●第53回 産経大阪杯(G2)● 4月5日阪神10R 芝2000m、国際、別定、指定 4月4日更新 変更点 11R→10R
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 今年から10Rとなったが、登録馬のキャリアを見る限りでは本来の「10R化初年」というニューキャリアの登場は1年間先送りされるのではないか?と考えてしまう。 というのは、昨年から10R化された宝塚記念。 10歳馬の出走があり、「世代抜け」のレースだったこともあるが、勝ったのは11R最終年となった昨年の金鯱賞勝ちのエイシンデピュティ。 それに習うかのごとく、今年の大阪杯も登録馬から8歳馬デルタブルースが回避し、9歳馬サザンツイスターが出走してきたことで「世代抜け」がおきたことで、新しいキャリアを有する馬に出番が回ってくるのは来年以降になると考えたい。 それで棚上げされたことで逆に狙えるのが、来年以降は再現不能となる「Jpn1」勝ち馬のディープスカイ。 昨年の東京優駿、NHKマイルCを勝った変則2冠馬だが、国際化されてからの大阪杯で連対できた2K増馬は「4歳馬で3歳春にG1(Jpn1)勝ちあり」と相場が決まっている。
表には出てこないが、牝馬限定戦のため1K増にとどまった昨年の1着馬ダイワスカーレットも3歳時にG1勝ち(桜花賞、秋華賞、女王杯)がある。 これらから考えると、安直だがディープスカイを狙う道筋も十分に立つと考えて、ここから入りたい。 3歳春に実績のある2K増の4歳馬が勝った年(04年、07年)の2着馬は非増量馬が入っている。 04年2着 マグナーテン 前走:香港C13着、直前加算:大阪杯2着 07年2着 シャドウゲイト 前走:中山記念4着、直前加算:中山金杯1着。 本来なら同距離戦加算歴を求めたいが、ディープスカイに2000m加算歴がないので、同じように2000m加算歴のないカワカミプリンセス、サンライズマックスを相手上位とし、その後はアドマイヤフジ、ドリームジャーニーといった2000mハンデ戦勝ち歴のある馬をあげる。 消してもいいマツリダゴッホだが、Jpn最終戦札幌記念2着歴が気になり、一応の押さえとする。 【 買い目 】 馬連 11-1.2.3.4.8 計5点 【 結果 】 1着 × 08 ドリームジャーニー 2着 ◎ 11 ディープスカイ 3着 ○ 02 カワカミプリンセス ----- 8着 ▲ 03 サンライズマックス ( 馬連 520円 )( 参考:馬単 1600円、3連複 1540円、3連単 8640円 ) 【 再考 】 安い配当でしたが、取れただけよしとします。(実馬券は◎○2頭軸の3連複4点も購入) 「4歳59K出走、昨春に3歳Jpn1を2勝」。 この2点だけでディープスカイを◎としたが、ここまでは正解。 その後は同距離戦加算歴を持ってきましたね。 再現不能な「Jpn3」小倉記念勝ちを持つドリームジャーニー。 1回限りの11R2400m戦神戸新聞杯勝ち、同じく2日目施行という朝日CC勝ちもプラスに働いたのでしょう。 そして、「消してもいい」と書いたマツリダゴッホはやはり消えた。 これは1K増の58Kが邪魔をしたと現時点では考えています。 |