「2着馬は1ハロン短い下級条件戦」。

 ならば、頭で狙うのは同距離重賞(芝1800)を直前加算とする馬となり、候補は1頭。きさらぎ賞2着のリクエストソング。

 ただ、これまでにサンプルであげた3レースはいずれも「Jpn格付戦」。きさらぎ賞は今年から国際化され「GV」となった。
 ここが引っかかる。
 そうなると、「同距離Jpn重賞加算歴」と受け取ることも可能で、該当するのは札幌2歳S2着のイグゼキュティヴ。

 レースはアンライバルド1本被りの人気となりそうなので、2頭軸で狙いたい。

 相手は距離を考えると、見事なまでに1ハロン短いレースでの加算歴を持つ馬が来ている。
 そこで、愚直に直前加算が1ハロン短い1600m戦のサイオン、リスペクトキャット、レッドスパーダとなるが、ただ1頭の芝上がり、非減量騎手のレッドスパーダを筆頭にしたい。
 そしてもう1頭、上級戦となるが朝日杯FS2着のフィフスペトルも直前加算がマイル戦ということで押さえる。

 馬券は◎○から▲以下へそれぞれ流す馬連を軸にしたい。

【 買い目 】 枠連 1-3、馬連 1.6→2.5.7.15 計9点
 

【 結果 】
1着 -- 12 アンライバルド
2着 ▲ 07 レッドスパーダ
3着 △ 02 フィフスペトル
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7着 ○ 01 リクエストソング
16着 ◎ 06 イグゼキュティヴ

【 再考 】
 もう少し詳しく見ておけばよかったかと。
 というのも、殿負けした◎イグゼキュティヴは札幌2歳S2着歴があったものの直前加算は京都2歳S1着。
 リクエストソングの直前加算となったきさらぎ賞はG3で「Jpn同距離戦直前加算」という該当馬は厳密に書くとゼロ。
 それならば、1ハロン短い芝1600の下級条件勝ちを直前加算としたレッドスパーダに◎を打ち、相手にOP加算歴を持つ馬としてもよかったかもしれません。

 ただ、これはあくまでも結果論としてのことですが……。
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