●サマー2000シリーズ 第45回 札幌記念(G2)● 
    8月23日札幌09R 芝2000m、国際、定量、特指

    8月22日更新
    変更点 1回4日→2回8日(時期不変)、国際化、J2→G2、JRAプレミアム
11 ブエナビスタ 52 安藤勝 09 タスカータソルテ 57 岩田
04 サクラオリオン 57 秋山 14 マツリダゴッホ 57 横山典

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
38回 02年 1札4芝20、混、別、特 6日→4日、馬単・3連複発売   テイエムオーシャン
39回 03年 1札4芝20、混、別、特     サクラプレジデント
40回 04年 1札4芝20、混、別、特 11R設計→9R設計、50周年記念、3連単発売   ファインモーション
41回 05年 1札4芝20、混、別、特 賞金増額(6400→6500)   ヘヴンリーロマンス
42回 06年 1札4芝20、混、定、特 別定→定量、賞金増額(6500→7000)
サマーシリーズ組込
取消 アドマイヤムーン
43回 07年 1札8芝20、混、定、特 表記G2→Jpn2、開設100周年記念
馬インフルエンザで開催不能→8日目に代替
  フサイチパンドラ
44回

08年 1札4芝20、混、定、特

  8R→12R→11R タスカータソルテ
45回

09年 2札8芝20、混、定、特

1回4日→2回8日(時期不変)、国際化、J2→G2
JRAプレミアム
   

【 考察 】
 まずは、昨年も書いたが、9R化してからの札幌記念(過去5年)をまとめてみた。
年 1着馬 札幌記念備考 直前加算 備考 その他加算 備考
04年 ファインモーション 3.4歳なし 函館記念 2着 50周年記念 マイルCS 2着 祝日
05年 ヘヴンリーロマンス   クイーンS 2着 (賞金減)、翌年別定規定変更 阪神牝馬 1着 9R⇔10R
06年 アドマイヤムーン 取消、8歳なし 弥生賞 1着 43回 たんぱ2歳 2着 22回、取消、翌年名称変更
07年 フサイチパンドラ 3歳なし エンプS 2着 取消 エリザベス 1着 取消、8R⇔9R、降着あり
08年 タスカータソルテ 牝馬なし、7歳なし 中京記念 1着 5R→6R→7R、2日→4日    

 何らかの出来事をひきずった馬たちが勝ち上がったレースに見える。
 今年から国際化されてG2格を名乗るが、函館改装のアオリをうけて、例年なら「1回札幌4日」の日程が「2回札幌8日」として施行される。

 この形での施行が今季1回限りとなることは確定しているので、「再現不能なレース」を勝った馬。
 そういった視点から見てみたい。

 代表格として考えられるブエナビスタ。
 来年からクラシックが国際化されるため、この馬は最後となる「Jpn1」桜花賞、優駿牝馬1着馬でもあるが、この後は渡仏。
 その壮行レースとしてここに出てきた。

 札幌記念に牝馬が出走したときは連対している(04.05.07年は上表の通り1着、06年2着レクレドール、08年は不出走)ことに加えて、定量戦、再現不能なJRAプレミアムレースということで、人気だがこの馬に◎とする。

 相手筆頭には、今年のサマーシリーズでは前年勝ち馬が出走した場合は連覇している(七夕賞1着ミヤビランベリ、アイビスSD1着カノヤザクラ)ことを買ってタスカータソルテ。

 その後は12日間変則日程ということで、同じ変則12日間開催となった函館記念勝ちのサクラオリオン。
 函館代替開催のアオリを受けて6日間に短縮された中京記念勝ちもプラスだろう。

 他には、今年のサマーシリーズでは出番がないことが引っかかる「前年2着馬」だが、最後の9R施行有馬記念勝ち歴のあるマツリダゴッホ。

 今回はこの4頭でまとめたい。

 札幌出走歴、同距離歴のないブエナビスタを完全に信頼しきっていないため、馬券はここまでのボックスを買う。

 あと、今回は無印としたが気になるのは1枠。
 今年のJRAプレミアムレースは4つ目だが、これまでの3レース(東西金杯、天皇賞春)では連対している。
 ここで来たら次戦となる天皇賞(秋)でも狙うことを検討してもいいだろう。

【 買い目 】 馬連 4.9.11.14ボックス 計6点


【 結果 】
1着 -- 03 ヤマニンキングリー
2着 ◎ 11 ブエナビスタ
3着 ▲ 04 サクラオリオン(1着同枠)
-----
15着 ○ 09 タスカータソルテ
( 参考 枠連 590円 )

【 再考 】
 先週のクイーンSと同様に枠連なら的中していたが、馬連なのでハズレ。
 ただ、方向性はあっているので悲観はしていない。

 では、レースの再考を。

 「牝馬が出走→連対」の図式から◎ブエナビスタは合っていた。
 他にも牝馬は2頭いたが、定量戦加算歴、再現性不能な「JpnT」クラシック歴というのがプラスだったのだろう。

 問題はその後。
 前年1着歴→連覇、の傾向があったことから狙った○タスカータソルテはブービー負け。

 同じように前年勝ちの肩書きで出走したミヤビランベリやカノヤザクラには、前年勝ちの後に他のレースで加算歴を持っていた(ミヤビランベリ:目黒記念、カノヤザクラ:セントウルS)が、タスカータにはなかった。

 この違いが大きかったのでしょう。

 一方、3着(1着同枠)の▲サクラオリオン。
 本文中にも書いた日数変更開催となった函館記念、中京記念勝ち歴は評価できたし、現にそのとおりとなった。
 ハンデ戦しか加算歴を持たなかったことがマイナスに作用したのだろうか?

 そして、レースを勝ったヤマニンキングリー。
 今年になってから出走した重賞は中山金杯、小倉大賞典、中京記念とことごとく2着。
 しかし、その前に出た中日新聞杯を勝っていることも見ておくべきだった。
 この4重賞が再現不能なレースであることもこのレースを制するためには必要不可欠だったのだろう。

 参考 ヤマニンキングリーの重賞連対歴
レース名、着順 変更点等 備考
中日新聞杯 1着 44回、2日父内国産→1日混合
翌年国際化
中山金杯 2着 1/4施行、JRAプレミアム、角指→×  
小倉大賞典 2着 43回、7日→1日、国際化、J3→G3 開催全体が対前年3週遅れ
中京記念 2着 4日→1日 10日間開催→6日間開催

 見ていただければおわかりでしょうが、直前の2レースは函館改装工事の影響を受けたもの。

第1回中京(3月の10日間)
6日
 3月に第2回中京として6日間開催
4日
 1月に第1回中京として6日間開催
第2回札幌(9月の8日間)
2日
6日
 9月に第4回新潟として6日間開催
第1回小倉(1月〜2月の8日間)
8日
 例年より3週間遅く開催

 これらの実績を見て狙ってもよかったのだが、この札幌が12日間開催となったことと、札幌記念のG2格にこだわり、ヤマニンよりも過去に7日間開催化した07年AJCC勝ちのマツリダゴッホを上としてしまったことは反省材料でしょう。
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