●第60回 毎日王冠(G2)●
     10月11日東京11R 芝1800m、国際、別定、指定

     10月10日更新
     変更点 なし
06 ウオッカ 57 武豊 04 カンパニー 58 横山典
07 スマイルジャック 57 三浦 10 サンライズマックス 57 岩田

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
53回 02年 3中2芝18、国、別、指 代替中山、馬単・3連複発売   マグナーテン
54回 03年 3東2芝18、国、別、指 代替戻り   バランスオブゲーム
55回 04年 4東2芝18、国、別、指 3連単発売、別定規定変更 8R→9R→10R テレグノシス
56回 05年 4東2芝18、国、別、指 賞金増額(6400→6500)   サンライズペガサス
57回 06年 4東2芝18、国、別、指 別定規定変更   ダイワメジャー
58回 07年 4東2芝18、国、別、指   枠ゾ万 チョウサン
59回 08年 4東2芝18、国、別、指     スーパーホーネット
60回 09年 4東2芝18、国、別、指      

【 考察 】
 例年は2頭いる「過去1年間でG1連対歴あり」。
 このキャリアを持つ馬がウオッカ1頭だけという寂しい顔ぶれとなった。

 こういうケースは04年以来となるが、その04年も唯一のG1連対歴保有馬となったテレグノシスが制しており、ウオッカを軸から外すことは出来ないだろう。

 おまけに、3連単発売後で3歳馬が毎日王冠に出てきた年は5歳増量馬が勝っていることもあり(該当04年、06年)、低配当確実だがウオッカの相手探しの競馬とみたい。

 相手だが、前述した04年、06年は1着が5歳馬だが2着は「直前加算がマイル重賞」のため、マイラーズC2着のカンパニー、関屋記念勝ちのスマイルジャック。
 
 参考 3歳馬が出走した年の毎日王冠(04年以降)
1着馬 直前加算 2着馬 直前加算
04年 テレグノシス 58 安田記念2着 ローエングリン 57 マイラーズC2着
06年 ダイワメジャー 58 マイラーズC1着 ダンスインザムード 56 キャッシュコールマイル1着

 この2頭に加えて、サンプルとした2年でともに連対している8枠からサンライズマックスを押さえたい。
    
【 買い目 】 馬単 6-4.7.10 3点


【 結果 】
1着 ○ 04 カンパニー
2着 ◎ 06 ウオッカ
3着 -- 03 ハイアーゲーム
-----
7着 ▲ 07 スマイルジャック
( 参考 馬連460円 )

【 再考 】
 ウオッカが前年とほぼ同じローテーションをたどっているが、昨年と今年の違いを見れば2着に負けるのはある意味で必然だったかと。

 08年、09年 ウオッカ出走歴
08年     09年    
農林 京都記念 6着 別定規定変更、当日番組変更あり ジュベルハッタ 5着 (UAE)
ドバイDF 4着 (UAE) ドバイDF 7着 (UAE)
ヴィクトリアマイル 2着   ヴィクトリアマイル 1着 J1→G1
農林 安田記念 1着 副題付与(※1) 農林 安田記念 1着  
毎日王冠 2着   毎日王冠 2着  
天皇賞秋 1着 セン馬出走可、9日→8日      
ジャパンC 3着 取消、JAI組込      
 ※:アジアマイルチャレンジ最終戦
 JAI:ジャパンオータムインターナショナル

 安田記念がアジアマイルチャレンジ最終戦として明記されたが、このシリーズは05年から既に実施されており、追認しただけで事実上の据置と考えれば、据置戦は同じ着順をたどっていると考えることができる。

 ならば、この馬の指定席は2着だったということか。
 そして、3歳馬マッハヴェロシティが出てきた時点で5歳増量馬のウオッカが連対し、相手はマイル重賞が直前加算となったカンパニー、スマイルジャックの2点で終わったということなのだろう。

このページ最上段へ  トップページへ